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神様(仮)達の日常  作者: 葛葉 シナチク
7月
74/308

ネーミングセンスって大事



俺達の部活…暫定『人助け部』は所属人数が5人になった。

だから正規の部活に昇格出来る様になった。


だがなぁ…。


「『人助け部』はネーミングセンス無さすぎだろ」

「う、うるさいわね…。何よ。文句あるの?」

「大有りだよ!」


俺達は今、新規部活動成立届を書いていた。


新規部活動成立届とは、生徒会長に『規定人数に達しましたので新しく部活が出来ました。見てください』というのを伝える紙である。


しっかりと部活の活動内容、所属人物名等を専用の紙に書き込むのだ。


所属人物は俺、真照、夜神、こころ、楽雪の5人だ。

部長は真照、副部長は俺だ。


夜神が副部長になりたがっていたが副部長は部長である真照の指名制なので却下された。

真照曰く、「事務仕事は完璧そうだけど部活動関連で問題起こしそうなのよね」との事。

確かに真照関連で暴走しそうだな。


上に立つ人物が問題を起こすと最悪廃部にされかねないらしい。

面倒の種は早めに無くしておくものだ。


それはそれとして、今俺達が揉めているのは部活の名前についてだった。

初めて真照と出会った時にも感じたが、『人助け部』という名前は安直…というかネーミングセンスが無さすぎだ。


だから俺は正式な部活となるこの期に名前を変えようと提案した。


真照は名前を変える事を渋ってはいるが、ネーミングセンスが無い自覚はあるらしく、反対はしないらしい。


そして今。部活の名前を掛けた戦いが始まるーーー!


なんて事は無く、ただ話し合うだけである。

良い案は出るかな?


「はいはいはい!」


シュビッ、と元気良く手を挙げたのは楽雪だった。

人が人だから名前候補を聞く前から嫌な予感しかしない。


「酢昆部が良いと思います!」

「却下だ!」


ほらーやっぱり!!

期待を裏切らないなお前は!!


そもそも一体何なんだよ酢昆部って!

名前からしてどんな部活なのかさっぱりわからない!


つーかお前が食べたいだけだろ。

楽雪は食いしん坊キャラが定着しつつあるからな。


「ちぇ、つまんないのー」


楽雪は道端の石ころを蹴る動作をしていじけている風に見せる。

…顔がニコニコ顔で固定だから顔と態度があっていないかなりシュールな図になっているが。


そこにじゃあさ、と手を挙げる人物が1人。

夜神である。


「宗教法人真照ちゃん教で良いと思うよ。いや、むしろそれが1番良いよ!」

「部活だからな?」


それはただの宗教法人だろ。

部活は関係無い。

夜神、お前がやりたいだけだろ…。


「ねえ、やっぱり今のままd

「「「ダメ」」」


俺、こころ、楽雪は真照のセリフを最後まで言わせなかった。

少なくとも『人助け部』はよろしく無い。


「じゃあ、あたしの案よりも良い案はあるのかしら?」


真照が拗ねた様に頰を膨らましてこちらを見る。

目が少しだけ涙目になっている。

…ちょっと可愛い。


「神助部は?」


ここで知恵者のこころが案を口に出す。


「幸神、日神、夜神、智神、鬼神。わたし達は全員苗字に『神』の字が入っている。その人達が『助』けるんだから神助部で良いと思う。」

「神助部…」


なんだか新しいジョブの様にも聞こえるが、読みの問題である。

しょうがない。


「神助部…。良いわね!それにしましょう!」


真照の鶴の一声で部活名は『神助部』になった。

後から入って来る人に『神』の字が付くのかとか色々考えたらキリが無いので特にツッコミはしなかった。


とりあえず『人助け部』が回避出来て一安心だ。

次回 遂に生徒会長現る!

男かな?女かな?

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