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フェリシニアの花嫁  作者: 古都里
第二章
13/17

二 籠軍を連れて


◆◆◆

 宣戦の布告は、結局サーディシエントから為された。

 アーケイディスはケセルトンの身を案じ、動けなかったのである。


 それでも、ソニアと妾妃達の手で着々と戦の準備は進められていたのだが、アーケイディスは気が狂いそうになりながらケセルトンの事を案じていた。


 人質として取られているのなら、何かサーディシエントは条件を言ってくる筈だ。


 しかしそれがない。

 『砂漠の薔薇』は恐らくアリステアが絡んでいるという明白な意思表示。

 しかし、サーディシエントは、アリステアは頑なに沈黙を守っている。


 一体、ケセルトンは今何処にいる?

 若き国王は苛々と爪を噛んだ。


 その時である。

 待ちに待った一報が届けられたのは。


 ソシエルの部下がぼろぼろになって城に到着したという。

 裏門を使って、すぐに王に奏上しようとしたその男は仲間に見つかり、安堵した為か意識を失った。

 散々暴行を加えられた痕が見受けられる男は、一つの箱を持っていた。


 諜報部員たちはその任務の特殊さから仲間の持っている荷物を漁ったりしない。

 何が記されているのか、どんな意味を持っているのか、知るのは王だけで良い。


 そしてその王は、ソシエルの部下が戻ってきたと聞き、諜報部員達に与えられた西の塔まで自ら足を運んだ。


 これは異例の事である。


 だが、王は、一つでも情報が欲しかった。

 戦争が始まり、国境の関所に、決して己から攻め入ることなく、そしてフェリシニアへ足を踏み入れる事を許すなという無理な命を出した。


 総てケセルトンの為である。


 王は西の塔に着くなり、男が寝かされている部屋にまで直行した。

 そして、血まみれの男が手当てをされ、清潔な包帯で包まれているのを見て、何があったのか、一刻も早く聞きたいと思った。


 正直、アーケイディスは晩年この時期の事を思い出すたびに自分は正気ではなかったと思うのだが、この時は常に恐怖に駆られていたのだ。

 喪う恐怖、何よりも恐ろしいもの。


 意識を取り戻すまで待っている余裕が無かった王は、男の枕元近くの椅子に座り、その男を揺さぶる。

 包帯が頭まで巻かれている所為でアーケイディスは最初気付かなかったが、この男、ソシエルの副官のヴェーゼであった。


「起きや、頼む、起きや!」


 ヴェーゼは傷の痛みに顔をしかめ、そしてすぐに目を見開いた。


「──国王陛下……? おお、陛下……!! 私は帰りつけたのですね……!」


 ごほごほと、ヴェーゼは咳きこんだ。咳き込みながらも必死で身体を起こそうとする。


「そのままで良い。どのような情報を持ってきた? そなた何を知っている?」


 部屋にいた者達は何も言わず外に出た。諜報部員の言葉は、これもまた、王だけが聞けば良い。


「おお、陛下、裏切り者がおりまする」


「裏切り者……?」


 きゅっと、アーケイディスは眉を寄せた。


「ソシエル・ファーカラン!! 彼奴が裏切りを働き、ケセルトン様を、おお……!!」


「ケセルトンがどうしたのだ!?」


 ソシエルの名よりアーケイディスはケセルトンの名に反応した。

 今はケセルトンの事が大事だ。


「ソシエルがなかなかサーディシエントのアジトに戻ってこなかった為、敵からの捕縛を疑い、城に潜入しました。すると、あの男、王族のように着飾り、アリステアに侍っておりました。私は、それをソシエルの作戦だと思いアリステアが傍を離れた瞬間にソシエルに接触し、捕縛されました。おお、陛下! ケセルトン様はアリステアの手に落ちております。箱、箱は何処に……」


 アーケイディスはヴェーゼの枕元の箱を取り上げた。


「これの事か?」


 白木の箱は嫌な色に染まっていた。赤褐色。血が乾いた色。それをヴェーゼの血だと、アーケイディスは思っていた。


「それにございます。開けて下さいませ、開けて……!」


 アーケイディスの心を嫌な思いが走る。本当にこれを開けていいのか?

 だが結局アーケイディスはその箱を開け。


「っ……!!」


 息を呑んだ。


 中に入っていたのはざんばらに切られた赤褐色の髪。否、赤褐色の色に塗れた銀の髪。


「ケセルトン様は拷問を受けておいでです……このままではそう長くもちますまい」


「ケセルトンを、見たのか?」


 アーケイディスの声が、ヴェーゼには遠くから聞こえたような錯覚を起こさせる。

 だが、総てを伝えなければ。


「あのお方を苦しめる為だけに私は拷問を受けました。あのお方は自分に鞭が振るわれようとお言葉を漏らされませぬが、私めが鞭を振るわれると止めてくれと……アリステアにはそれが面白かったようです。そして、その夜のうちに……私は解放されました。王にこの髪を届ける使者として……申し訳ございませぬ! このヴェーゼ、力不足のあまり、お妃様をお助けする事が出来ませんでした!! 陛下、陛下に栄光あれ!!」


「お前……!!」


 アーケイディスが止めようとした時にはヴェーゼは事切れていた。


 諜報部員たちは左奥歯の中に猛毒の薬を隠している。噛み砕けば即死するその毒は敵の手に落ちたときなどに秘密を漏らさぬように噛み砕く為のものだった。


「ヴェーゼ!! 愚か! 死んで何になるというのだ!?」


 解った事は二つだけ。


 ソシエル・ファーカランの裏切りと、ケセルトンがアリステアの手にある事。

 白木の箱についていた赤褐色の跡は、ヴェーゼの血ではなくケセルトンの血ではないだろうか。銀の髪は血まみれのまま乾いたらしく重く、血の匂いがする。


 ケセルトン……!!


 急がねば死んでしまう。人質としてフェリシニアに何かを要求するのではなく、ただ、拷問によって痛めつける為だけに、ケセルトンはさらわれたのだろう。


 なんということ。それが自分の信頼厚き家臣が行ったとは。


「ソニアには……知らせられんな」


 弟がそのような大逆罪を行ったと知れば、あの誇り高き女は自ら死を選ぶかも知れぬ。

 アーケイディスは微かに震えた。

 そして一瞬だけ目を硬く瞑り、目を開けたときには王者の顔になっていた。


 ヴェーゼの死は無駄には出来ない。

 そしてケセルトンは助け出されなければならない。


 頭が忙しく動き始めた。


 アリステアを追い詰めてはならない。追い詰めたならあの女は必ずケセルトンを殺す。


「余が、動くか」


 それしかない気がした。

「待っておれ。ケセルトン」


 この大事に城を空けるなどという発想が出てきたのはソニアを信頼しているからでもあるが、アーケイディス自体が追い詰められている所為でもあった。じっとしていられない。


 いつの間にこんなにまでケセルトンに惹かれていたのであろう。


 第一印象は最悪な女。だが、砂漠の旅人が水を求めるようにアーケイディスもケセルトンを求めた。

 その理由はなんであろう?


ふん、と、アーケイディスは溜息をついた。



「神とやらの采配か?」





◆◆◆

「本気でいらっしゃいますか!? アーシュ様」


 ソニアの声が何処か遠く聞こえた。


 もう誰にも止められない。例えソニアであれどだ。自分はもう決断したのだから。

 アーケイディスは唇を噛み締めた。


「急流を急く道筋では小さな筏かそれに準ずる船しか通れん。幾ら少数精鋭を誇る余の直属の兵穀粒軍百五十の兵でも、そこを突破するのは規模的に無理と言うもの。ならば余は最大の手駒を出そうと思う。籠軍ろうぐんを」


「国内の貴族の粛清や暗殺者の始末とは桁が違いますのよ!?」


 籠軍は今まで誰にもその存在を知られる事なく、時に内乱の芽を摘み、時に暗殺者集団を壊滅させたアーケイディスが最も信じる戦力。


「解っている。それでも余に籠軍ろうぐん以上の手駒はない。そしてケセルトンは何としても助けださねばならぬ。砂漠まで軍を率いている時間はない」


 アーケイディスはソシエルの名前は出さずただ裏切り者が出たとだけ小鳥達に告げた。


 そして今、楽園で、アーケイディスとソニアが睨みあっている。

 その周囲を取り囲むのは四人の妾妃達だ。


 あのソニアが声を荒げるのだから籠軍に課された使命の重さがひたひたと妾妃達にも感じられた。


「何百回となく考えた。籠軍は余の宝。そう簡単に失う訳にはいかぬ。しかし思いつかぬのだ。そうこうしているうちにもどんどん時間が経って行く」


 遂にソニアは夫から眼を逸らした。彼女も見たのだ。赤褐色に染まった銀の髪を。


 確かに、時間はない。だが──!


 その時、不意にティーローゼが言った。


「わたくしは、ケセルトン様を助けたく存じます」


 わたくしも、と妾妃達の声が唱和する。


 籠軍、それは常に命を狙われる王の為にソニアが、尚武の国の王女ミスティリカに命じて鍛えさせた王の妾妃達の事を言った。




◆◆◆

 フードを被った男の目は金色だった。


 その男、今戦時中だというのに四人もの女を侍らせ、悠々としている。


 女達は皆極上の細工のヴェールを羽織っていた。


 道楽貴族が、この重大な事態に何処に行こうというのか。


 関所の役人ははっきり言って胸がむかむかしていた。


 川下りの関所。ここは攻め入られる危険性は無い。故に戦争も遠くの話だ。


 それでもフェリシニアの兵である関所の役人は、国に忠誠を誓っているところからも解るようにやはりこういう自堕落な集団が通り抜けようとすると良い気持ちはしない。

 しかし、金髪の女が豊満な胸元から取り出した手紙により、渋々ながらも役人達は自堕落な一行を通すしかなかった。


 手紙には、ただ一言。

 『詮索不要』

 そして、白百合の印章指輪の痕。それは王妃ソニアの印であり、この者達はソニアと親しい立場にあるのだ。


「さっさと通るが良い」


 役人は言い捨てると四人の女と金色の瞳の男が乗った船を通した。

 ああ、役人の不幸なる点は国王アーケイディスが妾妃達を侍らして政治を執り行うという事を遠い噂にしか聞いた事が無かった事であろう。


「ミスティリカ、上手く行ったな」


「そんな、国内の関所一つ突破したからといって甘いですわ。まだまだこれからですわよ」


 ミスティリカは笑いながら言う。


 急流を船は進む。風に飛ばされそうになるヴェールを、女達は抑えながらそれぞれに微笑み交わした。

 その微笑を見ていると、やはり女達は強いとアーケイディスは思った。


 このルートでならサーディシエントの王都には三日で着く。

 かなりハードなスケジュールだが、アーケイディスが言う前に妾妃達は広げた地図から最短のルートと必要とされる日程を弾き出した。 

 

 明日、城に王冠を戴き玉座に在る者として、総ての権限と共に残されたソニアが、命を発するであろう。

 サーディシエントに攻め込めと。


 城から、砦から、兵は進軍する。

 七箇所ある国境の関所に向かい、それぞれサーディシエント王都メイリアに向かう筈。


 軍が到着するまでに、アーケイディスはケセルトンもその娘も助け出して、アリステアの首級しるしを挙げるつもりだった。


 軍はあくまで荒れに荒れるであろうサーディシエント平定のために用いるつもりである。


 妃達もそれぞれ、役割を解っている


 一個師団を船でとなればそれなりの装備がいるがこの急流はそれを許さない。


 だが、筏に日よけをつけたような船なら話は別だ。水も浴びるし、揺れもするが兎に角通れる事は通れる。

 

 小鳥達と王の旅は無謀な挑戦であった。


 だがケセルトンの身を一番に考えるとこうせざるを得なかったのである。


 船は進む。ひたすらに進む。急がねばならない。ケセルトンの命のあるうちに。


「そなたらがいてくれて助かった」


「わたくし達は、陛下の手足ですから」


 エンディアが遠慮がちに言う。


「まだこれからですわ。小鳥が一羽欠けていますもの」


 ティーローゼの言葉に皆が頷く。ティーローゼの一言で場の空気が変わった事を今更ながらにアーケイディスは思い知った。戦が終わったなら何か褒美を与えよう。


「アリステアとやらを、痛い目にあわせてやりましょう。とことんまでに」


 マジェーンが低い声で言った。普段温厚なマジェーンは怒ると人が変わる。

 やがて夜になり、それでも船は動く。闇の中のほうが、誰かに見られているのではないかという心配も無く動ける。そしてまた陽が昇り、落ちて。彼ら彼女らはサーディシエント側の関所に着いた。


 此処からは行くものはおらず、来るものに気を払えばいいだけだが、サーディシエントの役人は愚かにも川辺を見ていなかった。

 船を止め、関所に向かう。


「なんだ、そなたらは?」


 役人がようよう気付き、菓子を食べていた手を止めた。


「わたくし達は旅芸人ですわ、踊り子と吟遊詩人。通して下さらない? 一夜の夢が通行証代わり。素敵な殿様、殿様方はこの関所には何人? 何人でも夢を見て頂きましょう」


「一夜の夢? 此処は四人だ。一人ずつ、当たるということか」


 ミスティリカの言葉に、役人がいやらしく笑った。下卑た笑いだと女達は思う。

 次の瞬間、その役人は悲鳴を上げる余裕も無く首を飛ばしていた。


 ころころと転がる首は川に飲み込まれていく。血にぬれた鋼線を握っていたミスティリカはにっこりと笑った。


「皆様、一人一殺ですわよ。さぁ、行きましょうか」


 本当にこの妃達は敵に回したくない。


 尚武の国の王女であったミスティリカは鋼線を使うのが好きだが、一通りの武術は修めている。気の強い彼女は、負けるという事が嫌いだった為、どの武器をとっても自分の身を守るには十分な力を持っている。


 一人一殺などという恐ろしい言葉を紡ぎながらも、彼女の笑顔には曇りが無い。


 そして他の妃達にしてもそれは同じことが言えた。


 エンディアの生家は貴族である。元々武に秀でた武官の家柄であったが、先々代の王がそれを見込み貴族位を与えた。

 その家を継ぐ為に育てられたエンディアは短剣使いであった。エンディアが婚姻を結ぶ前に両親が没し、家が取り潰しになる際に彼女はアーケイディスの妻としてその足元に侍る事になる。


 ティーローゼは、開拓民の出であるが、彼女自体も開墾作業に携わってきただけにケセルトンほどではないが筋肉質な身体をしていた。彼女は最初、特に武術を修めていなかった。しかしソニアの命により体術と鈍器の使い方を徹底的に仕込まれた。奇襲を仕掛けたり、体術をを持って気絶させたり、戦意を削いだりしてから鈍器で止めを刺す。それが彼女の戦闘パターンである。


 マジェーンの武器はボウガンであった。彼女の狙いは的確で、そして狩猟シーズンになると必ずと言って良い程、男達より秀でたボウガンの技術を見せていた。父親は、女がはしたないとよく言っていたのだが、そこが面白くてアーケイディスは妃に迎え入れたのだから皮肉といえば皮肉であろう。


 しかしマジェーンの本当の武器は記憶力である。一度見聞きした事は決して忘れない優秀な頭脳。


 アーケイディスの妃達の中で何の武術にも通じていないのはソニアだけである。


 可愛い可愛いアーケイディスの小鳥達。


 しかし、もし夫婦喧嘩をするのなら命の心配をしたほうが良さそうだ。


 尤も、アーケイディスが本当の本当の本当に、『恐ろしい』と思っているのは優しく儚げなソニアなのだが。


 血の匂いが濃くなって、アーケイディスは顔をしかめた。

 多分、ここの関所は落ちた、と思ったら彼の小鳥達がにこやかに彼を手招いた。


「もう大丈夫ですわ。皆天上に昇りました」


 エンディアの言葉にティーローゼがあら? と首を傾げる。


「わたくしは地獄に送ったはずなのですけれども」


 何度も言う。妃達は敵に回したくはない。




◆◆◆

 その夜はやけに静かだった。

 

 ソシエルは、濡れた手巾でケセルトンの腫れた瞼を押さえている。

 

 ケセルトンは口を利かない。

 体中がぼろぼろであり、毎夜、ソシエルが彼女の手当てをする。

 

 殺さぬよう、アリステアも気を遣っているのだ。


 いざという時の人質にもなる事に、アリステアは気付いている。


 そんなアリステアは最近『シャーロット』がよく泣くと言って、鞭打ちもそう頻繁ではなくなっていた。


 薔薇水に浸したガーゼを背中に当てる。

 蓮の花の上に走る激しい鞭打ちの痕。これらは生涯消えることは無いであろう。


「ソシエル……」


 びくん、とソシエルは身体を引きつらせた。

 ケセルトンの声を聞くのは随分と久方ぶりではないか? アリステア様がヴェーゼを痛めつけられて以来だ。


「何でございましょう? ケセルトン様」


 思わず、ソシエルは畏まる。馬鹿な、今は女王アリステアの寵愛厚き身。それに比べて、相手はただの人質だ。


 それでも、ケセルトンの言葉には何故か逆らいがたい。静かに呟くように言われた声は、耳を傾けずにはいられないものだった。


「そなたの姉上様にも、同じように薔薇水のガーゼで手当てして頂いた事がある」


「……」


 ソシエルは必死に考えた。

 何が言いたいのか、この囚われのお妃様は。


「ソニア様はお優しく気高い方だ。仕草も優美で、山出しの私などは恥ずかしくなってしまう」


「……何がいいたいのですか? 貴女は」


「私を逃がせとは言わぬ。頭を下げて来い、ソニア様に。そしてフェリシニアのために働け。私は死んだと、アーケイディス様には伝えるといい。お前は脅迫されて動けなかったのだといえばお許し頂けるだろう」

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