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Super Ground
あの場所にいられたらと
エピローグを読み返している
いつの間にか心地の良い風が
吹いていることに気づいた日々
知らない風が吹いていた
頭の奥を叩かれるような感覚
決められた場所に立ち続けること
切り花みたいにはなりたくない
散らばった未来の破片が
足元にパラパラと落ちた
あの場所にいられたらと
エピローグを読み返している
失ってしまったものたちや
変わってしまったもので溢れている
荒野に立っている気分だ
乾いた脳を潤す雨を待つ間
横目で見られながら
歩き出す算段を立てている
描いていた未来の破片が
足元にヒラヒラと落ちた
サラバ 撫でるような風
ここにはもういられないのさ
傘はここに置いていくよ
また必要なときが来る
だから 雨に打たれて
濡れたエピローグを丸めた
あからさまに笑って
破片を踏みしめて行こう