βテスト編 59話 誕生……?
答えは川砂鉄でした! え、簡単だった……orz
さぁ帰ろうか!
途中で卵が孵る?
名前考えてたら頭が………
「……(ガサゴサ)……あ、あったあった、この砂鉄?なんですが川に堆積してるらしいんですけどね普通に溶かしてもあまり良い鉄にならないんですよ。扱いに困ってまして………」
〔それは川砂鉄!?マジか! まさかこんな所に有るとは〕
「どのくらい有りますか、その砂鉄? ちょっとあるものに使えるかも? なんですが………」
「え~と……一山分(10t)有りますね。前の仕入れ担当が騙されて買いまして困ってます」
「じゃ全部買いますよ。いくらですか? 」
「え~と……10,000,000Gですね。お陰で取りあえず損失が取り戻せますが……何か利用方法が在るのですか? 」
「……そうですね、まだ試して無いので何とも言えないですが………実験が成功してからじゃダメですか? 実験しないとわかりませんし」
「受け取りはどうします? 結構な量ですよ。」
「そうですね……明後日またこちらに来ますのでその時に引き取りますよ。取りあえず手付金で半分の5,000,000G置いて行きますね。カードで払いますね」
「わかりました。カードをお預かりします。………え、なにこの残高……! は、すみません」
「まぁ、私も残高は気にしてたらねぇ………それじゃ明後日には取りに来ますのでよろしくね」
スノウちゃん「キュイ♪ 」
生産ギルドを出て卵組の連中の居場所を確認したら皆宿屋にいた。
宿屋に戻ると各自部屋にいたので一人一人部屋を訪ね[卵保育器:バスケット型]を渡し、使い方を教える。
〔みんな喜んでくれた〕
しかしみんなの卵の耐久値は100なのにうちの子は1000って何でだろう?
選んだ当人は聞いても「キュイ!」しか言わないしね!?
岩鉄さんに資源関係の話を聞いたがイースト街と変わらなかったらしい。
生産ギルドで見つけた例の川砂鉄の事を話すと"マジですか!!"と詰め寄られなだめるのが大変だった。
〔まぁ、岩鉄さんも川砂鉄をリアルに知ってたのである事にチャレンジするのを手伝ってもらう〕
結局その日は夕食をみんなで取って部屋に戻ってスノウちゃんと卵の世話をしてそのまま休憩した。
〔スノウちゃんは背負子が気に入ったらしく中に入って寝ていた〕
21日朝5時です。
スノウちゃんにペチペチ叩かれ起こされます。
そして魔力を吸われます(笑)。
卵保育器に魔力をって魔力タンクもう空かよって事でチャージ。
身支度をして食堂に行き食事をしながらみんなを待つ。
食事もおわり皆もそろったので倉庫に行き[アルファ]達を回収して東門に行く。
東門に行くと馬車がすでに待っていた。
馬車隊の責任者に挨拶して打ち合わせをした。
来るときに一緒に来た御者の人もいたので話がスムーズにすんだ。
早速、隊列を組んで出発した。
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中間地点に着いたので円陣を組んで休憩した。
交代で昼食を取っていたら白菜の卵が割れ始めた。
〔おい、このタイミングで誕生か!〕
みんな(馬車の乗客のちびっ子も)で見てる前でだんだんヒビが大きくなってそして………
???「(ポン!)ピキャァー」
鳥のヒナみたいな真っ赤な何かが生まれた。
白菜を見つめて直ぐに飛び付き魔力を吸い始めた。
白菜に断り[龍眼(鑑定)]………え、これは……
[ファイヤーバード(幼体)]
モンスター名:ファイヤーバード(幼体)レア種
名前 :---
性別 : ♀
ランク :C
レベル :1
HP :100/100
MP :100/100
スキル :[鳴く][甘える][魔力吸収][眠る]
状態 :テイム(白菜) 空腹
解説 :ファイヤーバードのレア種で幻獣種
ファイヤーバードのヒナ(幼体)
ファイヤーバードは完全体になって一人前(Sランク)
本来は第三層の火山に生息して親と一緒に巣にいる
普段は気難しく人種には馴れない
何故獣魔専門店に居たのかは不明
注意 :幼体は基本戦闘はできません
ちゃんと守ってあげましょう
また幻獣種がでたよ………何かあるのかな………
白菜にはファイヤーバードのヒナだと教える。
「名前は女の子だから………レッドでどうかな? 」
レッド「ピキャァー」
白菜にスリスリするレッドちゃん……大丈夫みたいだな。
そして次々孵り始めた卵達………空気読みすぎだぞ! 君達。
結局こうなった。
卵組羽化状況
白菜 →赤の卵? →ファイヤーバード ♀ レッド (幼体) 火
みこ →緑の卵? →ストームラビット ♂ ポーパル (幼体) 風
きなこ→黄の卵? →デンキラット ♂ ピカ (幼体) 雷
カジキ→青の卵? →アリゲーター ♂ フィッシュ (幼体) 水
はらみ→黒の卵? →闇カラス ♂ クロ (幼体) 闇
レバー→茶の卵? →ストーンサイ ♂ ラッシュ (幼体) 土
マグロ→白の卵? →サン・レオ ♂ ソル (幼体) 光
ヨモギ→黄の卵? →サンダータイガー ♀ ラム (幼体) 雷
龍さん→??の卵? →まだ生まれない?
うちの子はまだ時間が掛かりそうだった。
魔力をチャージしておく。
「龍さん所はまだみたいですね」
「恥ずかしがり屋さんみたいで直ぐには出て来ないだろうね」
さて、スノウちゃんに魔力を吸われたので出発しますか。
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また、隊列を組んでしばらく進み後2時間位って所で前で戦闘をやってる連中がいた。
〔迷惑だな………このまま行くと巻き込まれるな……〕
一旦全体を停止して依頼人に前で戦闘中だからどうしますか? っと聞いてみた。
[龍眼(千里眼)]で見てみると小規模のオーク軍団(約10匹)とPCの冒険者が戦っていた。
〔最近、千里眼でも識別ができるようになった。どうも一度見て鑑定した魔物は識別ができるようになるらしい?〕
「ウ~ン、オークが襲ってる冒険者は………あぁ! あれは姫騎士コンビだわ。龍さん助けに行きたいです」
「リンゴさん知り合い? 」
「はい、お姉様親衛隊仲間の姫騎士姉妹です。助けに入りたいです」
いつの間にか お姉様親衛隊 ができていたらしい………は、それどころでは無いぞ!!
「不味いぞ! オークは女性陣、特に姫騎士は興奮して襲うって鑑定で出たから直ぐに行くぞ! 与作! またオークだぞ! [アルファ]で突撃して攪乱するから殴ってくれ! 人選は好きにして良いぞ。半分は残せよ」
「わかった。きんに君、カジキ、マグロ、カルビ、はらみで突撃! 白菜は残りのメンバーで馬車の警備をよろしく」
「ninzin は[アルファ]に乗車 俺と一緒に冒険者の救助するぞ。早く載れ! リンゴさん達は援護よろしく! 」
「馬車隊は円陣を組んで下さい! 残りのメンバーは周囲の警戒! よろしく! 」
そしてオーク部隊に横から[アルファ]で突っ込み3匹引き、プレーヤーとの間に割って入り壁になる。
「おい、大丈夫か? そこの女性4人は早くこっちに来て[アルファ]の中に入れ! 」
「「「「何でですか? 」」」
「後で説明するからはよ載れ! [アルファ]適当に牽制射撃、弾種風、発射! 」
[アルファ]とninzinが牽制射撃をしている間に彼女ら4人を後ろの搭乗口に入れてポーションを飲ませて話を聞いた。
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「………すると君達を置いてその野郎2人は直ぐに逃げたんだな? 」
「えぇ、ホントやになるわ。まさかあんなに弱いとは思わなかったわよ。偉そうに言う割にはね」
「ブリジットとは良く組むんですが今回西の方がどうなってるのか見に行こうってなっていつもの4人で行こうとしたらあの二人組が参加したいって勝手に付いて来て……」
「もし君達が申告すればその二人組はレッドになるよ。賞金も賭ければ直ぐに捕まるかピチュンするぞ。良く考えて判断してね」
「龍さん、姉さんの所に着きました。与作さんのチームは順調に殲滅してます」
そして4人をリンゴさんに預け戦況をみる。
結局与作さんのチームだけで殲滅していた。
[龍眼(千里眼)]で見たが近くには魔物はいないので彼女らに聞くと街に戻ると言うので乗せて行く事に。
なおこの後助けた4人とリンゴさん達女性陣はGMコールをして2人組の事を相談。
街に着いた時点で西門守備隊に報告して賞金首にすることに。
〔女性陣のお怒りはすごく、クランメンバー全員から一人金貨2枚を寄付(と言う名の強要)させて懸賞金の額を上げる事になった………恐! 〕
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西門に無事? 到着して馬車隊が解散になり、依頼人に依頼完了の手形をもらった。
お怒りの女性陣と助けた4人は、そのまま西門守備隊の詰め所に行って手続きをして無事? 指名手配を済ませた。
"ポーン"
『プレーヤー名 ゼノン、零鴟、以下の者は犯罪を犯した為、レッドプレーヤーに認定されました。なお、懸賞金が被害者より掛けられました。1人200,000Gです。』
メールが届いて直ぐにワラワラと冒険者(PC?,NPCの人たち)が西門から外に出ていった。
〔中には"さぁ、狩りの時間だ!"と叫んで行ったNPCの猛者もいた……………〕
女性は怒らせてはいけないと言う教訓ができた瞬間だった。
と、取りあえず皆で冒険ギルドイースト支部に行こう………
冒険ギルドに着いて中に入ると何やらざわついていた。
そしてチラチラこちらを見てる連中多数……………ん、どちらかと言うと背中を見てるね。
〔スノウちゃんには頭を出さないようにリュックに潜ってもらってた〕
受付には今日はモミジさんが立っていた。
「モミジさんただいま。依頼完了しました。これ完了手形です」
「はい、龍さんおかえりなさい。手形ですね……はい、確認しました。それでギルドマスターが龍さんが来たら部屋に来てほしいとの事です。来てもらえませんか? 」
何かあったのかな?
しょうがないのでヴォルフギルマスの部屋に行った。
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犯罪者の告発に付いて
①犯罪を犯した事が明確な事をGMコールで確認する。
②GMコール担当妖精に告発する事を申告する。
③近くの警備隊の詰め所または冒険ギルドにて申告する。
④その時に懸賞金の増額を決める(最低金貨1枚から最大は無限)
⑤手続きが終わるとレッド認定になり手配書が配られてハンターNPCや手配書を見たPCが狩りに行く
と、言う事になる。
今回のレッドプレーヤー2人は運悪くリンゴさんのお怒りを受けてクランメンバー全員から懸賞金を寄付(と、言う名の…………)で上げた為に、NPCハンターに狙われる事に。
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龍さん→オークに姫騎士はダメだろう
ザンネン→仕様です!
GMさん→仕様です!
GM秘書→OSIOKIです!
運営は犯罪者には容赦しません
1/5 修正しました