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自由な人たち (freedom world Online)   作者: 親戚のおっさん
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βテスト編 56話 スキル[テイム]

今回はリンゴさん達が[テイム]した話です


白菜は爆セロ!

「さぁスキル[テイム]を探すわよ! 」


今日は居残り組皆で[テイム]スキルを捜そうとなり街の探索をします。


チームを別けて見つかったらすぐに連絡して現場に集合する事になった。


みこ カルビ ロース チーム

きなこ カジキ ハマチ チーム

椎茸 はらみ レバー チーム

リンゴ 白菜 チーム


岩鉄さんは龍さんより資源調査を依頼されたらしく別行動するとの事。


そして別れて捜索開始! になったのだが………………



カジキ達視点


「リンゴ姉さん、そこで腕を組むのよ♪」


「もっと近づいて、そうそう♪」


「先ずは手を繋ぐのよ、手を♪」


100m後方を付いていく3人。

その後ろ50mから3人の様子を見ている男性陣の構図。


「なぁ、俺たちだけで探しに行かないか? 」カジキ


「そうしたいが……的になるのはやだな……」カルビ


「確かに1000m先の動いてる的を当てるって何? 」はらみ


「そうだよな。ボウガンも凄いしね」レバー


「しかも並の装甲だったら簡単に撃ち抜くしね」ロース


「龍さんは、ほぼ趣味に走ってるよな」ハマチ


等、愚痴りながら後を付いてく男性陣。


「あ、見つかったみたいだな? 説教でも始まるかな? 」カジキ


見ると3人がリンゴさんに見つかり正座させられていた。

白菜がこっちにきて……


「何であの3人を止められなかったのかな? 」


「「「「「「や、無理だろう? 」」」」」」


「あんなバレバレの尾行も無いだろう。止めとけよ」


「「「「「「リア充には解らんよ! 」」」」」」


「何を言ってる? 誰がリア充だと? 」


「「「「「「お前だ! 爆せろ!! 」」」」」


結局女性陣のOHANASIAIが終わり真面目に探すことになった。

〔最初ッからそうすれば良かったのに? 〕



白菜視点


リンゴさんはプンプンしながら、自分はリンゴさんをなだめながら聞き込みをしていた。

そして露店を何軒か回りながらその時は来た。


露店商H「そこのお兄さん! 彼女がご機嫌斜めなのはいけないね! どうだいアクセサリーでもプレゼントして機嫌を治してもらうのは」


「それで戻れば良いんだけどね。所で店主、この辺に獣魔のペットを扱ってる店はないかな? あとそのネックレス買うよ」


露店商H「おや、お兄さんはわかってるね。ハイよそれは12,000Gだけど10,000Gで良いぞ! それと獣魔専門店はそこの通りを右に曲がり100m行ったところを左に行ってすぐの所に在るぞ! 騎獣魔でも飼うのか? 彼女と二人乗りは良いぞ! 」


料金を払いネックレスを受け取り、御礼を言って露店を出た。

ネックレスをリンゴさんに渡し機嫌を直してもらい情報の合った場所に向かう。


そこは街の外れの街壁の側に合った。

獣魔専門店《ペットショップ テイマーZoo》………龍さんならツッコミするだろうなぁ~………


「リンゴさん、有りましたね」


「早速入るわよ! イザ突撃♪」


"カランコロン" 中に入る。


「いらっしゃいませ。ようこそ獣魔専門店《ペットショップ テイマーZoo》へ。本日はどの様な獣魔をお探しですか? 本日の担当をさせて頂く店長のあいちゃんです♪」


「それでザンネンさん、何でここにいるのですか? 」


「あいちゃんですよ。何を言ってるのかな♪」


「え~と、龍さんとGM秘書さんに連絡しないといけないかな? 」


「"ズサ"(土下座) それだけは勘弁してください。初めてのお客様なので獣魔製作担当の私めが説明をしろとGMさんに言われましてできればあいちゃんでお願いします」


「わかったよ、あいちゃん。早速[テイム]の方法を教えて下さいね」


「あいちゃんならちゃんと教えてくれますよね。お姉様が言ってたし」


「はい! 説明をさせて頂きます」


スキル[テイム]の取得方法

①ここに展示している獣魔(兎,子狼,子猫,子馬,子エミュウ?,瓜坊,他)を手懐ける。

②ランダムで卵を選び孵す。(ただし なつかずに逃げる場合が有るので注意)

すると[テイム]スキルがとれる。

ただし一人最大三匹まで。(レベル10毎に枠が増える。最大30レベル)


「簡単でしょうと思うと大変な事になりますよ」


「どうしてですか? 」


「リアルだと相性とか有るでしょう。それと一緒で合う合わないが有りますね」


「つまりNPC女性陣にドクターが嫌われているのと一緒って事かな? 」


「そうそう、あの"バカ兄貴"と同じ事をすれば寄っても来なくなりますよ」


「え、あの変態、あいちゃんのお兄さんなの? 」


「しまった!,他の人には内緒で。龍さんしか知らないのでお願いします」


「でも与作さんがドクターの知り合いが運営にいると聞いてるって言ってたけどあいちゃんの事だったとはね」


「あのバカ兄貴! どこまで喋ったか後でOHANASIしないといけないわね」


「GM秘書お姉様に相談すれば? 」


「わかった、そうするわ…………さぁどうする? 選ぶ? ランダム卵でいく? 」


「まずケージの中見て良いですか? 」


「良いわよ。ケージの中には手を入れないでね。決められ無かったらランダム卵で決めれば良いわよ。後ここではどっちかしか決められないから注意してね」


2人してケージを見ていくと……………


一匹の灰色の子犬(かなり弱々しい)がいた。


「あいちゃん、この子どうしたの? かなり弱ってない? 」


「え~と、この子は………あれ? こんな子居たっけか? 」


「いやいやあいちゃんよ。あんた把握してないのかよ? 」


「ちょっと待って。この子様子がおかしいわよ? 」


リンゴはその子を持ち上げた。

するといきなり光出してリンゴさんの魔力を吸いだした。


「え、なにこの子 私の魔力を吸いだしてる。どうなってるのあいちゃん? 」


"ピコン"

『スキル[テイム]の取得条件をクリアしました。スキル[テイム]を有効可します』


"ピコン"

『[白銀狼♂(幼体)]のテイムが可能です。テイムしますか? YES/NO 』


「「「え!? 」」」


「取りあえず、YES っと」


リンゴは YES をポッチっと押す。


"ピコン"

『[白銀狼♂(幼体)]のテイムが成功しました。名前を付けてあげましょう』


「名前か………白銀狼で男の子か………ベタに"シリウス"はどうかな? 」


シリウス「ワン! 」


リンゴの顔をナメるシリウス。

すると………


"ピコン"

『リンゴさまが第2層の街《アクアビレッジ》にて[テイム]システムの開放情報の開示をします。その時にリンゴさまの名前を発表してもよろしいでしょうか。(YES/NO)』


NOのボタンをポチっと押す

〔龍さんの気持ちがわかった様な………〕


『1分後一斉メールが送られます』


"ピコン,ピコン,ピコン"

『アクアビレッジにて初めてテイムに成功した人が現れました。これによりスキル[テイム]システムを開放します。詳しくはアクアビレッジの獣魔専門店までお越し下さい』


「え~とこの状況はどういう事? 」


「お、オメデトウゴザイマス。テイム 成功シマシタネ。良カッタ良カッタ」


「あいちゃん、お姉様に問い合わせしましょうね」


「はい……」


しばらくしてGM秘書お姉様が来た。


「どうしました? ザンネンさん。おや、リンゴさん何か問題でも? 」


「実はこの子を見てほしいのですけどね」


シリウスを見たGM秘書さんはびっくりする。

鑑定結果を教えてもらうと……


モンスター名:白銀狼(幼体)レア種

名前    :シリウス

性別    : ♂

ランク   :C

レベル   :1

HP    :80/100

MP    :20/50

スキル   :[鳴く][甘える][魔力吸収][眠る]

状態    :テイム(リンゴ) 空腹

解説    :白狼のレア種で光魔法が使える幻獣種(王種)

       最終進化先は フェンリル(SSランク)

       白狼の生まれたての状態(幼体)

       本来は第三層の山奥に生息して親と一緒に巣穴の中にいる

       普段は気難しく人種には馴れないが好奇心は強い

       何故獣魔専門店に居たのかは不明

注意    :幼体は基本戦闘はできません

       ちゃんと守ってあげましょう


……だった。


経緯を話すとGM秘書さんは何かを考えていたがテイムが成功してるので問題なしとした。


シリウスは思いっきりリンゴさんに甘えて魔力を吸っていた。


一応あいちゃんに魔力以外は何を食べるのかと聞くと食べ物に関しては同じ物を与えても良いそうですができれば品質:Aクラスの食事を与えてほしいと言われリンゴさんが orz していた。

〔脇でシリウスが首を傾げてリンゴさんに甘えていた〕


「白菜さんはどうします? 」


「………ウ~ン……僕は卵でいこうかな? ケージの中の子にはそっぽ向かれてるみたいだしね」


「では卵の用意をしますね。始めに言っときますが私も中身はわかりませんのでそのつもりでね」


そして卵が8個ほど台車に載って来た。

どの卵も白く輝いていた。


「一応色付きにすると勘違いして選んでクレームする人がいるから全部真っ白にしておいたの。そのほうが公平でしょ? それと触って選ぶのもダメ。触った卵が登録してしまいますので注意してね」


ジ~~と卵を見てると何故か引かれる卵があった………何だろう?

思わず触ってしまった。


すると触った卵が魔力を吸いだした。

ちょっと待て!? 尋常な量を吸われてしまった。


"ピコン"

『スキル[テイム]の取得条件をクリアしました。スキル[テイム]を有効可します』


"ピコン"

『[???の卵]のテイムをしました』


「その卵ね………大丈夫? かなり魔力を持っていかれたみたいだけど? 」


「ちょっとヤバかったですね。でも大丈夫です………あれ、色が付いてる! 何で? 」


卵が赤っぽく染まっていた。何でだろう?


「多分属性の色かな? その子は火属性の子かな? 後は生まれてからのお楽しみにね。あと生まれるまで24時間くらい掛かるからね。後卵には耐久値があって0になると割れてしまうから注意してね。割れたらわかるでしょう。だから注意してね」


卵を受け取りどうしようか迷っていたらあいちゃんが肩掛け鞄風の卵バックを渡してくれた。

御礼を言うと袋代を請求された。(価格:10,000Gだった! )

〔高い!〕


結局持って歩く訳にはいかず卵バックを買い、卵を入れて持つ事に。

〔後で龍さんに相談だな〕


さぁ、皆に場所を教えて皆で[テイム]を覚えますか。



●●●●●〇〇〇〇〇〇



スキル[テイム]の補足

リンゴさんが[テイム]スキルを開放しているため実は誰でもテイムできる状態になっている。

しかし相性(親密度)がないと成功しない。

なのでいきなり野生の獣魔を手懐けるのは基本無理な状態である。

ただし、例外として源さんが飼ってる庭鶏はすでにテイムできる状態だが源さんが気づかずそのままの状態になっている。

源さんがテイムするのは龍さん達が帰って来た時になりそうです。



●●●●●〇〇〇〇〇〇

ザンネンが真面目に仕事していた!!

結局、ザンネンはやはり色々とザンネンですね

GMさん→ザンネンはこの店の経営をしてね

ザンネン→わ~い! 獣魔専門店だ! もふもふで一杯にしよう♥

GM秘書→ほどほどにね………


龍さん→リンゴさんの獣魔?はシリウスくんですか

シリウス→ワン!

龍さん→獣魔の名前は決めるのは大変だね!

作者→!?、しまった! どうしよう(涙目)


1/5 修正しました

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