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魔法少女が変態でした。  作者: 三色ライト
本編

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18話 裏あり少女と物理の乙女

 サッとコンビニのトイレから出る。今回の作戦としてはあえて乱入する作戦! まぁ悪い言い方をするのなら漁夫の利作戦だね。


 これからそういう作戦を取るためには魔法少女を覚えておかないとなぁ。


「ねぇディスポン」


「何だお☆」


「魔法少女の衣装ってさ、一人一人違うけどあれもガチャなの?」


【ネイベルナイト】や【スニフマリー】を思い浮かべてふと思った。


【ネイベルナイト】は私のフリフリ衣装に近かったけど、私は足は白ニーソなのに対して【ネイベルナイト】の足は黒タイツスタイルだった。


【スニフマリー】は黄色い花が散りばめられたショートドレス。あれは正直可愛いから羨ましい。


「いや、衣装は最初から固定だお☆」


 そうなんだ...残念。私もショートドレス着たかったなぁ。


「そんなこと気にしてる場合じゃないお☆ 例えガチャで衣装が変えられてもポイントがないはずだお☆」


「まぁね。ってかガチャ1回のポイント消費がすごく多いと思うんだけど!」


「そうかお☆? じゃあ仕方ないからお得情報を教えてあげるお☆ 実は12月25日と6月25日はガチャに必要なポイントが半分になる上、1回無料ガチャが貰えるお☆」


 へー! すごいお得じゃん!


「クリスマスはわかるけど、なんで6月25日なの?」


「百合の日だからだお☆」


 なるほど。その2日がちょうど半年ごとになるのってすごい!


「じゃあ次はクリスマスだね。楽しみだなぁ〜」


「それまでにポイント借金を背負わないように気をつけるお☆」


「ポイント借金?」


 サングラスをつけた怖いお兄さんが「森野さん!集金でーす! 開けてください!」って家に来るのかな...怖い!


「ポイントがマイナスになることだお☆ マイナスになり続けて1年経つと、魔法少女を強制卒業だお☆」


「結構厳しいんだね」


 そうはならないようにしないと。今65ptだから最悪今日負けたらマイナスに行っちゃうかも...

 ボーナスタイムでなんとか耐えなきゃ。

 ・・・いやいや! 負けた時を考えてどうするの!


 あー...勝っても負けてもこの後に待ってるのは宿題なんだよね...

 いや、今日はポジティブに考える日にしよう! むしろ終わってからのお泊まり会! これが本番なんだから。


「いろいろ煩悩を巡らせるのは自由だけど、そろそろ動かないと魔法少女は見つからないお☆」


「そういえば、魔法少女って全員で何人いるの?50人くらい?」


「細かい数字はシークレットだお☆ ただそんなにはいないお☆ その半分以下だお☆」


 そうなんだ。もっとたくさんの可愛い女の子を見れると思ったのに。残念。


 コンビニから出て目的地は...どこにしよう。学校もいいけど、開けた運動場とかに行かれたら『ハニートラップ』も成功しにくいからなぁ。


 とりあえず外に出よう。話はそれからだね。


 一旦公民館へ向かってみることにする。公民館は輝夜ちゃんの家とコンビニの間あたりにあるから近いしね。


 公民館への道の曲がり角を曲がろうとしたら...


「人影...2人かな?」


 やった! 漁夫の利作戦を実行できるかも!


 コソッと曲がり角で身を隠す。中々戦闘は始まらない。もしかしたらお話の途中かも? 私と【ネイベルナイト】が戦った時もちょっとお話をしたし、魔法少女同士積もる話もあるのかもね。


「ねぇ、魔法少女同士って仲良いの?」


「いい子もいれば悪い子もいる。まぁ現実と変わらないお☆ ただみんな女の子が好きなのは共通だから基本的には仲良くしたいと思っているお☆」


「そうなんだ。でも、私待つのって苦手なんだよね。来て![メルヘンロッド]」


 武器を装備。そのお話、悪いけど割り込みさせてもらうね!


「『サンダーウィップ!』」


 雷をまとったムチを話し込んでいる魔法少女2人に向かって放つ。きっとこれで戦闘が始まるかな?と思っていたんだけど....なんかシーンとして動きがないな...


「こんばんわ。新入り魔法少女さん」


「うわぁ!?」


 塀の上に魔法少女が立ってる!

 ・・・魔法少女ってよりはシスターって感じの衣装だなぁ。ガチっぽいのじゃなくてもっとキュートな感じだけどね。


「ごちょっかいをかけていただき、ありがとうございます。お陰で探す手間も省けましたぁ〜」


 こ、怖い! もう一人のほうはどこへ行ったの?

 とりあえず逃げなきゃ!


「およよ? お姉さん逃げちゃダーメ!」


 うわ! 退路にも魔法少女!?


「え、えーと。なぜお二人は私を集中狙いで?」


 明らかに二人は私だけを攻撃対象にしてる感じだ。


「そこのディスポンさんにお聞きになってくださ〜い」


 シスターが上からディスポンを指差す。


「うーん。まぁ終わっただお☆ また来月だお☆」


「諦めないで説明してよぉ!」


「そこのシスターが【ティクルグラント】で、フワフワした魔法少女が【リックキャンディ】だお☆ この二人は珍しいタッグで動く魔法少女だお☆」


 ええー!? そんなのアリ!?

 に、逃げるしかない!


「アハハ! お姉さんは逃してあーげない」


 手を交差させてあざとくダーメってする。

 何才なんだろこの子。すごくロリロリしいけど。


「その子は【ハニーランプ】より年上だお☆」


「あ? 何バラしてんの? 轢き殺すよ?」


 ひえぇぇ...顔色変えずに超怖いこと言ってる!


 とりあえず.....


「ジャーーーンプ!」


「「あっ」」


 逃げるならこれだよね!

 屋根の上を走ってショートカットで離脱!


「キャハッ! 逃さないよーだ。 『アイスボール』」


「キャ!?」


 屋根が倒壊する。地面に倒れているうちにシスターの【ティクルグラント】が距離を詰めてくる。


「お疲れ様で〜す。『デスブロー!!!』」


 ---やられた!


 完全にそう思った。


 ---「久しぶりですね。【ティクルグラント】さんに【リックキャンディ】さん」


 黒いポニーテール、青色と白色のフリフリの魔法少女衣装...


「たまたま通りかかっただけなので。勘違いしないように。【ハニーランプ】さん?」


【ネイベルナイト】が【ティクルグラント】の拳を受け止めていた。

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