表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
鎮魂歌〜〜Requiem〜〜  作者: リンシュウ
1/3

爆誕

俺は来年から大学生になる高校3年生だ。駄目だった高校時代は終わり今度こそ大学デビューを果たそうと美容室に向かう。

しかし、事件は起こるのだ。狭い通りを我が物顔で占領したトラックが走る凶器となってこちらに向かう。


ヤバいこのままでは轢かれてしまう小学生時代に走る姿美しいとまで言われた自慢の快速で飛ばす。

嫌だ。死にたくない。俺は来年から楽しいキャンパスライフを送るんだ。こんなところで死ぬなんて絶対に嫌だっ!!!


ドン!と言う音がして俺は宙をクルクルと舞ったまるで格闘ゲームでKOされた時のように飛んでいるのだろう。トラックのシンボルマークなのか「愛」と書かれた文字が見える。何が愛だクソッタレ俺は毒づきながらもフワフワ浮かぶ。

もうとっくに落っこちてもおかしくないのに俺の身体はまだ宙を舞い続けている。腕や足に至っては変な方向に曲がってこれではまるで操り人形だ。そうか、これが走馬灯という奴なんだと納得しながら最期の生を噛み締める。


うん?何かがおかしい身体は落ちるどころかむしろホップアップしている。

それに空がおかしい青空に渦巻きのような模様が出来ている。一体なんなんだこれは。俺は宙を舞い渦巻きの方に飛んでいく。これに引きずり込まれているのか?そう思いながら俺の意識は途切れた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ