βテスト編 7話 生産職への道(プロローグ)
ギルドの次は武器屋かな?
そしてテンプレへ。
ギルドの外に出ると"ピコン.ピコン"と音が鳴り目の前にウインドが開きメッセージが出た。
『シークレット・クエスト[総合ギルドを理解しよう]をクリアしました。クリア報酬は称号:[総合ギルドを理解した者]を送ります』
『シークレット・クエスト[受付嬢の秘密]をクリアしました。クリア報酬は称号:[総合ギルドイーストの受付嬢のお気に入り]を送ります』
[総合ギルドを理解した者]:総合ギルドの仕組みを理解した者。
効果:総合ギルドでの買取り5%up
[総合ギルドイーストの受付嬢のお気に入り]:総合ギルドイースト支部の受付嬢に気に入られた者に送られる。
効果:総合ギルド内でのギルドクエストの優遇及び受付嬢のスマイル対応
……何だろう? 隠し地雷良く踏むな? 他の人は踏んでナイノカナ?
まっ良いや、ギルドカードできたから門番さんの所に行ってお金返してもらおう♪
「すみません!キーパーさんいますか? 」
「おぅ、いるぞ!何だsinか? で、何だ……お、ギルドカードできたか。……よし、銀貨10枚確かに返したぞ! 」
「確かに受け取りました。そうそう宿屋の紹介ありがとうございました。割引までしてもらうとは思いませんでしたよ! 」
「そりゃそうだろう。何たって俺の嫁さんの店なんだからな♪」
「おいおい、仕事中に嫁の店紹介して良いのか? 」
「大丈夫| 俺、警備隊隊長だから問題なし(笑)」
まさかの隊長様でした。あ、後ろで他の隊員が笑っているぞ。
「しょうがないなぁ~問題なしなら良いですけど。ところで良い武具店紹介してくれませんか? 」
「武具店か。それならここから中央広場に行ってそこから南門の方に行くと商店街があるからそこで何でも揃うよ。その中に《ガンコ武具店》と言う店が在るが腕は良いんだが……」
ん、何だ……まさか?
「結構頑固で気に入った奴にしか売らないていうか……店は嫁さんが立ってやってるから大丈夫かな? まぁ、兎に角 行って見な」
多分テンプレ決定かな?
「それじゃ行って見ます。あと街の外の地図を見せてもらえませんか? 」
「う~ん、本日は見せない事になってるのけど……まっ、sinさんなら良いか。ただ在る地図が街の近場だけなんだが……」
「構いません。助かります」
無事地図を見せてもらい確認しました……が近くに水場は無かった(川も海も無い)。 orz
後で地図を写させてもらう約束をしてから東門詰め所を出た。
"ピコン"またか……ウインドが出た。
『シークレットクエスト[門番の知識]をクリアしました。クリア報酬は称号:[門番の信頼]を送ります』
[門番の信頼]:イースト街守備隊が信頼できる者に送られる。
効果:門の出入りの際の顔パス及び街周辺地図の閲覧許可
運営さん、もうツッコミしません。
さぁ、開きなおって商店街へ行きましょう。
中央広場で何か工事(でっかく《建設中につきご迷惑をかけてます》と垂れ幕って? )している。ここはスルーで良いか。
中央広場経由で商店街に来ました。
途中露天を冷やかしながら目的の店を探す。
お、ここかな?かなり年期が入った建物だった。
中に入るとカウンターに幼女? がいた。
「すみません、お嬢さん。中見せてもらって良いですか? 」
「はいよ、自由に見てね。それから私はこの《ガンコ武具店》の店長のトイといいます」
マジですか?? 店長がロ(ジロリ)……! は、もしかして。
「キーパーさんからの紹介で来たのですがもしかして奥様でしょうか? 」
「あら、キーパーから紹介してもらった?もうしょうがないなぁ。旦那と私はドワーフだからね」
やっぱりそうか! しかし運営! いくらロリコンだからと合法ロリキャラは不味くないか?
「じゃ、じゃあ見せてもらいますね」
取りあえず武器を見ていくか。
しかし色々有るな♪どれどれ…………う~~ん何だろう? いまいちに見える。
よし、[龍眼(鑑定)]使おう。
ん、何だほとんどの剣がなまくら? 何で?
普通の銅の小剣 :攻撃力+5 耐久値100/100 製作:ガンコ(NPC) 解説:ガンコが適当に作った銅の小剣 価格:1000G
普通の鉄の小剣 :攻撃力+8 耐久値100/100 製作:ガンコ(NPC) 解説:ガンコが適当に作った鉄の小剣 価格:2000G
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何だろう? しょぼい剣しか無い? オカシイナ……………?
「おや、剣は見つかったかい」
「なんかいまいちだったので……」
「そりゃそうだろう。適当に作って置いた物だからな! 」
え、……後に振り返るといかにもドワーフだという人物がいた。
「おいニイちゃん、良く見てたな。ま、[鑑定]スキル使ったみたいだからな(笑)」
「まぁ使いましたけど。所で何故こんな事を?」
「そりゃ売りたく無い相手に君は売るのかな?」
「ま、私だったらその人?に合った武器しか売りませんけどね」
「お、わかってるじゃないか。それでどうする?」
「そうですね。最終的には自分の武器位は自分で作りたいけど今は無理だからね~」
「何だ[鍛治]スキル持っているのか? 」
「ええ、持ってますけど腕がね……無いからね」
「じゃ、修行だな。ワシはガンコだ。よし、ワシが鍛えてやろう! 」
「珍しいねぇ、あんたが気に入るの? 」
「いや、ただこいつの目の付け処が良いからな」
"ピコン" ウインドが出た。
『クエスト[鍛治師の修行]が発生しました。なおこのクエストは数日間続きます。それでも受けますか? YES/NO』
ドウシヨウ?ま、攻略よりのんびり進めたいからね……よし、YESで。
『これより[鍛治師の修行]が始まります。頑張って修行して下さい』
!? "頑張って" て何だろう?
「私はsinと申します。宜しくお願いしますガンコ師匠!」
「よし、これから修行だな! 」
!? いきなり襟元掴まされて工房の方に引きすられる私。
「あんた、ほどほどに(笑)」
トイさんどうゆう意味で言いました?
この日(初日だよな? )から怒濤の生産祭りが始まるとはこの時は気ずかなかった。
どうしてこうなった?
〇〇〇〇〇〇〇
そして地獄の修行(武器生産&〇〇生産×?祭り)へ。
10/8 色々修正しました。