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私はお兄ちゃんをそんな子に育てた覚えはないよ!?  作者: さいとう みさき
第六章お兄ちゃんは妹がもらったラブレターを気にしなきゃいけないよ?
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6-2やっぱりラブレターは突然に!?

長澤由紀恵15歳(中学三年生)。

根っからのお兄ちゃん大好きっ子。

そんなお兄ちゃん大好きっ子が学校見学で兄の高校に行くと‥‥‥


「私はお兄ちゃんをそんな子に育てた覚えはないよ!」


ここから始まるラブコメディー。

さいとう みさき が送る初のラブコメ小説!


えええぇっ!?(由紀恵談)


 「長澤先輩、これ読んでください!」



 私は下校の校門で待ち構えていた下級生の女の子にいきなり手紙を渡された。


 「え、えーと‥‥‥」


 思わず受け取ってしまった私にその子は「キャッ♡」とか言って行ってしまった。



 「なになに由紀恵ちゃん、下級生の子からお手紙?」



 珍しく一緒に帰る紫乃があたしの手元の封筒を見る。


 「なんか可愛いお手紙だね、ラブレター?」


 「まさか、女の子同士よ? なんだろうねこれ?」


 私はそのかわいい封筒を開けてみる。

 そして紫乃の言っている事が本当だったことに絶句する。




 ―― 拝啓、長澤お姉さま。



 突然の手紙ごめんなさい。



 でももう我慢できないんです。


 黒い長い髪、透き通るような白い肌、麗しい瞳、思わず吸い付きたくなるような可憐な唇‥‥‥

 カモシカの様なおみ足にすらっとしたスタイル。

 モデルの様な胸も可愛いチャームポイント。


 わ、私お姉さまの事思うと夜も眠れず思わずお姉さまの事思いながらいけない事を‥‥‥



 きゃっ!



 思わず凄い秘密を書いちゃった。




 私、本当に我慢できないんです。

 


 お願いです。

 私のお姉さまになってください!

 

 明日の放課後体育館の裏でお待ちしております。



 

 敬具 

 


 三浦佳奈美みうらかなみ ――





 ぐしゃ!


 

 私は思わず手紙を握りつぶした。



 「だ、誰がモデルの様な胸よ!!」 



 「由紀恵ちゃん興奮する所そこなの?」


 紫乃は隣で手紙を覗いていた。


 

 「うるさい! 人が気にしている事を!! わ、私だって少しずつ大きくなっているんだからね!」



 そう、お兄ちゃんにはノーブラのスケスケTシャツ姿見られちゃったけど、その頃からちゃんとブラだってきつくなってきている。


 

 まだまだ成長期、これからよ!!




 「ふう~ぅん、それで由紀恵ちゃん明日の放課後行くの?」

 

 「行く訳無いじゃない! 女どうしなのよ!? それに私にはお兄ちゃんがいるもん!!」


 「あ、でもちゃんと断る為に行かないと後こじれるって言ってるよ~」


 「はぁ? こじれるって、紫乃あんた何を言って‥‥‥」



 見ればスマホでポチポチと誰かにL〇NEしている?



 「うん、こう言う事はきちっと断らないと後々大変だって~」


 「紫乃、誰に相談しているのよ?」


 あたしが嫌な予感しているとあたしの携帯電話にも連絡が入る。

 SNSのメッセージ表示は「おっぱい女」と表示されている。



 「高橋静恵か‥‥‥」



 私がそう思っていると次々にSNSのメッセージが入る。


 矢島紗江、泉かなめ‥‥‥



 「しぃ~のぉ~っ!!」


 「うん? お知らせ?」




 私は紫乃のほっぺたをムニムニするのだった。   

 




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[気になる点] >わ、私お姉さまの事思うと夜も眠れず 手紙の文面までどもらせる意味。 ついでに「夜にナニやってる」とか「きゃっ!」とか添える根性。 自分が呼び出し状を書くなら警戒心や悪印象を相手にも…
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