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これはどういった絵図らなのだろうか?
駒形さんが、木嶋さんの胸を揉んでいたんだけど……
二人は、驚いた顔を表情をし、フリーズしている。こっちもまさかの遭遇とこの絵図らに驚いている。
そして、数秒後。二人の大きな悲鳴がこの家中に響いた。
「何事ですか!」
「か、和幸君が……」
「和真殿、まじですか……」
「まじのものよ。それに私達の裸も見ていたわよ」
「俺は彩華さんが言ったとおりに右に曲がったはずなんです……」
俺は、涙をボロボロと涙を流した。だって、この年でお漏らしなんて……
その後
「よしよし~大丈夫でちゅからね~」
「私に甘えても良いでちゅよ~」
「良かったら母乳も飲みまちゅか〜」
俺は3人に赤ちゃんプレイを受けることになった。俺は今、木嶋さんの太ももに頭をのせられ、駒形さんは、彩華さんが昔使っていたという、からからとなるおもちゃであやされ、彩華さんには母乳を見せつけてくる。この年でこんなことされるなんて、屈辱的すぎる。これが30分くらい続いた。
「和君、おトイレに行きたいときは、ちゃんとお姉ちゃんたちに言うんだよ」
「それでも治らなかったら今度は、オムツデビューでちゅからね!」
「あと、女の子の裸を見ちゃ駄目でちゅからね!わ、私のは構いませんけど……」
もう、辞めてくれ。赤ちゃんプレイを受けながら、説教を受けるのであった。
「さて、茶番はこのくらいにして、そろそろ日が暮れてきたので、庭先でバーベキューをしましょう」
という事で、俺達はバーベキューを楽しむことに。外に出ると、俺達が知らない所で、彩華さん達に仕えている人たちが準備をしてくれていた。火と網も準備されて、材料もある。後は焼くだけという感じだ。
「彩華様。準備は、きっちりさせて貰いました。一応伝えておきますが、怪我だけには注意してください」
「心配ありがとうございます。ですが、私も子供じゃないので怪我なんてしませんから!」
「それは、失礼しました」
「分かればよろしい。それよりも、皆さんも一緒に食べましょう!」
「ですが、彩華様たちのプライベートの邪魔になってしまうのでは……」
「そんなことないです。こういうのは皆で食べた方が美味しいですから是非参加してください」
「そうそう。遠慮なんてしないでくだい」
「私達も大歓迎ですから」
こうして、使用人も含んだ大人数でバーベキューを楽しむ。大人たちは、ビールで乾杯をして、楽しんでいる。そして、俺達も……
「和真!このピーマン美味しいわよ!」
駒形さんに勧められ、沢山のピーマンを皿の上に置いてきた。
俺は、ピーマンは嫌いじゃないが、もしかして、駒形さん……
「好き嫌いは良くないですよ」
「はぁ?べ、別に嫌いだから和真にピーマンをすすめたわけじゃないし!本当に美味しいからこそ!」
「なら、一口たべてください。嫌いじゃなければ、食べれますよね?」
「た、食べれるもん!食べればいいでしょ!」
そういうが、駒形さんの箸は全然動かない。やっぱりピーマンが嫌いで俺に全部擦り付けてきた感じだな。駒形さんは、ピーマンに箸を伸ばすが、すぐに箸を自分の方へ戻す。はぁ……仕方がないな……
「分かりました。駒形さん、ピーマンは俺が食べておきますので、駒形さんは楽しんできてください」
「それは、和真に悪いわ。やっぱり、一口くらいはたべなくちゃ……」
駒形さんは箸で、ピーマンを食べようとするが、
「じゃあ、俺が一口、食べさせてあげますから」
「べ、別にそんなことしてもらわなくても!」
「いいから、ほら、口を開けてください」
すると、駒形さんは素直に口を開けてくれた。俺は、ピーマンを食べさせてあげた。
駒形さんはピーマンをゆっくり噛む。苦い表情を見せるが、すぐに飲み込んだ。
「はい、お水ですよ」
「よく頑張ったね!」
彩華さんと木嶋さんだ。いつの間にいたんだ。
「えらい!一口食べれただけでも、大きな成長ですよ!」
「そうそう大きな成長だね!」
「ちょ、ちょっと、木嶋さん。頭撫でないでよ」
「もしかして、照れちゃってますか?」
「は、恥ずかしい……」
な、なんと言うことでしょう!あの駒形さんが、素直に言っているじゃないですか!いつもなら「はぁ!照れてなんかいないわよ!」な事を言うくせに、珍しく素直じゃないですか!もしかして、この後、土砂降りでもふるんですかね!
「あれ?なんか、雨が降って来たね……」
「ほんとですね。天気予報では、雨なんて事はなかったんですけど……」
「とりあえず、バーベキューは中止ね」
「残念ですが……そうですね」
駒形さんがピーマンを食べたことにより、本当に雨が降ってきた。おまけにすごい土砂降りが降ってきた。さらに言うこと、雷も鳴り響いている。
その日の夜
雷が鳴り、雨もかなり強く、外から見える海の波も高い。まるで、台風が来ているような景色が広がっている。明日は、晴れればいいな……そう思いながら、俺は寝るのであった。
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