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居候彼女は泥棒猫  作者: こうたろう
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第二章 彼女がいる日常

無事、というと何が無事なのかがわからないが一応正式に元空き巣犯、大友みのりと同居することになった俺たちは今、家から自転車で五分のスーパー「ビルクス」へと来ている。

 漫画と違って家の近くに都合よく歩いていけるようなスーパーなど存在しないのだ。なんであんなに近くに何でもそろっているのだとツッコみたくなってしまう。

 そんないかにも俺主夫してますよ感を出しているが、今の俺はただカートを押しているだけである。


「あ、卵タイムサービスしてる! 哲人さんはここで待っててください」


「あぁ」


 俺って絶対結婚したら尻に敷かれるタイプだろうなぁと思う今日この頃である。



「ふぅ、久しぶりにちゃんとした買い物しました」


「そうだろうな」


 そう答えながら俺は二階へと向かうエスカレーターへと足を向ける。


「あれ、帰るんじゃないんですか?」


「これから一緒に住むことになった以上、ずっと俺の服着させるわけにはいかせませんから」


 そういう俺が向かおうとしているのは二階に入っている「ペシオス」である。 

 この建物は三階建てとなっており、先ほどいたビルクスは一階にあり食料品が売っている。二階のべシオスはいる衣類が売っており、三階は百円ショップになっており懐に優しくて助かっている。


「あ、ありとうございます」


「いえ、でもここでは大したものないんで最低限の物だけにしましょう。ちゃんとしたのは隣の春日部にあるカオンで買いましょう」


「えぇ、レイクがいいです~」


「ちょうしにのるな」ピシッ


「ひゃん」


 いきなり調子に乗り出したみのりにデコピンをかます。

 てか、声可愛いな。言わないけど。


「ほら、早く行きますよ」


 そうおでこをさすって拗ねているみのりに声をかける。


「あ、待ってくださーい」



初めての作品なので最後まで読んでいただけるだけで感謝です。


遅れましたが評価なさってくれた方、ありがとうございます。


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