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CHAMELEONISM  作者: 朝永有
9/12

雨上がりの隙間

誰の声かもわからない

だけど確実に聞こえている

うつむいて歩いていたら

ふと水たまりに映る

虹を見つけたような感覚


一つ一つ大切に

縫い合わせた大きな布

きっと僕にしか見えない

宝の在り処がそこにある

夢と出会ったような感覚


植木鉢に立ち続ける

少しくたびれた花みたいに

未来を信じたい


太陽みたいになれなくても

たった一つの部屋を照らすような

そんなささやかな灯りになれたら

ちょっと大袈裟すぎるかな

そう思うけどさ 言うぐらいならさ


誰の声かもわからない

だけど確実に聞こえている

少しだけ顔上げて

ふと頭上を飛んでいく

鳥を見つけたような感覚


あの雲を越えていけ

水たまりに波紋を

触れない夢物語

今は見えない星みたい


あの雲の果てを行け

水たまりに波紋を

同じ夢を見続け

今は見えない星に願え


誰の声かもわからない

だけど確実に聞こえている

うつむいて歩いていたら

ふと水たまりに映る

虹を見つけたような感覚


太陽みたいになれなくても

たった一つの部屋を照らすような

そんなささやかな灯りになれたら

ちょっと大袈裟すぎるかな

そう思うけどさ 言うぐらいならさ


輝く未来の中で見たい

一つに選べるような気がしない

そんなものが僕にもできるのかな

そこはちょっと欲張ってみるよ

そう思うけどさ 言うぐらいならさ

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