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蒼褪めた心

作者: 六々ミヲト






 何もない。



 何もない。



 そんな日が続く。



 やがて、



 疑問を胸に抱く。




―――――――何故自分は存在しているの―――――――




 こんな世界なら、



 生まれてこなければ良かった。



 こんな世界なら、



 壊してしまえば良かった。






 空虚で、



 空虚。



 そんな日が続く。



 やがて、



 涙が頬を伝う。




―――――――何のために自分はここに居るの―――――――




 こんな世界なら、



 変えてしまえば良かった。



 こんな世界なら、



 見つめなければ良かった。






 美しく、



 残酷。



 そんな日が続く。



 やがて、



 全てを奪われる。




―――――――いつまで自分はたった独りで―――――――




 そして、いつか思うだろう。






 お前さえいなければ



 この小さな世界は、



 もっともっと平和だった――――――――






 自分に投げたその言葉。



 独りで流し続ける、



 『朱い涙』――――――――。






 蒼褪めた、心



 あてどもなく、



 広く、乾いた大地を



 彷徨う・・・・・。






 答えはなくて、



 ただ、哀しみだけ――――――――






 こんな世界なら、




―――――――死んでしまえば良かった―――――――








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― 新着の感想 ―
[一言] 深いなぁ… でも素晴らしいです☆感動しました
[一言] ストーリー評価は「評価しない」にしたかったのですが、受け付けてもらえなかったので…。最後の一行の表現が重いというか、軽いというか…。
[一言] 漢字が難しくてチョット分からなかったです。 だけど、なんとなくだけど雰囲気的にわかるような… 分かりづらいコメントでごめんね(´∧`゜。)ゞ
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