βテスト編 ７４話 黒幕SGMの正体&龍さんの過去
黒幕SGM登場!
SGMと龍さんの関係が明らかに!?
龍さんの過去って………えぇ～!
転移した先は総合ギルドのギルドマスター室ではなかった。
何だ!?この白一色の部屋は? ………あれ?駄犬は!?
「いらっしゃい(笑)。ここにプレーヤーを呼ぶのは君が初めてだよ。始めまして、私は総合ゲームマスターをやっている まぁ、取り敢えずはSGMとでも呼んでくれ。私も君の事は龍さんと呼ぶのでね」
「…………始めまして?イタズラ好きの迷惑な変態黒幕のSGMこと天災?システムエンジニアでサバゲーチーム"レイブンズ"のズ担当のスナイパー・ズームこと策士の黒川和馬くん。まさかここのシステム作っていたとはね……因みにこの白一色の部屋はネタか?」
「何だ、気が付いたか。そう言う君は第一サーバーPCのやりすぎマッドクリエーター龍さんこと〇〇〇社装甲車設計室室長補佐で設計主任でサバゲーチーム"レイブンズ"のリーダーでレ担当の首狩りレイブンこと新井新一くん。リーダー久しぶりです。やはりさすがレイブンですね。色々とやり過ぎて見ている分にはとても面白いよ♪ 因みにこの部屋はただの手抜きだ(笑) 」
「そりゃ気付くぞ! 今のアバターがまんまだぞ。それにザンネンを裏で操って色々とやったり、システムに介入してサーバー運営を困らせたり、何も知らないPC達に さまざまな罠を次々と仕掛けたり、無理難題なクエストを鬼畜設定にしてみたり、おまけに鬼畜な程のNPC住民好感度制度って何なんだ! このまま売り出したら間違いなくクレームの嵐になるぞ!?」
「正規版は多少は緩くする所はするしね。まぁ、薬草トラップはさらに鬼畜仕様にしようかなと思ってたりして♪」
「お前な!………言うだけ無駄か。 所で何のようだ? レイブンズは解散したはずだぞ! ま、3ヶ月以上もほったらかしにして悪かったがサバゲーの全国大会を棄権したのはお前達だろう! 俺抜きでも勝てただろう、ズーム」
「それはなかったんだよね。全員一致で不参加及びレイブンズの解散を決めたから………」
「そう言って俺が死んだらしっかり装備の山分けしようとしてたろ、ズーム君♪」
「誰が言った!? イースか、ブシドーか、まさかのグレンか!?、誰だ!」
「何だ、やっぱりお前か。盗んだ分の請求書渡すからさっさと口座に振り込めよ。ズーム君」
「は、はめられた? orz ヤッパリはったりか。レイブンには敵わないよ」
「じゃ支払いよろしくね。所で何のようだよ。サバゲーはもう無理だから」
「そんなのわかってるわ。それにサバゲー用のＶＲ作った方が良いだろうよ。所で用件はＧバカの件だよ。最近のＧバカは、レイブンに事あるごとにガン〇ム作ってと言って困ってるみたいだからどうなのかなっと思ってね」
「確かにしつこいし この前のお試しPVPでは 何あの"Ｇバカ鎧"ってのを着こんで挑んで来たから返り討ちにしたよ。勿論やり過ぎたような気がするけどね。不味かったか?」
「済まんが中継で見てた。いや～久々の首狩りレイブンの本気!?を見たよ。腕は衰えて無いね。しかしバスターソードの二刀流って凄いなぁ。ほんとはコンバットナイフ戦が得意の癖に。あ、問題はないよ!ピチュンしても良かったのに」
「オイオイ、良いのか? お前上司だろ一応。で、本音は何だ?」
「現実問題でガ〇ダム型ゴーレムは製作可能なのか?と龍さんとして最終的には何を作るのかの確認かな?」
「何だ、〇ムスナイパーでも作ってほしいのか? 普通のスナイパーライフルなら、もう少し研究しないと無理だができない事は無いぞ! 後、18m級のガン〇ムタイプは無理だぞ!」
「そうじゃなくてそんなデカいゴーレムは設定上はできないはずなのにレイブンだったら作ってしまいそうでってできない? ……ホッ!、できたら困るよ。ゲームバランスが崩れるわ」
「出来ても精々5m～6m級だろうな。それ以上だと重すぎて動けないだろうな」
「え、無理なのか? ゴーレムなら行けそうな気がしたけど?何故なのか教えてほしい」
「お前な～! 一応ゲームマスターだろう。まぁ、いいや。知ってるか、ガン〇ムの初期の設定ではガ〇ダムの全高が18mに対して本体重量は43.4tで全備重量は60tってなってたな、確か?」
「結構重………待てよ……軽いな?いや、軽すぎる。いくらチタンでも装甲を軽くしないと無理だよな?」
「まぁ、装甲が紙並に薄～く作れればできるかもよ?のレベルだけどね。それに60tだと９〇式戦車が約50tだから戦車並の重さだとして例えば普通に歩く時、片脚には一体何トンの重量が掛かるかわかるかな?」
「え～と～………あ、脚がもたないし地面がもたない。しかも走ったら目も当てられない結果になるな」
「正解! まずは脚の骨格が持たないよ。持たそうとすると重量が増えるし増えた分はさらに脚の負担が増えるし……ジレンマだね。例えそんな脚が出来ても走ったら間違いなく地面に穴を穿ちながら走る?いや、下手したら沈む?かな」
「確かに地面の状態次第だとそれもあるね。でもタンクタイプだったら行けるんじゃないのか?」
「う～ん………問題はどのタイプのを作るか何だよね。代表格のガ〇タンクだけどあれは完全に後方支援専用だよね。アニメだと無謀にも前に出て来てやられてたけどね。キャタピラやられたら動けないわ旋回もできないし全くの役立たずになりやすい兵器だよね。もっとも自走榴弾砲としたらかなり優秀なんだよね……ただし、大きさがおかしいし榴弾砲だと120mm砲では大して威力も無いしね………」
「そ、そんなもんなの? まぁ、車両に関してはレイブンの右に出る奴はいないしね。じゃデカいのは無理ってことでよろしくね」
「何がよろしくね?なのかはわからんが……俺流で作るなら6mガ〇タンク型ゴーレム位なら可能かな? 人は乗れないけどね。まぁ、オリハルコンがチタン並みの軽さなら行けそうだけどね。そうそう、変形型にしてタンクモードの時は砲は120mm二門の旋回砲塔型にしてMS体型の時は固定砲塔型で作れば行けるかな?ベースは99式いや、90式で良いかな?」
「あの～レイブンさん! 作らないでもらえませんか? マジでゲームバランスが崩れるから止めてね」
「え、振りならしょうがないな………まぁ、作るとしても恐らくはβテスト中には無理だな………Ａランク……できればＳランクの魔核がいるね……」
「だから振りじゃないからね!所でレイブンは何の相談で転移したのかな?」
「これの件だよ。この刀とほれ、 "ポイ.ポイ.ポイ" この素材の件だよ」
「危なっ!物を投げるなよ……………おい、どうやって作った!?これはってか………まずは素材だな。まぁ、トレントの備長炭は良いとして「いいんだ」……"ゴホン"魔鉄は製法の情報は各第二層の街にあるが魔玉鋼は存在しないと言うかこれはシステムが認めたな。どうやって作ったの?」
「まぁ、最初から説明するとまずは川砂鉄をアクアビレッチ街の生産ギルドで偶然発見してな………………………………〈途中経過説明中〉………………………………24時間で出来たのがこれって事」
「さすがマッドクリエーター、考えも付かなかったわ。で刀の方は?」
「玉鋼作ったつもりで魔玉鋼が出来たから試しに刀作って見よう、となってな。それで作ってみたら………この刀と大太刀が出来たよ。……………それでどうするかと東雲さんに相談しようとヴォルフと転移したら←今ここ状態?」
「………わかった。刀に関してはレイブンが使うのは構わないよ。勿論他の魔玉鋼持ちも良いぞ。だけど魔玉鋼は市場には流さない方が良いな。恐らくは他のサーバーじゃ作れるかわからないからな。魔鉄は良いぞ。実際に第二の街には有るからな」
「あぁ、わかったよ。そうする。所で特殊種族はお前の仕込みだろ。後、幻獣も仕込んだろ」
「まぁ、そうだよ。その件では悪かった。実際はレイブンに会わせたアバターなんだよね。使いやすいでしょう。最初は苦労してアバターになれるようにしといたよ」
「だからって1/4は無いわ。最初はキツイきつい! でも対処法が有ったからまだましだったけどね」
「よく言うよ。あっさり条件を見つけてしっかり生産者トップに成ってるくせして格闘に関してはプロ並みだしね。ホント、"あの頃は" に戻っているしね。またレイブンを見れるとは良かったよ」
「それと、幻獣種の件は何だ! あれは不味いだろ。デザインが手抜きなのは言わんが登場させ方も不味いだろう。特にうちの竜姫2人とかファイアーバードとかフェンリルとか」
「他にもいるよ。しかも各サーバに幻獣種は4種類＋α。もっとも＋αは此所(第１サーバー)だとリヴァイアサンなんだよね。しかも2匹も抑えてるしね、流石龍さん保育園長」
「テメ～!って他にもう一種いるのか orz こりゃ要注意だな、ズームだしね!?」
「何その言い方。良いではないか! 面白ければ。それに幻獣種のテイムに成功してるのは全サーバーで今の所第一サーバーで3人と他のサーバーで1人ずつの計6人だぞ!」
「少な! それにすぐに見つかりそうだけどね。………それより他のサーバーに居るはずの元レイブンズのメンバーはどうしてる。それぞれ用に鬼畜仕様のアバターを用意したんだろ。どうなんだよ」
「チィ!気が付いたか!そうだよ、特殊種族は元レイブンズの残りのメンバーがやってるよ。まずは北の第二サーバーは玄武族でミスター壁のブシドー♂がやってるよ。関西の第三サーバーは白虎族で戦闘狂戦士のイース♀が高速戦闘してるよ。九州の第四サーバーは鳳凰族で火力バカのグレン♂が火炎魔法で火の海にして街の機能低下をするし……みんな好き勝手やってるよ」
「よくβテストに参加さ………策士のお前なら当たり前か。そうすると今度の祭りは全員PVPに出てくるんだな。それとお前ズームも出るんだろ。麒麟様として」
「流石に出ないわ。俺はスナイパーだぞ!格闘戦はできんわ!後、キリンさま? って何だよ! 普通に人族だからな」
「後、連中に装備を作ってやるから戦闘スタイルと使ってる武具を教えろ。そのくらいはできるだろ? ズーム。前渡しでAMRやるから。え～とほれ"ポイ"」
「おっと、何だAMRって、これ………っておい、対物ライフル作ったのか!?お前な～!……………わかったよ、後でデータを送るわ。それで何故作るんだ?謝罪のつもりか?」
「違うわ! ハンデ無しに戦いたいからだ。聞いた話だと他のサーバーは生産レベルが低いそうだからな。商業ギルドマスターが言ってたぞ。後、ヴォルフがぶっちゃけたぞ!」
「"敵に塩を贈る"ねぇ……まぁ良いわ。ただし、終わった後だな。それと、銭型(NPC)は良いとして、あの駄犬は何をしてるんだ!?他のサーバーの情報を漏らすとは………OSIOKIが必要だな!」
「OSIOKIなら専門家が第一サーバーにいるから頼めば良いぞ。追加の装備を渡したし」
「そうか……って何をしたのかな!?いや、何を作ったのかな!?」
「あれ? あ、そうか。さっき渡したばかりだからな……GM秘書様に。渡してすぐにＧバカ捕まえてOSIOKI講座やってたし、早速使いこなしているみたいだしね。………あれ、不味かったか?」
「あぁ、彼女にか。………ま、まぁ良いかな? これで1GMが少しでもまと………無理だな。まぁいいや、後で物の確認するわ。何か見るのが怖いけど」
「おい、そんなヤバイ奴にGMやらすな! まぁ、Ｇバカ化した時以外はちゃんと仕事して……してるのかな?」
「………してるよね、たぶん? 東雲さんがそう言えば頭抱えていたような………まぁ良いわ」
「そうだ! 黙って俺をここに転移させて良かったのか? 向こうでは騒ぎになってるかも」
「それはないよ。事前に東雲さんには連絡をしてたから。ま、この後一緒に行くか、ヴォルフのOSIOKIについて話さんとね♪」
この後東雲さんの部屋(ギルマス部屋)に転移してSGM、東雲さん、駄犬、龍さん、GM秘書(呼ばれた)の話し合いになった。
〔あれ、Ｇバカは?と、聞いたが別に要らないって言われてしまう………Ｇバカさんって……〕
そしてSGMは龍さんとは"親しい?"知人?"でザンネンとは親戚で龍さん用のアバターを使うよう仕向けた事をカミングアウトしていた。
聞いて無いわ!? ドクターとも繋がっていたんか! とも思ったよ。
〔俺が事故って落ち込んでいると勝手に思い込んでやったらしいので怒るに怒れんわ……はぁ～……〕
サーバー運営陣には謝罪していたが、これからも、と言うか既に仕込み済みなのでよろしくね、と言いはなった。
〔鬼畜仕様の罠が沢山あるのでよろしくっと清清しく言ってのけた。〕
この後、駄犬のOSIOKIが決定。
決定した瞬間、逃げ出したがOSIOKI戦隊が既に待ち構えていてすぐに捕まっていた。
〔捕まえる所からSGMに見てもらった。SGMは、大爆笑していたが……〕
今まで作った[トラ]や[アルファ]達は無論、[アイン]シリーズと、[さくら]シリーズと、[ウォルペ]シリーズを話たら爆笑してよく作ったねと言って使用していても問題ないと許可がでた。
ただ、PVPにゴーレムは出さないでね、と言われてしまう………えぇ～!
せっかく普通?のゴーレム出して楽しようとしたのに………
運営全員「絶対に普通のゴーレムの訳が無いので出さないでね。絶対に出さないでね」
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サバイバルゲームチーム：[レイブンズ]
：コードネーム：戦闘スタイル ：武器(勿論電動ガンと玩具武器?)
隊長 レ：レイブン ♂：近接戦闘スタイル ：ハンドガンとククリナイフ型筆?
イ：イース ♀：近接戦闘スタイル ：サブマシンガンとハンドガン
ブ：ブシドー ♂：近接支援スタイル ：AK47自動小銃とハンドガン
ン：グレン ♂：バルカン砲馬鹿 ：M2重機関砲とM4自動小銃
副隊長ズ：ズーム ♂：スナイパー ：Dスナイパーライフル
数々の伝説(好評、悪評 多々有り)を残すサバゲー界の伝説のチーム
特●作戦群選抜チーム(龍さんの知り合い)との勝負に勝つという武勇伝を持つ(しかも10人vs⑤人で)
１年前突然の解散宣言でサバゲー界が混乱するも今でも通り名が残るチーム
"黒い死神烏達"と……………
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龍さん→SGMお前な～!
SGM→いや～すまんかった!
運営上司→元仲間に凄い仕打ちですね
GM秘書→仲間に甘くはしない……立派な考えですけどね………鬼畜?
ヴォルフ→私にはやさしくしてください
全員→無理!
ヴォルフ→そんな～!
Ｇバカ→蚊帳の外?
修正作業をコツコツしてみました
内容等が若干変わっている場合が有ります!
素人のオッサンが書いている作品なのでできれば生暖かい目で見て下さいね♪
1/25 黄龍様→麒麟様 に替えました
四聖獣伝説だと真ん中は 麒麟様 とご指摘がありました
ご指摘ありがとうございました
