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第二章 休息


 昨晩――仲間の前で吐いて以来、以後、仲間の一人が看病の名目で随伴する様になった。

 

 一日目はコードネーム《レオン・ハート》がそばに居た。

《獅子奮迅》。

《気高き統率者》。

《群れを護る者》。

 そう言った意味がある。

「隊長のお前に倒れられると、俺たちが一番困るんだ。大人しく寝てろ」

 少し掠れ気味の、ハスキーな声音。けれども力強く、意志の強さが感じられる、カリスマ性を秘めた、遠吠えの様な声。

「それは出来ない。ハーレン、今は何か少しでも建設的な行動を取らなければならない」

 ハーレン・マクダーレン。十七歳。男。黒髪黒目で、こちらとは色違いの黒い裾長のコートをまとっている。

 日系ではなく、明らかに北欧人種の外観だ。墨を数滴落としたかの様な、若干の浅黒さがある灰色の肌。

 髪は腰の辺りまで真っ直ぐに伸ばしており、隊内で二番目の長髪保持者だった。無論、男性隊員の中では一番長い。

 その姿から抱く印象は、獅子と言うよりは、細身の黒毛の狼に近い。けれども彼は、確かに黒き《獅子》なのだ。

 ――ハーレン。姓名でこそ存在はするものの、そんな個人名は、表の世界には無い。

 ローマ字での綴りも、意味を成すものではない。これは造語の名前だ。ハーレス、ハーケン、ファーレン等ではない。

 語源は、ライオンのハーレムと、黒いライオン――バーバリ・ライオンの掛け合わせから派生したものだ。

 ある国の言語《Halem》――(男性一人に対し、女性が複数の構図を意味する)――と言う綴りと、バーバリを組み合わせた名前だ。

 名前の意味は、掛け合わせた意味そのままだ。一匹の雄のライオンが、群れの危機的状況下では、率先して群れ全体を勇猛果敢に護ろうとする事から。そんな意味を込めて、既に与えられていたコードネームからもヒントを得て、かつて、自分を含めた四人の仲間達で考えて付けた名前だ。

 その名前を付けた際、彼は少しだけ下品な顔付きと口調でこう言っていた。

『ハーレンか……ひっでぇ名前だなおい。ハレンチのハーレンってか? ハーレムのハーレンってか? はっ、確かに俺は女好きだが、女のような顔した男や、なよなよした男まで守備範囲じゃないぞ?』

 時折シモネタを炸裂させ、周囲を呆れさせたりする事もあるが、それは彼の器用さ故の、群れの雰囲気を明るくする為の手段だった。

「だぁ~からっ! 黙って横になってろ! 今は休むのがお前の仕事だっつうの!」

 百八十センチ近い、恵まれた体格を活かして、右手の平がこちらの額を抑え付ける。

 彼は長身ではあるが、痩躯でもある。だが、肩幅が全く無いわけではない。

 隊内では一番の身長保持者で、腕力家。そう言ったシンプルな、外観的、物理的ポテンシャルは、そう言った存在が居るという事実は、周囲をそれだけで安心させる。

 この荒廃した世界では、そう言った根本的な力強さこそが、ある意味で最大の武器だと言えるからだ。

「俺だって、何も、お前が何かを考えたりすることを止めやしないし、できやしない。ただな、今は体を動かすのを止めろと、俺は、俺たちは、そう言っているんだ。わかったか?……“頭の固い”隊長さんよ?」

 腕で目隠しをして、こう返しておく。

「――隊長ではない。副隊長だ」

「へっ……!」

 溜息と、舌打ちと、笑いが合わさった返答。

「それにしてもなぁ、お前はバカだな、たまに。ほんと、あんなどうしようもないことを一人でウジウジ考えて。それで自家中毒起こしてたのか……」

 昨晩、吐いて倒れた後、《HOPE》の《七号機》の事を、彼も含めた四人に伝えた。

「今更安全なところにいる奴らが動くわけない」

 吐き捨てる様に、彼は言った。


 二日目はコードネーム《フェアリー・ハート》がそばに居た。

《悪戯妖精》。

《奔放妖精》。

 ビデオゲームで出て来るサポートキャラ。あるいはマスコット。ムードメーカー。援護要請ならぬ《援護妖精》。

 そう言った意味がある。

「あんたはいつもそうよねぇ~。一人で考えて一人突っ走ってさぁ。熱血でもないのになんでそういうことするかねぇ?」

 ケラケラと、まるでシャボン玉が湧く様な、人を小馬鹿にしたかの様な、快活な笑い声。けれども憎めない、愛嬌が感じられる、そして、どこか母性を秘めた声音。

「理。今は何か少しでも建設的な行動を取らなければならない」

 理。読みは『ことわり』。《エレメント》内での隠語だが、彼女は《名字無し》である。十六歳。女。金髪碧眼で、今は長袖の黄色いシャツに、白いズボンを履いている。隊内では二番目に年長で、二番目に背も高く、二番目に腕力もある。姉(御)役。隊を年齢別で分ける際は、年長組に入る一人だ。

「はいは~~い! 大人しく坊ちゃまは寝てて下さいましよ~~? 我らが主君、リーダー、隊長様なのですから~~!」

 こちらの首にチョークスイーパーを軽くかけて、それでもかなり痛かったが、やんわり(?)と、寝床に戻してくれる。

「ゴホッ! ゴホッ!…………隊長ではない。副た――」

「めんどいからいいでしょ!」

 彼女がヒステリーを起こしたのを悟る。両拳を握り締めて振り下ろし、右足がドンと強く床を踏みしだいた。

 それは先程言い返した言葉に対してではなく、今までの自分の行動全てに対しての怒りだと、それが判った。

「あんたはいつもそうやって手の届かない場所で一人何かを抱えこむよね? なに? 私たちは信用できない? 頼りにならない? 足手まとい? それなら仕方ないけどさ……せめて、心配くらいはさせてよ……」

 こちらの頭に手を置いて、眉をしかめて、小首を傾げて、そんな顔で、そんな仕種で、理は笑い掛ける。

 彼女は自身の目尻に薄っすらと滲むものに気付いていないのか、そのまましばし、こちらを見詰める。

 今はただ、顔を反らすしか出来なかった。

「世界はこんな風になってしまったんだから、もうさ、私たちだけのこと考えて生きていけばいいじゃん?」

 慰める様に、そう言った。


 三日目はコードネーム《セイヴァデイ・ソウル》がそばに居た。

 その意味は直訳すると《聖者の日の魂》。

《救世の日》。

 あるいは、隊内において、何か不測ならぬ、不足の事態があった際に、救世主の如く、足りない箇所の補充要員として、代替要員として隊を導く《先導者》。

 そう言った意味がある。

「隊長、今回はさすがに……え、あっと……う、上手くは言えませんが、私も怒ってますよっ!」

 両拳をぐぐっと握り締めて、顔の高さに上げる彼女。正直、全く怖くない。

「…………今は何か建設的な事を――」

 すると、くしゃくしゃっと、彼女の顔が今にも泣き出しそうに歪む。それだけで最早、何も言えなくなる。

 姫宮スー。十四歳。女。小柄で、声が少し小さい、多国籍クォーターの美少女。

 その混血の配分は絶妙で、自分の持つ真白い髪とは全く違う色質の、見事なまでのホワイトシルバーブロンドだった。それをフィッシュボーンと言う、一つの大きな、たっぷりとした三つ編みにしてまとめている。

 彼女の歩く後姿を見ると、いつもその髪房が左右に揺れている。それは、どこか微笑ましく映るのだった。

 上着はこちらの着ているコートと同じデザインの代物で、同じ白灰色のジャケットである。その代わり裾は足首まである様な代物ではなく、下は少し灰色により近い、ジャケットと比べるとやや黒味が強いグレーのタイトスカートを履いている。事務仕事を務める女性のする服装――そんな印象に近い姿だ。

「確かにウチは、ウチらは、隊長と比べるとまだまだ未熟かもしれませんへ(え)? けれどもなぁ、そんなんでもなぁ、ウチらかて、何か一つでも手伝わせてくれと思うんはいかんのですか? そんなんも、隊長はんは迷惑と思いはるんですか? ウチらでも何か手伝えるんとちゃいますか?」

 スーは感情が昂ぶると、あらゆる方言が混ざった独特の口調で話す癖がある。それは彼女の経歴が複雑だからこその特徴だった。

 隊内では誰もそれを馬鹿にはしないし、笑わない。何より、絶対に、笑わせない。

「わたしたちだけで、どこか安全な場所で暮らしてはだめなんですか……?」

 まるで懇願する様に、潤んだ目をしてそう言った。


 四日目はコードネーム《ライト・リバー》がそばに居た。

 その意味は《光の川》。

《光明掲げ流れを紡ぐ者》。

 あるいは、隊内においての《光と潤い》となる様に。

 そう言った意味がある。

「僕は隊長のことを信用しています。いつも隊長の考えること、言うことは、僕にとっては大抵が難しくて、判り辛いことですが、それは隊長が深く考えての決断だと知っています。だからこそ、隊長の言うことはいつも正しいと、今までの付き合いで理解しています。ですが……いえ、今回の件は、ある意味でほっとしましたよ。隊長も僕たちと同じ、普通の人間なんだって、それに気付けたから」

 光。読みは『ひかる』。十三歳。男。理同様に《名字無し》。そして《エレメント》独自の体制である《偽装家族》の間柄で、理と光は姉弟である。つまり、彼は理の義理の弟だ。

 隊内で二番目に小柄で、未成熟な体躯。童顔で、まだ変声期を経てすらいない。

 だがそんな印象を払拭するかの様に、姉と同様に持つ金髪碧眼、その目には、意志の強さが垣間見られる。

 その目付き、それらを含めた彼の立ち居、振る舞いを見ていれば、弱々しさは微塵も感じない。

 小柄でありながら、最年少でありながら、自らの出来うる事、課された事、役割を、誠実に真っ直ぐにこなす。真面目に勤め、務め、努め様と、そう言った高潔さが感じられる。

 事実、仲間達は誰一人として彼の年齢や体格を馬鹿にする事は無い。一人の同等以上の隊員として、彼の意見を積極的に、真剣に聞き入れようとする。

 光の言葉はいつも思慮深く、そして正しいからだ。

 彼の服装は、上はスーが着ていたジャケットの黒版で、ハーレンの着ていたコートと同じ造りの物だ。下は逆に白灰色のズボンを履いていて、隊内での役割の違いから、コートスカートはまとっていない。それは今も変わらなかった。

 彼は宇宙船の話を思い返したのか、こう言った。

「こんな世界で生き残った人間には、それこそ綺麗事なんて通じないんですよ」

 悟りを開いたかの様に、そう言った。


 この四日間で、仲間四人から得られたのは、同意ではなかった。宇宙船の事はもう考えるな。諦めろ。そう言ったニュアンスの答えばかりだった。

 けれども、この思考は止められなかった。

 今身近にいる四人を全力で守る事の方が、ある意味で、義務を果たしていて、立派とも言えた。それは、まるで父親が、自らの家族を守るのと同様に。

 だが、もしこれを、このまま放置しておけば、自分はいつか、胸を張って彼らと居る事が出来なくなる。そんな気がした。


 五日目には解放されて、自分は元の役割に戻った。

 四人は探索に行き、自分は一人《世界樹》へ赴いて、そこで情報を得て、それを基にして考えて、その案を仲間の行動に役立つ形の情報として作り変えて提供する。そんな綺麗な仕組みが出来上がっていた。

 だが自分は隠れて、黙って、ある事も、同時にしていた。

 世界のどこかで、運良く生き残っていて、機能をまだ保持している《天体観測所》――それを探していた。

 そこに、もし、幸運にも、誰かがいれば……そして、こちらから指示する事で、情報を提供する事で、それを空の上の人々に語り掛けてくれれば――そんな、途方も無い、確率的にありえない、そんな薄っぺらい希望を、自分はいつしか、本気で探し求めていた。

 後一週間。後一週間で、《黄昏隕石群》襲来から一月が経とうとしていた。

 雨の勢いは、少しずつ衰えて来ていた。

 黒い雨雲に覆われていた世界は、少しだけその姿を、幾らか見せやすくしている。

 そして、遂に、自分は――地獄に差し伸べられた、一筋の蜘蛛の糸を、光明を、指先で、手繰り寄せたのだった……――


《救世の日》。

 あるいは、隊内において、何か不測ならぬ、不足の事態があった際に、救世主の如く、足りない箇所の補充要員として、代替要員として隊を導く《先導者》。

 そう言った意味がある。

「隊長、今回はさすがに……え、あっと……う、上手くは言えませんが、私も怒ってますよっ!」

 両拳をぐぐっと握り締めて、顔の高さに上げる彼女。正直、全く怖くない。

「…………今は何か建設的な事を――」

 すると、くしゃくしゃっと、彼女の顔が歪む。それだけで最早、何も言えなくなる。

 姫宮スー。十四歳。女。小柄で、声が少し小さい、多国籍クォーターの美少女。

 その混血の配分は絶妙で、自分の持つ真白い髪とは全く違う色質の、見事なまでのホワイトシルバーブロンドだった。それをフィッシュボーンと言う、一つの大きな、たっぷりとした三つ編みにしてまとめている。

 彼女の歩く後姿を見ると、いつもその髪房が左右に揺れている。それは、どこか微笑ましく映るのだった。

 上着はこちらの着ているコートと同じデザインの代物で、同じ白灰色のジャケットである。その代わり裾は足首まである様な代物ではなく、下は少し灰色により近い、ジャケットと比べるとやや黒味が強いグレーのタイトスカートを履いている。事務仕事を務める女性のする服装――そんな印象に近い姿だ。

「確かにウチは、ウチらは、隊長と比べるとまだまだ未熟かもしれませんへ(え)? けれどもなぁ、そんなんでもなぁ、ウチらかて、何か一つでも手伝わせてくれと思うんはいかんのですか? そんなんも、隊長はんは迷惑と思いはるんですか? ウチでも何か手伝えるんとちゃいますか?」

 スーは感情が昂ぶると、あらゆる方言が混ざった独特の口調で話す癖がある。それは彼女の経歴が複雑だからこその特徴だった。

 隊内では誰もそれを馬鹿にはしないし、笑わない。何より、絶対に、笑わせない。

「私たちだけで、どこか安全な場所で暮らしてはだめなんですか……?」

 まるで懇願する様に、潤んだ目をしてそう言った。


 四日目はコードネーム《ライト・リバー》がそばに居た。

 その意味は《光の川》。

《光明掲げ流れを紡ぐ者》。

 あるいは、隊内においての《光と潤い》となる様に。

 そう言った意味がある。

「僕は隊長のことを信用しています。いつも隊長の考えること、言うことは、僕にとっては大抵が難しくて、判り辛いことですが、それは隊長が深く考えての決断だと知っています。だからこそ、隊長の言うことはいつも正しいと、今までの付き合いで理解しています。ですが……いえ、今回の件は、ある意味でほっとしましたよ。隊長も僕たちと同じ、普通の人間なんだって、それに気付けたから」

 光。読みは『ひかる』。十三歳。男。理同様に《名字無し》。そして《エレメント》独自の体制である《偽装家族》の間柄で、理と光は姉弟である。つまり、彼は理の義理の弟だ。

 隊内で二番目に小柄で、未成熟な体躯。童顔で、まだ変声期を経てすらいない。

 だがそんな印象を払拭するかの様に、姉と同様に持つ金髪碧眼、その目には、意志の強さが垣間見られる。

 その目付き、それらを含めた彼の立ち居、振る舞いを見ていれば、弱々しさは微塵も感じない。

 小柄でありながら、最年少でありながら、自らの出来うる事、課された事、役割を、誠実に真っ直ぐにこなす。真面目に勤め、務め、努め様と、そう言った高潔さが感じられる。

 事実、仲間達は誰一人として彼の年齢や体格を馬鹿にする事は無い。一人の同等以上の隊員として、彼の意見を積極的に、真剣に聞き入れようとする。

 光の言葉はいつも思慮深く、そして正しい。

 彼の着ている服装は、上はスーが着ていたジャケットの黒版で、ハーレンの着ていたコートと同じ造りの物だ。下は逆に灰白色のズボンを履いていて、隊内での役割の違いから、コートスカートはまとっていない。それは今も変わらなかった。

 彼は宇宙船の話を思い返したのか、こう言った。

「こんな世界で生き残った人間には、それこそ綺麗事なんて通じないんですよ」

 悟りを開いたかの様に、そう言った。


 この四日間で、仲間四人から得られたのは、同意ではなかった。宇宙船の事はもう考えるな。諦めろ。そう言ったニュアンスの答えばかりだった。

 けれども、この思考は止められなかった。

 今身近にいる四人を全力で守る事の方が、ある意味で、義務を果たしていて、立派とも言えた。それは、まるで父親が、自らの家族を守る様に。

 だが、もしこれを、このまま放置しておけば、自分はいつか、胸を張って彼らと居る事が出来なくなる。そんな気がした。


 五日目には解放されて、自分は元の役割に戻った。

 四人は探索に行き、自分は一人《世界樹》へ赴いて、そこで情報を得て、それを基にして考えて、その案を仲間の行動に役立つ形の情報として作り変えて提供する。そんな綺麗な仕組みが出来上がっていた。

 だが自分は隠れて、黙って、ある事も、同時にしていた。

 世界のどこかで、運良く生き残っていて、機能をまだ保持している《天体観測所》――それを探していた。

 そこに、もし、幸運にも、誰かがいれば……そして、こちらから指示する事で、情報を提供する事で、それを空の上の人々に語り掛けてくれれば――そんな、途方も無い、確率的にありえない、そんな薄っぺらい希望を、自分はいつしか、本気で探し求めていた。

 後一週間。後一週間で、《黄昏隕石群》襲来から一月が経とうとしていた。

 雨の勢いは、少しずつ衰えて来ていた。

 黒い雨雲に覆われていた世界は、少しだけその姿を、幾らか見せやすくしている。

 そして、遂に、自分は――地獄に差し伸べられた、一筋の蜘蛛の糸を、光明を、指先で、手繰り寄せたのだった……――

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