表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自由な人たち (freedom world Online)   作者: 親戚のおっさん
82/153

βテスト編 64話 オートマトン技術

さぁ、師匠の所に行こう!


オートマトンは難しいですね

23日の朝6時前です。


いつもの様にスノウちゃんとクーちゃんに起こされます。

ペチペチ叩かれ起こされてから魔力を吸われます。

〔この子達は賢い!? 許可を取ってから? 吸うって……〕


そして食堂に行くとダイバーさん一家が食事中だった。

〔早いな……どんだけ嬉しいのやら……そしてアイスちゃんも良く食べる……〕


「ダイバーさん、アイスちゃんお早うございます。早いね」


スノウちゃん「キュイ♪」


クーちゃん「キュ~ン♪」


「お早うございます。興奮して中々休めませんでしたよ」


アイス「オウ♪」


みんなで楽しく食事をしてると岩鉄さん達も来て食事をしながら獣魔の話をしていた。

〔やはり皆良く食べるらしい。これって………運営の罠? 〕


食事も終わって入れ違いでリンゴさん達が入って来たので挨拶してテーブルを交換。


岩鉄さんは生産ギルド、私とダイバーさんはマーリン師匠の店に向かう事に。



師匠の店《マーリン魔法工房店》に着くと師匠が待っていた。


「待ってたぞ。ン、後ろの若いのは誰だ? 」


「彼は………ま、私の友人でダイバーさんって言います。今日は見学がしたいと一緒に来ました」


「ダイバーと申します。龍さんには世話になってます。それでマーリンさんの事を聞きまして見学できればと龍さんに無理を言って付いて来た次第です」


「はっきり言え! オートマトンの技術がほしいとな! 違うか? ダイバーとやら!?」


「はい、ほしいです。マーリンさん、弟子にして下さい。お願いします」


「私からもお願いできますか? 」


「まぁ良いだろう。ダイバーとやら、これから試験を始めるぞ。ある素材を持ってきてもらう。その素材はこのメモに書いてある。全部揃ったらここに来なさい。あとsinには頼ってはダメだぞ! 頼った時点で失格だ! 」


「素材は渡しませんが情報は渡しても? 」


「まぁ、良いぞ。ただし、手伝いは無しだぞ! 」


メモを見せて貰うと


鉄のインゴット×10個

ミスリルインゴット×5個以上

ワーム系の皮×10枚

トレントの丸太×5本

魔核(E級以上)×5個

をすべて品質:A 以上で


見せてもらって気になる事を聞く。


「師匠、確認ですけどトレントの丸太は師匠がほしいからじゃないですよね? 」


「な、何の事だ………気のせいだろ? 」


「そうですよね。丸太が足りなくなってチャッカリもらおうとしてる訳ないですよね。師匠、すみませんでした」


「わ、わかれば良いのだよ、弟子よ。で、ダイバーとやら………行けるか? 」


「えぇ、持って無いのはミスリルインゴットとワームの皮………ですね」


「ダイバーさん、ヒントいくよ。ミスリルインゴットは生産ギルドに行った岩鉄さんに10個売ったばっかりだから急げば間に合うよ。たぶん鉄剣作ってからミスリルでレベリングする予定だから。後で岩鉄さんに売った分譲るって龍さんが言ってたって言えばいいから」


「それでワームの皮は? 」


「ここから南に向かって1時間の所から砂漠になっていてそこにいるぞ。デザートワームがな………ただ、一人では危険だよな………」


「sin、お前さんは何が言いたい? 」


「街の中に専門店が有れば便利かなと。例えばこれを作ってる店とか………」


ワームジャーキーを出して見せる。

後ろのちびっ子が興味が有るのかクンクンしていた。


「そ、それはサンドワームのジャーキー、そんな高級品を持ってるとは流石じゃなsin、でワシの分はあぁぁぁぁ! 」


手に持っていた3本のジャーキーはパクパククシャクシャとちびっ子姉妹とアイスちゃんが食していた。


スノウちゃん「キュイ♪」


クーちゃん「キュ~ン♪」


アイスちゃん「オウ♪」


"ポーン"

『[龍種召喚魔法]がレベル22になりました。』


流石に遅くなったがやっぱり龍種の好感度の絡みだなこれは。


「お、お、お、お、お前それを何故獣魔に与えて師匠に渡さん? すぐに渡しなさい」


「良いですけどここの街のデザートワームのジャーキーをマリック師匠の土産にしたいので店の場所教えて下さい。お願いします」


マーリン「…………ク.ク.ク、ワシの負けじゃ。…………これが店の場所の地図だ。持ってけ」


sin「流石師匠、大酒のみ。それではこれをどうぞ。あと、ダイバーさん。材料探し次いでで良いのでデザートワームのジャーキー買ってきて下さい。肉のジャーキーをね」


ダイバー「わ、わかりました。お任せを。ではマーリン師匠、行ってきます」


ダイバーさんは走って行った。


マーリン「お前は良い奴だの。あやつは大丈夫かの」


sin「問題が無ければ買えるでしょう。では師匠、よろしくお願いします」


"ポーン"

特殊クエスト[オートマトン技術を覚えよう(初級編)]が発生しました。

 このクエストを初めますか? YES/NO 』


YES をポチっと。


『sin様はすでに初級編をクリアしています。なのでスキップします』


マーリン「sin、お前さんはマリックに基礎は教わっているから初級編は飛ばすぞ」


"ポーン"

特殊クエスト[オートマトン技術を覚えよう(中級編)]が発生しました。

 このクエストを初めますか? YES/NO 』


YES をポチッとな。


『特殊クエスト[オートマトン技術を覚えよう(中級編)]が始まりました』


この世界の師匠と言われる方々は皆スパルタなのは気のせいかな?


オートマトンも基本がゴーレム技術と似ている………この場合はゴーレム技術が似ているか……

オートマトンの基礎学としては………


オートマトンの構造学

(初級編):魔法筋肉の製造方法 骨格フレームの製造方法

(中級編):魔法神経の加工方法 魔法外装の製造方法

(上級編):制御盤の加工方法 その他応用


………らしい。


作業場の隅ではちびっ子達が桶の中でおとなしくじゃれていた。

〔スノウちゃんとクーちゃんとアイスちゃん三人がパシャパシャ遊んでいた〕


"ポーン"

『特殊クエスト[オートマトン技術を覚えよう(中級編)]がクリアしました。

 報酬は(上級編)の指導になります。


"ポーン"

特殊クエスト[オートマトン技術を覚えよう(上級編)]が発生しました。

 このクエストを初めますか? YES/NO 』


YES をポチッとな。


『特殊クエスト[オートマトン技術を覚えよう(上級編)]が始まりました』


ダイバー「師匠、用意できました。よろしくお願いします」


お、帰って来たようだな。


sin「皮は買えたかい? あと、ジャーキーは? 」


ダイバー「何とか買えました。後、ジャーキーはこれです。どうぞ」


sin「おう、ありがとう。それとミスリルは、間に合ったかい」


ダイバー「ギリギリでしたよ。丁度始める所でしたよ。理由を言って分けてもらいました」


sin「じゃ、後でミスリルインゴット持っていかないとね」


マーリン師匠「よし、揃ってるな。それでは修行を始める。sinはすまんが賄いを頼む。腹が減ってきたぞ」


スノウちゃん「キュイ! 」


クーちゃん「キュ~ン! 」


アイスちゃん「オウ! 」


ダイバーさんに初級編を仕込んでいるあいだに賄いを作りますか。

先ずは向かいにパン屋が在ったのでパンを買いましょう。

〔ついでに岩鉄さんの所(生産ギルド工房)にミスリルインゴットを届けておく〕


師匠の店に戻り台所は………ろくな材料がないな………

マジックバックから大きめの箱を出す。


[試作クーラーBOX]

食品保存延長 保冷 冷却強化

耐久値200/200 重量2

品質:A

製作:sin

解説:食品の長期保存を狙って作った保冷BOX

   ミスリル板二重構造で真空にして熱の伝導を阻害した仕様

   外側にはトレント素材を使いコンテナBOX風の作りにした

   氷達磨の魔核(E級)を使用し氷が溶けない様にしている

   マジックバック仕様にはなっていない為マジックバック

   に入れる事ができる

価格:試作品の為未設定(55,000,000G)


中の食材を出して作りますか。

〔中は源さんファーム謹製の冷凍野菜と最近狩った下処理済オーク豚肉の冷凍肉〕


調味料は台所のと無いのはマジックバックから出して作りましょう。

〔鍋が有ったのは幸いだな〕


飯ができたので呼びに行くとやはりダイバーさんは頭を抱えていた。


「師匠、用意出来ましたので昼食にしましょう。ダイバーさんも」


皆で食堂に移動(チビッ子達も抱えて)テーブルに座る。


「師匠、食材位買い置きしてくださいよ。ま、パン屋が向かいに有って良かったですね」


「そこのパン屋は旨いからな。夕飯は酒場で摂れば良いしな」


「だから娘さんが心配してるのか。師匠、少しは考えた方が良いよ」


スノウちゃん「キュイ! 」


「聖獣にまで言われたらしょうがないの」


「え、スノウちゃんは聖獣? 」


「あ、ダイバーさんには言ってなかったか。スノウちゃんは親のリヴァイアサンから預かってる子だから誘拐なんかしたら街の一つ二つ簡単に更地になるから注意ね。無論、私からもキツいOSIOKI位しますよ。でもあれ? 師匠に話しましたか」


「ん、昔チョーっと世話になってな。だから知っとった」


「あえて聞きませんよ。恐らく同じパターンですね。今回は冒険ギルドが混乱してましたけどね」


「まぁそんな所だな」


「さぁ、スープが冷める前に頂きましょう」


そして食事会が始まった。


「このスープ美味しいですね。龍さんが作ったんですか」


[オーク豚肉のシチュー]

HP+30 回復

品質:A

製作:sin

解説:sinが作ったオーク豚肉のシチュー

   丁寧に下処理したオーク豚肉を冷凍保存

   野菜類も下処理して冷凍保存した物を使用

   材料を良く煮込み柔らかく仕上げた一品

価格:1,200G


「当たり前だろ。さっき作ったばかりだよ。まあ、クックさんには負けるけどね。ダイバーは[鑑定]は持ってるか? 」


「一応持ってますが? 」


「だったらそこに置いてあるBOXを鑑定してみろ」


「わかりました? ………え、何ですか冷凍BOXって……エェ~!? 冷凍庫じゃないですか」


「sin、またとんでもない物作ったのう。商業ギルドが欲しがるぞ」


「ま、売りには出せませんけどね。氷の魔核が手に入らないしね。めんどいし」


「僕は黙ってますよ。混乱するだけだしね」


「まぁ美味しくいただければ良い」


スノウちゃん「キュイ♪」


クーちゃん「キュ~ン♪」


アイス「オウ♪」


「ハイハイ、おかわりね。………どうぞ………うちの子も食べるけどアイスちゃんも食べるね」


「た、確かに。これは他の獣魔もですかね? 」


「後で確認するか。それによってはクラン内に獣魔保育園でも作らんとヤバイわ」


「え、何でですか? 」


「それはチビッ子達連れての狩りは無理だろう………いろんな意味で」


「た、確かに。どうしよう」


「………ダイバーさん、正式にうちのクランに入らない? 」


「え、いいんですか!? 何か入団テストみたいなのが有るんじゃないのですか? 」


「うちは私と副マスターの許可が有れば加入OKだからね。まぁ、通ると思うよ。それにおそらくブリジットさん達のチームもリンゴさんが引き込むだろうから」


「そ、そうですね。………龍さんの所のクランはその内、親衛隊に乗っ取られたりして? 」


「ウ~ン………手遅れかも? 昨日の朝 GM秘書さんが、GMさんを朝一で拘束して中央公園に簀巻にして転がしてからクランのリビングに来て料理教室がてらOSIOKI講座もやってたな………あ、オ・ワ・タ・ネ(笑)♪ 」


「OSIOKI講座ってもしかしてninzinさん達の件ですか…………流石に………」


「本音は船大工を集めて置きたいからかな? 船? を作りたいしね」


「そ、そうですね。お世話になろうかな。アイスちゃんの件も有るし」


「まぁ、うちの連中で要注意は、ninzinとカジキ、後は焼肉チームかな? だから安心して来てくれ」


結局、ダイバーさんが加入することになった。



●●●●●●〇〇〇〇

Gバカさん→ク.ク.ク.! もうすぐG計画が行けそうだ

運営さん→おや? 誰かが悪巧みをシヨウトシテマス? GM秘書さんにOMAKASEかな?

GM秘書→おや? どこかで悪巧みの気配が………OSIOKI何が良いかな?

龍さん→おや? やな予感……GM秘書さんの支援ユニットの開発を急がねば!?

運営上司→みんなどこに向かってるの?

???→計画通り………かな?


1/5 修正しました

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ