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魔法少女が変態でした。  作者: 三色ライト
本編

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34話 姉妹ショッピング

「ただいま〜」


 楽しかったなぁ〜輝夜ちゃんとの文化祭!


「おかえり〜。マッチ売りの少女似合ってたじゃん」


「ありがと。輝夜ちゃんの写真撮ってくれてる?」


「いや撮ってないし、頼まれてないし、時間教えて貰ってなかったし、妙なアドリブっぽいもの入れてハラハラさせるし...何なの一体!」


 あっ、そういえば時間教えてなかったこと一番に謝るべきだった...しくじったぁ〜。


「そ、それはごめんね...それと拍手ありがと!超助かった!」


「もうあんな危ない橋渡らないでよね。心臓に悪い...」


「はーい...それにしても輝夜ちゃん綺麗だったなぁ...写真欲しいなぁ」


 スマホの壁紙に設定したい!


「文化祭なんだから写真くらいいつか見れるでしょ。それよりなんであんな無茶してたの?理由は何となく検討はつくけど...」


「まぁそれがカクカクシカジカで・・・」


 わかってること全部話してみた。最近は桜と仲良くできてるから話したけど一年くらい前のツンツン期のままだったら話さなかったかも。


「なるほど...輝夜さん美人だもんね。嫉妬くらいされるか」


「私と友達でチクっといたからもう大丈夫だと思うけど...」


「気をつけてね。なんか物騒な同級生っぽいし、自暴自棄になって変なことしてくるかも...」


 大袈裟だなぁ桜は。あっ、そうそう...


「桜って明日も空いてる?お買い物に行きたいんだけど」


「えっ!?お姉ちゃんと?」


「嫌?」


「ううん。そういうわけじゃないよ!空いてるから大丈夫!!」


「そ、そう...?」


 なんか突然元気になったよこの子。明日11月3日(日)は輝夜ちゃんの誕生日前の最後の週末。デパートあたりにプレゼントを買いに行こうと思ってたけど、センスあって沢山の女の子と友達の桜がいれば百人力だね。


「でも良かった〜。これでちゃんとしたプレゼントを選べそう!」


 そう言った瞬間ピクッと桜の肩が動いた。


「輝夜さんの誕生日プレゼントを買いに行くの?」


「もちろん!」


「ふーん。へー。ほー」


 な、なんか桜の雰囲気が突然ツンツンしてきたんだけど...!


「輝夜さんばっかり...お姉ちゃんのバカ...」


「なんか言った?」


 突然小声で言われても.....


「べっつにー!?」


 な、なんか怖くなってきた...これ以上下手打たないようにここで終わらしとこ。


「じゃ、じゃあ明日朝9:00頃出発でよろしく〜」


「はーい」


 桜は最後の5分ほどはムスッと腕を組んだままだった。



 そして時間は流れ...


「ううーーん!久しぶりだなぁ〜このデパート!」


 私たちの住む[星乃川市]最大のデパートに桜と到着!


「私は毎月来てるから特別感ないなぁ」


「このリア充!」


「・・・お姉ちゃん、ちょっと古いよそれ」


 そうなんだ。今でもナウでヤングな言葉だと思ってたけどそうでもないみたい。


「さて輝夜ちゃんは何あげたら喜ぶかなぁ〜」


「何か好みでも知ってんの?」


「知らな〜い」


「え?」


 そういえばそうだ。私、輝夜ちゃんの好きな食べ物すら知らないや。


「何でお姉ちゃん輝夜さんのこと好きなの?見た目だけで選んでない?」


「し、失礼な!」


「どーだか。じゃあなんで好きになったか教えてよ」


「そ、それは...またいずれ過去編でやるから...」


「何言ってんの?もういいや。とりあえず万人受けする物から見てこ」


「あ、うん」


 ・・・私、輝夜ちゃんのこと沢山見てきたようで全然知らないんだなぁ。

 可愛くて、勉強ができて、でもどこか抜けてて...優しくて、クールなのに熱いところもたまに見せてくれて...


 いや惚れる要素十分あるじゃん!

 頭悪いのに哲学ちっくなこと考えるもんじゃないなぁ。アホスパイラルに入るところだった。


「はい。着いたよ。予算はいくら?」


「30万円くらい」


「重いわ。普通に引くからそれ。8000円付近が妥当だと思うから最大でも1万円以内にしなさい!」


 今まで貯めてきたお年玉やお小遣いなのに...


「あら〜〜、灯さんじゃない」


 あっ!輝夜ちゃんママ!


「お久しぶりです〜!」


「あ、灯さん!?」


 あ、輝夜ちゃんもいた!


「何かお買い物に来たの?」


「は、はい。ちょっとこれから用事があるので失礼します!!」


 あっ...輝夜ちゃん行っちゃった。


「ごめんなさいね。また今度〜」


 今日もステキなママと娘だな〜拝んでおこ。


「・・・・・用事はすんだ?」


 桜が私の後ろで不機嫌そうに立っていた。今日の桜怖い。


「あっはい」


 それしか言うことができなかった。


「んーー、何がいいかなぁ」


「ハンカチとかは?普段使うだろうし」


「小さいからやだ」


「子どもみたいなこと言わないでよ...」


 うーーん。どうしよう。あっ!


「私にくれた香水ってどこで買ったの?センス良かったから私もそうしよっかな!」


「香水って嫌いな人もいるから危ないと思うよ。あとなんとなく輝夜さんは香水使わなさそう」


 確かに...もとからめっちゃいい匂いするし。


「てかここ暑い...暖房効きすぎだよまだ11月なのに...」


 そう言って桜がカーディガンを脱いだ。暑い...それだ!


「それだ!ありがと!桜」


「ええ? あっ、うん?」


 よしっ!あったあった。値段は...8500円!うん!これにしよう。


 私はとある布製品を持ってレジへ向かった。

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