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作者: 秋葉竹




『そしたら帰るわ』と云って

部屋を出て行って

車に乗って1分ほど走って気がついた

iPadを置き忘れていることに


部屋まで取りに帰り

寝てる彼女の顔をみて

寝てるんだろうけど一応

『iPad忘れてて』と声をかける

すると想いがけず

『おかえり』と云ってくれた


『そしたら帰るわ』と

今度は半分起きてる彼女に

声をかけて出て行こうとすると

『何しに帰ってきたの』って聞くから

『iPad取りに帰ってきた』と答えると

『肩パットかと想った』



思わず吹き出してしまったわたしに

『何を笑ってるの』と訊くものだから

『iPadなんやって』とこたえ直す


『そしたら今度は本当に』

と声をかけて部屋を出る

部屋を出るとき

彼女がまた寝言かなにかで

『何やん、なにしてるの?』

くらいは云っていたようだが

さすがにちょっともうそこには

取り合ってられないって

無視して玄関を出る



車に乗り込み

忘れものは無いかの

再確認だけは怠らないこと







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