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あのときの失敗を考える【store編】  作者: 降井田むさし
9/10

⑨ディスカウントストアの袋の件

ディスカウントストアで、カップラーメン一個と、小さいお菓子などなど、計3商品を買った。


それは、5年くらい前だったと思う。


今のように、エコバッグは持っていなかった。


その時は、店員さんに『袋、要りますか?』と聞かれて、ハイと答えている感覚だった。


でも、よく考えてみると、相手が言った言葉は、『袋、要りませんよね?』的な言葉だった。


勢いで、ハイと答えてしまったものだから、袋はもらえず、全てを手で持って帰るはめになった。


しかも、徒歩で来ていて、自宅からは二キロある場所だった。


カップラーメン以外の商品は、小物だったので、何とかポケットに入った。


でも、鞄も何もないので、カップラーメンは手で持って帰るしかなかった。


剥き出しのカップラーメンを手で持ちながら、大通りを普通に歩いている人を、一度も見たことがない。


今も、それをやったのは、僕だけかもしれない。


今からこの失敗の対処法を考えてみようと思う。



①常に、大きなポケットがたくさんある洋服を身につける。


②店員さんの圧力が怖くても、袋を要るか聞かれたあとに、情報処理する時間を3秒くらいもらう。


③上から下に下がる『はい』を使うと、もう確定されてしまう場合が多いので、何を聞かれても、まずは、下から上に上がる『はい?』を使って、もう一度、相手に言葉を放たせてから、答える。



色々考えてはみたものの、時代というものは、スススとすぐに流れていってしまうもので、今は常にエコバッグを持っている時代から、何の心配もないということだ。

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