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0話 まずはそのティッシュをしまって、僕の話を聞いてほしいお☆。

 はじめましてだお☆。僕はディスポン! メルヘンチックで幸せが溢れる国、『マジカル聖王国』から人間界にやってきた愛と希望の使者だお☆。


 きっとみんなタイトルに釣られてやってきたと思うお☆。間違ってはいないお☆。ちゃんと変態チックな乙女がたくさんでてくるから安心して欲しいお☆。


 でもその前に、大前提として魔法少女について知っておく必要があるお☆


 魔法少女になるためにはいくつか条件があって、

 ①20歳未満の女子であること。

 ②女の子が(性的に)好きであること。

 ③ちょっと変わった性癖を持っていること。


 上のすべてを満たしていればOKだお☆。多分画面の前にいる君たちは②と③は満たしていると思うお☆。でも男はNGだお☆。この世界の神曰く、画面が汚れるからダメらしいお☆。


 魔法少女になるメリットとして、1000ポイント貯めれば『自分の願いをなんでも1つだけ叶えてくれる』が挙げられるお☆。てか半分以上はこれを教えないと魔法少女になってくれないお☆。


 ポイントを稼ぐには魔法少女との戦闘で勝つことが1番オーソドックスだお☆。ちなみに戦闘に勝てばボーナスタイムに突入するお☆。これは画面の前の君たちが釣られた甲斐があったと思うようなシーンになってるお☆。


 逆に戦闘で負けたり、敵のボーナスタイムで...この先は今は内緒だお☆。


 ここから先は読まなくていいお☆。あとはこの世界の神が魔法少女の性癖と力に満ちた争いを繰り広げる様を、画面の前の君たちが待っているだけでいいお☆。















 ……なんでこんな戦闘をしているかって?。聞かれると思ったよ。あっ、お☆。


 実はこの世界には魔獣が侵攻してきたんだお☆。毎月1日の夜19:00からのたった1秒間。当然、君たちにとっては他の日と何の変わりもない1秒だお☆。


 でも、魔力を持つ生命体にとってはこの時間は2時間ほど流れるように世界が書き換えられちゃったんだお☆。


 死と絶望の国『デスペラード魔道国』がその時間にだけ人間界に魔獣を送ってきていたんだお☆。

 昔はその魔獣を倒すことでポイントをゲットしていたんだお☆。


 まぁ安心してくれていいお☆。人間にもいくらか被害はでたけど、ほとんどを魔法少女が倒して、今や平和になったお☆。


 ただ、当時僕はたくさんの若手魔法少女を生み出したお☆。その子たちはポイントが1000にいかないまま稼ぎ手だった魔獣が全滅したから、僕に新しいポイントの稼ぎ口を要求してきたんだお☆。


 まぁ戦争が終わって平和になって、兵士が給料貰えず暴れ出すあれと同じだお☆。


 僕も実は聖王国からお給料を貰う立場として、魔獣がこんなに早く全滅したのはマズかったんだお☆。


 だから、魔法少女同士の戦いにすれば、僕はまだまだ長い間お給料を貰えるし、彼女たちは願いを叶えるために頑張れるし、ボーナスタイムまで作ったからwin-winだお☆。


 ただ、困ったことに聖王国には魔獣がまだいるっていう設定で通している以上、魔法少女を定期的に増やさなきゃいけないんだお☆

 それはそれで仕事が増えて面倒だお☆。


 そろそろ前の魔法少女をスカウトしてから1年経つお☆。どこかにいい魔法少女の原石は転がっていないかお☆?


 ……なるほど、いい性癖だ。あっ!お☆!。

 候補を見つけたお☆。今日はここでさよならだお☆。


ご読了ありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 口癖が気になりすぎて話し半分は頭に入らなかった。w
[一言] 独特な口癖が癖になる、お☆(笑)
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