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自由な人たち (freedom world Online)   作者: 親戚のおっさん
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βテスト編 57話 獣魔と幻獣

後始末は大変だね


何か暗躍してるのがいるのかな?


名前は難しい!

街まで戻ってきました。


街門まで戻って門番さんに頭に張り付いたスノウちゃんを見せて入って良いか聞いてみた。

すると獣魔の証しを付けていれば良いらしく登録は冒険ギルドでできるらしかった。


テットギルマスが一緒だったので今回はそのまま中に入れた。

〔テットギルマスは犯罪者を門番さん警備隊に引き渡していた〕


まず冒険ギルドに行き今回の後始末をしましょう。


ギルドに入り2Fの会議室に入りしばらく待つ間に木桶を出して生活魔法のウォーターを使い水を満たしてスノウちゃんを入れる。


スノウちゃんはキュキュと鳴いて喜んでいた。


「龍さんが育メンになってる! これは貴重だ」


「……ninzinは死にたいと………今度川に落とすか? 手足縛って! 」


スノウちゃん「キュキュキュ! 」


「スノウちゃんが賛成してるししょうがないですね」ヨモギ


「ほう! なら斧の切れ味の実験に付き合うのはどうだい」与作


「それなら[アルファ]の的になるのは? 射撃の訓練にもなるし」マグロ


「ninzinさんは自殺志願者か。思いきってリヴァイアサンをよんでブレスで消してもらえば? 」きんに君


「何で味方がいないの? 誉めたのに何で? 」ninzin


「一言多いわ! 」


スノウちゃん「キュイ! 」


「一言多いわ! 」


「一言多いわ! 」


「一言多いわ! 」


「ninzinはイジラレ役っとメモメモ! 」


「ドンダケ!? 」


皆で笑っているとテットギルマスが入ってきた。


「皆今回はご苦労様。色々とイレギュラーな事が有ったが此方としても色々助かった。ありがとう! 」


「色々ねぇ~? ま、説明ぐらいあるはずだろうけどね……例えばクラン申請クエストだったり? 」


「「「「「えぇ! 」」」」」


「ゴホゴホ!?、何でわかった? クラン申請クエストを兼ねたクエストだったのに? 」


「露骨なんですよ。それにイースト街のギルドの受付嬢の話と違うしね。さらに言うと何時申請したかな? 」


「なんだ、ある程度知ってたか? そうだよ、このクエストは依頼を受けたチームがどんな行動をするのか見るのと対応力を確認する目的があったんだが……文句なしに合格だよ。それどころかリヴァイアサンの問題も解決してるからの………ホント助かったよ。申請についてはヴォルフギルマスから頼まれた! 」


「ヴォルフか………あの駄犬が! それに大体聞いた話だとクラン申請クエストを受けてクラン設立資金1,000,000,000G納めるってどうなの? 基本無理でしょう」


「「「「「それは無理だわ!! 」」」」」


「それはクエスト受けて結果最悪の連中用に保証金代わりの金額だよ。大体それだけ在れば補償はできるだろ、被害者には 」


「確かに例の中二くんみたいな連中の所だとそれでも足らんような気がするね」


「「「「「あ、納得! 」」」」」


「そんなに酷いのがいるのか!? まぁ、龍さん所は文句なしに合格だったから事務経費と拠点登録費と保証金は最低額で良いから……1,000,000Gだな! で、どうする? 」


「わかったよ! 夕方にもメンバー集めて登録に来るよ。確かクランマスターと副マスターを3人だったかな? 決めるのは? 」


テット「そうそう、龍さんがマスターで後は副マスターを3人決めてきなさい。申請はすぐに通るようにしとくからな。本日はご苦労さん。また夕方にな」


「待てい! 俺が何時マスターになると言った! 」


「「「「「「今更何を言ってるのかな? 龍さん!! 」」」」」」


スノウちゃん「キュゥィ?」


「何でぇぇぇぇ!? 」 orz


"ピコン"

『クエスト[川の調査依頼]がクリアしました。報酬は一人100,000Gです。』



この後、白菜に連絡するとリンゴさんが[テイム]スキルを開放したらしいと連絡があった。

場所を聞いて行ってみる事になった………スノウちゃんは定位置に。

〔これはちゃんとした背負子を作らないといけないかな? 〕


現場に行ってみると皆集まっていてワイワイガヤガヤしていた。

結局皆で[テイム]を取得したらしくリンゴさん達獣魔組と白菜達卵組に別れていた。


獣魔組

リンゴ→白狼(幼体、フェンリル)♂氷光 名前:シリウス

椎茸 →ストームタイガー(幼体)♂ 風 名前:虎丸

ハマチ→ホース(幼体)♂      土 名前:マジェスタ

カルビ→ホース(幼体)♀      土 名前:ジュエリー

ロース→エミュ(幼体)♂      風 名前:エアリー

岩鉄 →コークスタートル(小亀)♂ 火 名前:高炉


卵組

白菜 →赤の卵? 火

みこ →緑の卵? 風

きなこ→黄の卵? 雷

カジキ→青の卵? 水

はらみ→黒の卵? 闇

レバー→茶の卵? 土


………になっていた。


ちなみに卵組は首から卵の入った袋を首にかけている状態だった。

〔……ププッ! 結構笑える格好だった〕


袋を鑑定して卵組に伝えると納得していた。


[獣魔の卵用保育バック]

製作:NPC

解説:獣魔の卵を入れるバック

   卵を入れるだけで卵にあった環境に自動で合わせることができる

   卵を手に入れたら中に入れて育てよう

注意:保育用のため衝撃に弱く注意が必要です

   割れ物注意!

価格:10,000G


そして探査チームもとなって獣魔専門店《ペットショップテイマZoo》に入る。

〔名前がなんだこれ? まるでザンネンが経営してる店みたいだな? 〕


「いらっしゃいませ。ようこそ獣魔専門店《ペットショップ テイマZoo》へ。本日はどの様な獣魔をお探しですか? 本日の担当をさせて頂く店長のあいちゃんです♪」


「………………ザンネンの店か……………俺帰るわ………」


「龍さんどういう意味! ………って背中の子はどうしたの? どこで拾っ"ガシ!"て、痛い痛い離して~!……」


「拾ってきたのとは失礼な! 母親から預かっただけだ! って言うかお前には色々と聞かないといけない事があったのを思い出したよ!! 」


「龍さんの気持ちはいたいほどわかるけど今回は関係無いわよ。それに私も話を聞きたいから良いかしら? 」


裏から何故かGM秘書さんが出てきた。

他のメンバーを待たせて店の奥で話し合うことに。


話し合いをしていくうちにどうも第三者の気配が有り、ザンネンは利用されてる節があるらしい?

ザンネン本人は気づいて無いみたいだそうな?


「で、どうするの? めんどいのは勘弁してほしいけどね」


「他のサーバーの様子も調べないといけないかも? って事でしばらくフツウニ(・・・・)過ごして下さい。


「それは適当に暴れて誘い出せ! っとも聞こえますよ。無理だろうけどね」


「あの~、どうゆう事ですか? 良くわかりませんが」


「あいちゃん、解らない方が幸せって事もあるよ」


「そうですよ。これから徹夜が続きますけど頑張って行きましょうね」


「えぇ~! またですか。これ以上は"「何か! 」"……いえ、何でもありません、マム! 」


「あぁ、そうそう、例の件は目処が付いたので近日中にお渡しできますよ」


「あら、思ったより早くないですか? 」


「実はこの子、スノウちゃんって言うんですけどね、預かった時に母親から素材をこれでもかってもらいまして製作可能になったんですよ。後はオートマトン関係の修行が終わったら行けますね」


スノウちゃん「キュイ! 」


「あら、可愛いわね。でも[テイム]した訳でも無いわよね? 」


そこでスキルの話になって[龍種召喚魔法]の件を聞いてみた。


「ウ~ン? ザンネンさんこれは? 」


「え~と私は特殊種族の設定はデザインと設定だけでスキルの設定には係わって無いのよ? だからスキル担当に確認した方が良いかもね」


「龍さんは今の所問題が無さそうですけど、何か有りましたらすぐに連絡をして下さいね」


結局何か合ったら即ホウレンソウになった。

〔結局黒幕がいるみたいだな〕


そして待たせたメンバーで獣魔選びが始まったが結果から言うと………


ninzin →ボア(瓜坊)♀  土 名前:ぼたん

マグロ →白の卵? 光

ヨモギ →黄の卵? 雷

与作  →エイプ(子猿)♂ 火 名前:アックス

きんに君→白熊(子熊)♂  氷 名前:ロッキー


………だった。


ninzinが選ばれた? 瓜坊のぼたんちゃんは目が合った瞬間に突撃して強引に[テイム]させた強者(つわもの)だった。

完全に目が♥マークになってるなんてね。


与作は与作で子猿が飛び付きそのまま[テイム]。

きんに君はザンネンが連れて来た白い子熊に飛び付かれて[テイム]だった。


マグロとヨモギはなつかれた子がいなかったので結局卵を選択。


………と、皆決まった。


私はスノウちゃんがいたので良いかと思ったが………


スノウちゃん「キュウキュウキュイ!」


「え? スノウちゃん、この卵が良いの?……」


スノウちゃん「キュイ!」


何だか良く解らんがスノウちゃんおすすめなので選らんでおく。

すると思いっきり魔力を吸われて[テイム]ができたが………これ何色だ?


[???の卵]

耐久値1000/1000

解説:何かの卵だが生まれるまで何かはわからない。

   色がカラフルなのは属性の影響?


何かヤバい様な気がする。


「GM秘書さん、早速報告です。この卵は何ですか? 」


「スノウちゃんの選んだ卵ね。随分カラフルですね……ザンネンさんわかります? 」


「すみません、私も中身はわかりません。思い当たるのは幻獣種だと思われますが私はあくまでも獣魔の製作で幻獣種に関しては担当が誰だか知りません」


「わかりました。私の方で調査しますね。恐らく卵に関しては他にもいそうですね」


「うちのメンバーでしたら帰ったら源さんファームに着いた時点でGMコールして呼びますね。その頃でしたら卵が孵ってるでしょうし」


結局、卵や他の事はファームに帰ってから改めて話し合いをする事に。


この後は冒険ギルドに行ってクラン設立申請を皆で行くことに……卵袋を首に掛けてスノウちゃんを肩車して……………お前ら笑いすぎだぞ!



●●●●●〇〇〇〇〇〇〇



クラン申請クエストについて。


クランを設立する場合、以下の手順で手続きを行う。


①冒険ギルドにてクラン設立を申請する

②クランマスターと副マスター3人の候補者を登録

③ギルドよりクラン申請クエストが発生する

④クエストを行いクリアする(失敗の場合は不合格となり候補者は登録できなくなる)

⑤冒険ギルドがクエストの評価をする(クエストの内容を冒険ギルドが精査する)

⑥評価により設立資金が決定する(1,000,000G~1,000,000,000Gの間になる)

⑦設立資金を払い拠点とクラン名を登録

⑧正式にクランが設立される


これでクランができるのだがクラン員の素行が悪いと潰される場合があるので注意。


今回の龍さん所の場合、ヴォルフ(運営)さんが気を利かせて?(ワルフザケ)仮申請をしていた。

GM秘書さんとの話し合いの結果、OSIOKIが決定してるとは今の所、本人はしらない……



●●●●●〇〇〇〇〇〇〇

龍さん→ザンネンの店か……………

ザンネン→龍さんいらっしゃ……………そのかわいい子を私に下さい!

龍さん→お前には絶対にやらん!

スノウちゃん→ギュ!!

GM秘書→ザンネンさん、後で楽しい残業しましょうね♥

ザンネン→………はい……………(ガク)



ヴォルフ→あれ? 何か寒気が? …………


1/5 修正しました

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