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魔法少女が変態でした。  作者: 三色ライト
本編

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88話 ハッピーバースデー

 10月1日…やってまいりました!私の誕生日!!!


「おはよ。お姉ちゃん誕生日おめでと」


「ありがと!」


 誕生日の朝は気分が良いね!普段ならお母さんからも祝ってもらえるけど今年は他の町のレストランのヘルプにいってるからしばらく帰ってこない。仕方ないけど少し寂しいなぁ…。


「はいこれプレゼント。大事に飾ってよね」


「ありがとー!なんだろな〜、なんだろな〜」


 袋を開けてみると…2種類の花?


「これは…赤い彼岸花で、こっちの白い花は何?」


「ガーベラって花。綺麗でしょ?」


 へぇ…結構粋なことしてくれるじゃん。


「ありがと。でも珍しいね花なんて」


「うん。あとで花言葉、調べといてね」


 おぉ!あるよね。花言葉。いいなぁ〜私もそういう粋なプレゼントを贈ってみたい!


「「それじゃ行ってきまーす」」


 さぁ!学校へ!去年は誕生日を当日に輝夜ちゃんに祝ってもらえず悲しかったけど…きっと今年は祝ってくれるはず!


「あ、灯じゃん。おはよ!てか誕生日おめ!」


「晴香が一番乗りかい!」


 思わずツッコミを入れてしまった…。こういうのはちゃんと輝夜ちゃんが一番にお祝いしてくれるものなのに。


「いや私が朝お祝いしてんじゃん」


「桜はノーカン」


「え?私なんかした?」


「いや気にしないで。ありがと晴香!」


 ・・・なんか久しぶりに晴香と会話した気がする…気のせいだよね?


 そしていつも通り教室に到着!当然輝夜ちゃんとブラッディは先に教室についていて…なんかちょっとそわそわしちゃうねこれ。


「か、輝夜ちゃん、ブラッディ、おはよー!」


 ちょっとだけだとだとしい気もするけど自然にあいさつできた!さぁ…どうくる?


「おはようございます。灯」


「・・・おはよう」


 ・・・・・あれ?

 何も…ない…?まさか私…大うぬぼれやらかした!? 頭のいい輝夜ちゃんに限って誕生日を忘れるなんてことはないだろうし…。

 きっとお昼くらいに何かあるんだよ!そう信じて……特に何もありませんでした。


 ・・・あれ?なんで私普通に午後の授業を迎えてるの!?何も無かったよ? でも自分から「今日私誕生日なんだー!」って言うのも違うし…。


 そして何もないまま……放課後になりました。あれれ〜?おっかしぃぞぉ〜?


「・・・灯」


「は、はい!」


 ついに来た!そっか、放課後にか!まったくも〜焦らしちゃって〜♡


「今日はリリチルの発売日。忘れないで」


「あ…うん。帰り本屋に寄るつもり…」


「そう。じゃ、また明日」


「また明日ですね、灯」


「あ、うん。また明日〜…」


 ・・・帰ろ。

 

 ブラッディに言われた通り本屋に立ち寄ることに。あぁ…この心傷を癒してくれるのはリリチルだけだよ…。


 そういえば桜から花もらってたんだっけ。花言葉を調べろって言われてたね。赤い彼岸花は『悲しい思い出』『あなたへの情熱』。お、おぉ…。で、もう1つがガーベラだっけ、花言葉は…『希望』か。


 なるほどね…桜なりのけじめってことなのかな。でもお姉ちゃんは知っている…最近桜は近衛ちゃんと手を繋いで遊びに行っていること。以前は18時ごろには帰ってたのに最近は19時を過ぎたり時には21時くらいに帰ってくる日もあることを。もしやできてるな…。


 半分嫉妬心を持ちつつ誰もいない家へ帰ってきた。はぁ、華の17歳の誕生日に何してんだか…。


「ただいま」


 誰も家にはいないけど一応ただいまだけは毎日言ってる。


「おかえりなさい、灯」


「おかえり」


 ・・・ええええええ!?


「な、な、な、なんで2人が私の家に!?」


「せーの、」


「「お誕生日おめでとう」ございます」


 玄関で迎えてくれたのは、輝夜ちゃんとブラッディ!


「なんでって…」


「当然灯の誕生日だからに決まってるじゃないですか!」


「うう…ゔぁーーん!」


「ええっ!?灯!?」


「なんで泣いてるの…?」


「わかんないぃぃぃ〜!」


 なんか安心したり嬉しかったりで涙が…。泣き続ける私を見かねて輝夜ちゃんとブラッディが両側から抱きしめてくれる。


「はいはーい。大丈夫ですよぉ〜」


「えらい。えらーい」


 ・・・なんかちょっと違う気がするけど両手に花状態だからしばらく堪能させてもらお。


「・・・泣き止んだ?」


「うん。ありがと」


「さて、今年の誕生日は…私たちをプレゼントです!」


「・・・え?ええぇぇぇえ!?」


 私たちをプレゼントって…「食べて♡」的なあれ?食べるよ?いいの?性的に食べるよ!?


「私たち、今日は灯の家に泊まる」


「へぇー、そうなんだ…ってええ!?」


「ちゃんとお母様にも許可は貰っています。当然、桜さんにも」


 えぇ…何その行動力!いつのまにそんなことしてたんだろ…。


「だから今日はなんでも好きなことを言ってください!可能な限り叶えます!」


 なんでも好きなことっていったらアナタ…そりゃ…ちらっと輝夜ちゃんの胸を見る。いやいやいや!善意で祝ってくれてる子に対してなんという煩悩を!心を一旦無にしよう。南無南無南無……。


「好きなことか…じゃあ…」


 時刻はまだ16時半!魔法少女の日とはいえまだまだ遊ぶ時間はある!


「じゃあ…パンケーキ食べに行きたい!」


「はい!じゃあ行きましょうか」


 即答だね!?すごいな!


 私の家の周辺には[星乃川モール]っていうお買い物スポットがある。[星乃川駅]のデパートたちには負けるとはいえそこそこのお店が入っているから数時間楽しむにはぴったりな場所!


 6階からは飲食店が入っていてパンケーキ屋さんは6階に!


「あ、今日はカップルの日だって!限定ハートパンケーキかぁ…いいなぁ…」


 でもカップルなんて…そうだ!


「かかか、輝夜ちゃん!私とその〜カップルのふり!してもらってもいい?」


 本当はふりじゃなくて本物のカップルになりたいんだけどね。


「もちろん!いいですよ!」


「やったぁ!」


 これでハートパンケーキが食べられる!あっ、でもブラッディどうしよ。


「・・・ごめん。学校に忘れ物。取ってくるから食べてて」


「え?大丈夫?私たちも付いて行こうか?」


「平気。すぐそこだし」


 あっそっか。そういえばこのモールから学校まで歩いて10分かからないっけ。


「じゃあ後でね。行こっ、輝夜ちゃん!」


「はい!」


 2人でいざ!パンケーキの世界へ!

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