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神様(仮)達の日常  作者: 葛葉 シナチク
4月
8/308

常識は壊すもの



「え?ええ?えええええ?」


What?頭の中がはてなマークでいっぱいで破裂しそうだ。ヘルプミィイイイイ!!!


「…もしかして、知らないのかしら?」

「知らねーよ!何『常識です』って顔しているんだ!!」


こちとら新情報だわ!


「そう…。アンタも同じだと思ってたのに」

「残念そうに言うな…。と言うか何処を如何見て俺を同じだと思った」


俺はこんな超能力は使えません。


「…なんとなく?」

「カンかよ!?」


そんな不確定なもんに頼るんじゃ無い!


「それにあたし、アンタと出会った時言ったじゃ無い。『鑑定したわよ』って」

「あれってそういう意味だったのか!?俺はてっきり凄い科学技術で鑑定しているもんだと…」

「そういうのは少しの時間じゃ出来ないわよ」


言われてみればそうだ!俺のバカ!良く考えろ!


…もしかしたら脳が理解を拒んでいたのかもしれないな。


「でも信じられんな…」

「何なら万を鑑定してみようかしら?全部合ってたら信じられるんじゃない?」


それもそうだな。


真照が優しく俺の腕に触れる。準備OKだな。


「それじゃあ第1問!俺の誕生日は?」

「11月11日ね」


…正解。ズバッと答えられた。


「…第2問。俺の好きなものは?」

「チーズと動物、特に狸ね」


…正解。相変わらず真照は何かを目で追っている。


「……第3問。俺の小さい時の将来の夢は?」

「これ言って良いのかしら?…狸?アンタの小さい時の夢、可愛いわね」

「シャラップ!大正解だっ!」


真照の鑑定能力が嘘では無いか調べる為とは言え何で小さい時の夢を聞いたんだ、俺!?


無茶苦茶恥ずかしい。


「これで信じられる様になったかしら?」

「…ああ。信じるしかないな…」


問1と問2は九頭龍辺りにでも聞けば分かるかもしれないが、問3に関していえば親にでも聞かなきゃわからない。


そして俺の両親は絶賛海外で仕事中である。


入学式の日から帰って来てないので、真照との接点は無いはずだ。


「俺の中の常識が、また1つ崩れたな…」

「常識は壊すものよ」

「だからって木っ端微塵にしなくてもいいと思うんだ」


真照がこちらに向かってドヤ顔している!

激しくうざい!


「鑑定って具体的には何が出来るんだ?」


少し疑問に思ったので聞いてみる。


「そうねぇ…。まず、そのものに関して軽い情報が望んだ分だけ見えるわ。次に、そのものに関して一口メモが出てくるわ。あと、人の場合数値化されたステータスが見えるわね。それから運命 」

「運命?」

「そう、運命」

「未来予知って事か?」


それなら真照は鑑定も出来る上に未来予知も出来る事になるんだが…。ハッキリ言ってチートじゃ無いか?


「うーん、未来予知とは似て非なるものね。運命って言うのは、人生のある一部分だけに働く強制力みたいなものよ。例えば産まれる日とか、結婚する日とか、死ぬ日とか、ね…」


…?何だ?今、真照の表情が陰った様な気がした…。


「強制力、ね。じゃあそれまでの過程に無理が生じたら?」


例えば結婚式の日に事故があってその日に式を挙げられ無いとなる、とか…。


「そうね、運命に無理矢理合わせさせられるとかの可能性が高いと思うけど、その運命が変わる事もあるかもしれないわね!」


真照が今初めて気づいた、とでもいうような顔をした。


しかもメモまで取り出した!そんなに衝撃的だったのか!?


俺には真照の感性が分からない…。

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