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自由な人たち (freedom world Online)   作者: 親戚のおっさん
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βテスト編 53話 威力偵察?

さぁ! 見に行こう。

何かフタバススキリュウみたいのが……あれ、ラ〇ラスだよねぇ………あれ?

20日3時です。

さぁ仕込みです。

何の仕込みだって……内緒です(笑)


さてと倉庫に行って[こん]に積んどいたBOXを開ける。

中にはと言うかこの箱は


[携帯式錬金術&調合製作作業コンテナBOX(上級用)]

品質:S

製作:sin

解説:何時でも何処でも作業ができる用に道具類を納め、

   展開するとそのまま作業台になる作業用コンテナBOX

   上級錬金術と上級調合対応型

価格:10,000,000G


元々あった工房の道具とninzinが貰った調合セットを参考に何とか作ってみましたけど……意外に作れるもんだね……と言う逸品。


取りあえず中級HPポーション++と中級MPポーション++を作っておく。

おや、少しづつ余ったな……えい、混ぜちゃえ(笑)……どうなったかな♪……え!?


[初級HMP回復ポーション++]

HP+100 MP+100 回復

品質:A

製作:sin

解説:sinがたまたま作った特殊なポーション

   HPとMPが回復すると言う偶然できたポーション

   味も何故かウーロン茶味になっている

価格:1,000G


え~と………見なかった事に……できないよな!

まさか混ぜちゃえでできるとは思わんわな!?


一応分量も控えて置いたので作ってみるか………まずい、出来てしまうね。

〔試しに50:50で混ぜると低級HP激マズポーションが出来るとは。比率が56:44で混ぜるって……偶然ってコワ!! 〕


開き直って結局80本ほど作ってしまった……

〔暫くは自分用かな……〕


さて時間は6時か……宿に戻り朝飯をいただく。


「龍さんお早うございます。早速情報収集ですか? 」


「ninzinお早う。さすがに朝から開いてる店は無いよ。[アルファ]の整備とポーションの補充だよ」


「え、調合ですか? 道具持って来たんですか? 鞄に余裕有りますね? 」


「[こん]の荷台にコンテナが積んで有ったろう。それがそうだよ」


「ア~ア! あれね。でもでかくないですか? 」


「まぁ、あれは錬金術の設備も入ってるからでかいんだよ」


「後で借りられます? 」


「まぁninzinなら良いかな……て言うか後で作ってやろうか? 」


「本当ですか!? よろしくお願いします」


「わかった。でもどうするの? て言うかどうやって運ぶの? 」


「あ、………どうやって運ぼう? マジックバックに入りませんか? 」


「無理だな。現に入らなかったよ。現物見て要相談かな? 帰ってから」


「わかりました。要相談で」


お出かけメンバーがそろったので冒険ギルドに行くことに。



ギルドに着くとくまっ子受付嬢さんが受付でアワアワしながら仕事をしていた。……あれ?まさかね……今度は三つ子さんかよ……順番を待ちますよ。

〔しかしここの運営は双子とか三つ子とかが好きだよな……まさかの手抜きか!? 〕


「お早うございます。sinと申します。ミーシャさんでは無いですよね」


「お早うございます。はい確かにミーシャは妹です。私は姉のマーシャです。よろしくお願いします。ちなみに隣は下の妹のムーシャです」


「これはご丁寧に。所で今日はギルマスの指名依頼の件で来たのですがギルマスはいらっしゃいます? 」


「はい、お話は伺っています。2Fに会議室が有りますのでそちらで説明をするそうですので部屋の方に行ってもらえますか 」


「はい、わかりました。じゃみんな2Fの会議室に行くぞ」


会議室に入りしばらく待ってるとオヤジ熊のギルマスと昨日助けた2人が入ってきた。


「待たせたかな。では説明をさせてもらいますが先ずはこの2人の紹介をしますね」


「私は探査専門の冒険者でシーフのハイドです。昨日は助かりました。ありがとう」


「私も探査専門で見習い冒険者のミハイルです。昨日はほんとに助かりました。ありがとうございます」


「私はこのチームのリーダーをやってるsinと申します。よろしくお願いします。所で昨日は何故黒星狼の群れに追われていたのかな? 」


「すみません。実は私たちはテットギルマスから依頼を受けまして川の上流の調査に向かったんですが何分ミハイルはまだ修業中の身なので安全策で川の東側から向かったんですが、東側の狼達の群れが追い立てられていてその中の一部の群れに見つかったみたいですぐに逃げ出したんですが……」


「すみません! 私が見つかってしまって父さんには迷惑をかけてしまいましてすみません……」


「結局奥の情報は黒星狼より上異種が間違いなくいると言う事しかわからない……て所かな? ……で、テットギルマス、何チーム行かせた! 」


「ハイドのチームを含めて3チームだ。未帰還は6人だ。これが名簿だ」


「少ないですね……1チーム2~3人何ですか? 」


「そうだな。探査専門でやってるのは出来るだけ少人数で探査をした方が見つからず情報を持って帰れるからな。その分リスクも有るがな……ミハイル! リスクは何だ? 」


「エ! ……リスクは戦闘になった時に単体なら戦うなり逃げるなりできるが複数が相手の場合、余計な装備を持てない為、攻撃ももたないし逃げるにも相手の数が多くてできないことです。……答はこれで良いですか? 父さん 」


「まぁ良いか……他にも有るがな」


「で、どの辺まで潜ったのか、どの辺りに目的の上異種がいそうか教えてほしい」


このあと偵察ルート、予想位置、他のチームが行った予想ルート、街まで来た魔物と普段の魔物の配置等の情報をまとめた。


「ここは?? 」


「ここはちょっとした滝になってるね。けっこう綺麗な滝だよ。一度は行ってみると良いよ」


「恐らくここにいそうだな……恐らくAランク……最悪Sランククラスのが……」


「「「「「「「エ! 何故? 」」」」」」」


「Cランクの黒星狼の群れが逃げてる。それも結構な距離を……戦闘もしないで逃げるのは自分より強いものがいると言うことだよ。格上のがね……」


「で、龍さんはどうするの? 俺はヤバかったら逃げるしね」与作


「俺は逃げ切れそうだよね。で、どうしますか? 」マグロ


「僕はninzinさんと後ろから援護だからヤバかったら逃げますよ」ヨモギ


「ヤバイ相手ならドクター置いて逃げるんだよね……ドクターいねーや! 」きんに君


「僕は龍さんが何とかしてくれるからその隙に逃げますね」


「おいおい! ninzin君、私は君を囮にして逃げようかと思ったんだがね。その方が楽だしね」


「龍さんそりゃないよ……」


皆で笑い合ってるとミハイル君目を丸くして質問してきた。


「皆さんはどうするのですか? このまま行っても犠牲が出るかも知れませんし何より1パーティーのみでは危険です」


「まぁ、普通ならば危険だな、普通ならば……昨日助かる前に何か見なかったかな? 」


「え~と……何か鉄の箱に入れられた様な気がしたが何だったんです? あれは」


「sinさん、あれは何ですか? 」


「詳しくは言えませんが……まぁ一種のゴーレムだと思って下さい。移動と戦闘用の試作ゴーレムですね。あれで行きますので大丈夫ですよね、ギルマス!」


「そうだな。ではどのルートで行くのかな? 」


「こう行きます。(地図に書き)橋まで行き川の西側を一気に滝まで行きますよ。それで何も無ければ取りあえず付近を探してから戻って来ますよ」


「わかった! それで行こう……無理すんなよ」


「じゃ皆行くか……威力偵察に! 」


「「「「「やっぱりな!! 」」」」」



打ち合わせも終わりギルドから倉庫に向かうと女性陣が待っていた。

お弁当を持って………(……[龍眼(鑑定)]……C……Dがない!!……おぉ!……)


[危険予知]スキルが反応する。

〔受け取らないと詰むと……〕


御礼を言い受け取り[アルファ]に積み込む。

女性陣と護衛と言う名の奴隷達はスキル[テイム]の手がかりを求め街の探索に出掛けた。

〔男性陣は目が死んでたな…………白菜を除いて………もげろ! 〕


「よし、出るぞ! 」


探査チームを乗せ、出発した。


門番さんには冒険ギルドマスターの依頼で出てきますと言うと話が通っているのですぐに門から出られた。


暫く道なりに走って(時速50km/h位で)行くとすぐに橋に到着した。


「よしここから上流に行くぞ。周囲警戒、注意して行くぞ! 」


チーム「「「「「おぉ! 」」」」」


そこからは川沿いを走って(10km/h位で)行く。

周囲には森林狼やビッグボア、初物の川蟹(沢蟹のデカイの? )とか水ヘビ(マムシのデカイの、毒持ち)やらデカイカエル(ガマガエルの1m級の大物)が襲って来たがすべて返り討ちして行く。

〔川蟹から念願の水属性の魔核(E級)が取れた。〕


しばらく皆で無双しながら行くと滝が見えて来た。

一旦[アルファ]を止めて[龍眼(千里眼)]を使い偵察………エ!


「ヨモギさんや、君も遠視系スキル持ってたよね?……あれ何だろうね?? 」


「龍さん、確かに何でしょうねぇ………って何ですか!!あれ」


「どうしました? 龍さん、ヨモギさん……」


「ウ~ン……何て言うか見た目はポケットのモンスに出てるラ〇ラスだよな??……甲羅は無いけど……あとデカイけど? 」


15m級のラ〇ラスもどきがブレスを吐き何かに攻撃していた。


「もう少し近づけば鑑定でわかるんだが……でも何でここにいるの? 」


川幅は20mは有るが水深は精々1m有るか無いか位で滝壺の所が深そうになっている位かな!?


もう少し近づいた所で[龍眼(鑑定)]……………えぇぇぇぇ!



●●●●●〇〇〇



探査チーム


龍さん(リーダー) 遊撃手

与作(副リーダー) 壁タンク

ninzin 後衛魔法職

マグロ 遊撃手

ヨモギ 後衛魔法(弓)職

きんに君 前衛タンク

[アルファ] 移動用の車



●●●●●〇〇〇

龍さん→何故あれがいるのか?

ザンネン→やっと出会えたわ! 私の理想のペット候補♥

GMさん→流石に庇えんわ……問題有り有りだろう

GM秘書→ザンネンさん……後で仕事部屋(説教部屋)でOHANASIAIしますよ♥

ザンネン→えぇぇぇぇ! 何でぇぇ?


1/5 修正しました

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