βテスト編 49話 作っちゃた♪ テヘ☆
とうとう作っちゃった♪
龍さん「ガン●●●はキャタピラ作るのめんどくさいからねぇ……」
GMさん「そこを何とか……"バジン" ウギャァァァァァ! 」
GM秘書「"フンズ" またですか……」
9日目の朝になりました。
お早うございます!
お、メールが来てるな………え、マジか………よし、大丈夫みたいだな♪
では、張り切って行きますかね!
その前に朝ごはん♪
今日の朝ごはんは鮭定食に決めた♪
ここの料理人はおいしいごはんを作ってくれますね。
ご馳走様でした♪
さて、来るかな? ……"こんこん"
「どうぞ? 」
「失礼します! 回診に来ました」
「ご苦労様、ちあきちゃん。その様子だとドクターは研究者モードになってるね? 」
「そんなんですよ! 本業ほっといてすごい発明になる~って一人で騒いでいて回りの人に説明も無し! 何考えているのか! 」
:
:
「だから私は来たくなかったのに……あ、ごめんなさい。愚痴を聞いてもらって」
「しょうがないよ! 上司があれではね! じゃあ暫くはドクターは中には入って来ないのかな? 」
「今日はこれから実験だ! と言ってダイブして中で寝るそうです。昨日から起きてましたし」
あの人は何をしたいんだ? ま、無視しとこ。
ちあきちゃんの毒抜きも終わったし、準備はオッケ~♪
さぁ! ダイブイン♪
19日 6時です。朝です!
今日はとうとう隣街へ出発の日です。
隣街の名前だって? 着いてからのお楽しみ♪
リビングに行くとすでに数人で何かを作っていた。
「皆さんお早う! 何作っているのかな? 」
「お早うございます。朝食とお弁当です。お昼挟みますからね♪」クック
「そうですよ! GM秘書お姉様がお昼を食べないと隣街まで持たないわよ♪って言ってましたし、お弁当作るのも楽しいしね♪」リンゴ
「そうそう! みんなで楽しいく作るお弁当も良いものよ♪」みこ
「そうですよ!美味しいもの作りますからテーブルで待ってて下さいね♪」きなこ
あれ? 何かを言ったら危ない気がするのは何故なんだろう?
"ポーン"
『スキル取得条件をクリアしました。スキル[危険予知]を取得しました』
〔え~と………スルーで……〕
黙ってテーブルに着いて朝食を食べた。
〔味に関しては黙秘権を行使します………(鑑定、A~C~D)〕
さて工房に行ってあの子達を起こしますかね。
また工房の前には人だかり………もう!
「ninzinくん! 何か言うことは有るかな? 」
「え、と,特には有りません! 」
「早めに集合してるだけですよ? 」白菜
「で、賭けのレートは? 」
「え~と確か……ってしてませんよ! 今のはボケてみただけですからね! 」
「もう! カジキさんは命賭けのボケはするな! こっちまで飛び火するわ! 」カルビ
「どっちにしろninzinは知ってるから賭けてたらイカサマになるわな? 」
「「「「「「「「「「え! 」」」」」」」」」」
「昨日の夕飯のお呼びに行った時にちょっと見ただけですけどねぇ……」
工房に入り先ずは……
「起きろ! [くろ]」
「起きろ! [こん]」
目を覚ましたのは見た目、昔自衛隊で使っていた7●式トラック(旧型ボンネットトラック)に似ているが何か違う?
運転席と乗客席3+5で計8席有りドアも4ドアだった。
荷台は普通だが運転席との間にはクレーンを模した様な大きなゴーレムアームがあった。(腕が2本)
運転席の前にもゴーレムアームが付いていて専用の盾(ドーザーの様な物)を持っていた。
後にもサブアームが有りけん引荷台を引くことができる。(今回は無し)
一応今回は試験運用なので客室と荷台は行き来出来るように中央の席を外し通路をもうけてある。
色は[くろ]が濃い緑色
[こん]は濃紺色
性能はこれ
[大型自衛輸送型ゴーレム タイプ クロ型]
名前 :[くろ] ([こん])
ランク :C
攻撃力 :50
防御力 :250
魔防力 :150
耐久値 :1200/1200
魔力タンク:1000/1000
最大積載量:4000kg
状態 :良好
命令順位指定 1位:sin 2位:白菜 3位:ninzin 4位:ーーー
製作:sin
解説:sinが作った大型トラック型のゴーレム
鋼+ミスリルコート製ボディ (荷台は鋼)
魔法制御核で魔動エンジンをコントロールして走行を行う
制御核にトレントR(C)の魔核を使用
魔動エンジン 魔力タンクに魔核を使用(Gナイト(D)トレント(E)×4)
完全自立制御型だがマニュアルでも運転ができる〔AT車〕
荷物の載せ降ろしや自衛用に大型のゴーレムアームが付いている
前にもゴーレムアームが有り専用盾を持っている状態
ガラスが手に入らなかった為フロントガラスが無い状態
〔現在試作マジックシールドが戦闘時に運転席前に展開するようになって
いる〕
基本防御専用機で専用の盾をアームに持つ事ができる
魔導ランプのヘッドライト付き(ダイヤ製レンズ付)
牽引用にサブアーム付き
8×8WD駆動 最大積載量4000kg
乗員1名+常客7名
同型に[こん]が存在する
価格:200,000,000G
[車両ゴーレム専用装甲ドーザーシールド]
攻撃力+50(突撃時) 防御力100 魔防力100
衝撃耐性(大)
耐久値300/300 重量10
品質:A
製作:sin
解説:車両ゴーレム専用に作ったドーザーシールド
普段は車両型ゴーレムの前面アームが保持している
構造は龍式複合装甲(ミ/鋼/ゴ/ト/鋼/ゴ/ト/鋼)
見た目ブルドーザーの排土板(まん中が前に出てるタイプ)
基本は突撃用か蹂躙用
価格:2,000,000G
そして本命の子を起こす
「起きろ![アルファ]」
はっきり言ってこの子の種類は機動戦闘装甲車になる。
本来なら実際に走ってたかも知れない代物(〇〇式戦闘車だったかも? )だった。
もっともファンタジー使用になってますけどね♪
〔ウ~ン! コンペで負けなければ良かったのに! 〕
上司に車両のデータを使っても良いかとメールしたら何故か社長からメールが着て後でデータがほしいので運営に頼んでほしいと依頼が来るなんて予想外だわ?
ま、スクショは送ったっけどね♪
性能はこれ
[試作機動戦闘装甲車型ゴーレム タイプ アルファ型]
名前 :[アルファ]
ランク :B
攻撃力 :80
防御力 :400
魔防力 :300
耐久値 :2500/2500
魔力タンク:1500/1500
最大積載量:1000kg
状態 :良好
命令順位指定 1位:sin 2位:白菜 3位:ninzin
製作:sin
解説:sinが試作で作った機動戦闘装甲車型のゴーレム
龍式複合装甲の技術を応用して作った装甲ボディ
魔法制御核で魔動エンジンをコントロールして走行を行う
制御核にREトレント(B)の魔核を使用
魔動エンジン 魔力タンクに魔核を使用(Gナイト(D)+トレント(E)×4 個)
完全自立制御型だがマニュアルでも運転ができる〔AT車〕
車体の前にゴーレムアームが有り専用盾を持っている状態
車体の上に砲塔が付いている(脱着可)
砲塔には[試作魔導砲]が付いている
〔砲塔内に1名分の席有り 見張り用〕
魔導ランプのヘッドライトと砲塔にサーチライト付き(ダイヤ製レンズ付)
牽引用にサブアーム付き
後部に扉が有り中に入る事ができる
中には運転席と冒険者の待機スペースが有る
〔フル装備の冒険者4人分の席有り〕
10×10WD駆動 最大積載量1000kg
乗員2名+戦闘員4名
価格:試作品の為未設定
[試作魔導砲]
魔法攻撃力100~10 命中精度向上(大) 射程延長(大)
耐久値150/150 重量4
品質:C
製作:sin
解説:sinが作った試作魔導砲
砲身より魔法弾を打ち出す事ができる
ただし試作の為速射はできない
魔力をチャージして発射することができる
砲弾カートリッチを変えることで属性が替わる
〔50mm口径 最大有効射程700m 魔法弾種 土 風 〕
砲弾コントロールを別途魔核を使用
〔Gナイト(D) トレント(E)×2 個〕
最大射程 500m
価格:試作品の為未設定
試作魔導砲は はっきり言って見つけた本のおかげ。
たまたま見つけた[魔法陣学の薦め]を見てこれで作れね? と試作したらまぁ爆発したから失敗? からまさかの応用で2回目から成功か? でさらに精査しての10回目で成功した代物だった。
今の所は50mm口径~35mm口径までしか作れんができれば上は120mm口径、下は9mm口径にチャレンジしたい。
〔運営が止めにはいるかな? 〕
格納庫の扉を開けて各車両を外にだすと皆目が点になっていた。
「龍さん! 戦車作って何と戦うの? ゴ〇ラでもいました? 」ninzin
「それにそのトラック? ですか? 4ドアの大型トラック?って有りましたっけ? 」白菜
「一応この3台は私.白菜.ninzinの言うことしか聞かないからな! 気をつけろよ」
取りあえず各員に新しい武器を渡す。
〔武器だけしか作る暇がなかった。防具はまってもらう〕
もらった武器を見て皆目が点になっていた……
〔良いものができたと思うよ♪〕
各車両の説明をして取りあえず各車に乗ってもらう。
源さんとクックさんに留守番をたのみ西門に向けて出発した。
西門までの道中はNPCの人々は驚き、プレーヤーの皆さんは目を丸くしてた。
"おい、あれは有りなのか? ""また龍さんヤラカシテルヨ! ""良いのかな? 運営さん""俺も欲しいがイクラスルヤラ? ""ホントにG作る気なのかな? ""まさかト●ンス●ォーマか" 等の声が聞こえたような……ま、良いか!
西門に着くと、ヴォルフ冒険ギルドマスターが走って来て……
「おい、龍さんや! これは何だよ? いつの間に戦車作った! 」
「一応この子は機動戦闘装甲車で戦車では無いよ! 」
「そうか? 機動戦闘装甲車ねぇ……じゃなくて何で動くの? 何で!……」
「まぁまぁ落ち着いて! 作れるんだから良いじゃないですか? 」
「そうですよ! これぐらい作ってもらわなければ困りますよ! 」
「わ! どこから現れた! GMさん? あんた書類仕事は終ったのかよ!! 」
「そんな事よりこれすごいじゃないか! まずは先にマ〇ラ・ア〇ックを作るのか? 」
「あんなもん物理的にムリだろ! 大体空中で175mm砲ぶっぱなして飛んでられるわけ無いだろう!いくら無反動砲設定でもね! 」
「え! そうなの? 無理なの? ソンナコトナイダロウ? 」
「龍さん詳しいね? てか何でいきなり作れるの? って言うか何故思い付くの? 」
「ヴォルフさんや、昨日話したろ! こんなのを作ってる会社で図面書いてたって! 」
「へ~? そうなんだ! じゃ作ろうと思え"バジン!!" ウギャャャャ! 」
「何をしてるのかしら? そんなに"OSIOKI"がしてほしいのかしら? 」
短鞭をおもいっきり降り下ろしたGM秘書さんがいた。
〔鞭を"ヒュンヒュン"言わせないで下さい………〕
うちの女性メンバーが皆"お姉様お疲れ様です"と挨拶してる。
〔うぁ~! GM秘書さんのお姉様化がスゴいなぁ………〕
そして女王様はGMさんをロープで縛り、引きずって街の中に歩いて行った。
〔GMさんってあんな人だっけ? 最初にあった頃が懐かしいなぁ………〕
ヴォルフ「龍さん? あの武器はまずいだろ! イロイロと……… 」
sin「ウ~ン、何かスマン。最近後悔してきたよ………あれ見ると…………」
この後は荷馬車の御者を紹介されて挨拶をして編成等を話し合い、隊列を組んで出発した。
●●●●〇〇〇〇〇〇〇〇〇
今回のレイド編成名簿
ディフェンスAチーム
カジキ マグロ ハマチ はらみ ロース きんに君
荷馬車に一人ずつ乗り込みいざというときに降りて戦う
ディフェンスBチーム
龍さん 与作 白菜 カルビ 岩鉄 レバー
二人ずつ先頭、真ん中、最後尾に配置した車両に乗り荷馬車を護る
直衛チーム
リンゴ みこ きなこ ninzin ヨモギ 椎茸
各車両に乗り込み車両の上から狙撃と防御を担当
その他チーム
蕎麦屋さんのパーティー他
騎士団と後から捕らえた盗賊の回収担当
●●●●〇〇〇〇〇〇〇〇〇
魔方陣について
もともと[付与術]スキルの派生のスキルでもある。
sinが修行中にマジックバック等を作っていた時に師匠達に簡易の魔方陣は教えてもらっていた。
ただし,スキル取得条件には届かずみ未取得だった。
本を見つけて内容を確認! 実際に書いてみて始めて取得できた。
他の取得方法としては、NPC魔導師に教えてもらうクエストも有る。
〔修得条件は,[中級付与術]+[中級彫金]+[中級錬金術]+NPC魔方陣魔導師の指導又は[魔方陣学の薦め]等の本を読む〕
マリック師匠はどちらかと言うと[ゴーレム生成術]師寄りのため[魔方陣]スキルは取れなかった。
なお,[ゴーレム生成術]と[魔方陣]は似ているが基本別物です。
●●●●〇〇〇〇〇〇〇〇〇
[アルファー]のモデルは●6式戦闘車の次のモデル設定のファンタジー仕様です
車体の前の方にロボットアーム っぽい腕が付いている物と思って下さい
[くろ][こん] は昔のボンネット4tトラックですかね……
国産の4ドア仕様は実際には………2tクラスにはあったね……
GM秘書さんの女王様化とお姉様化がスゴイ件……ドウシヨウ!?
1/4 修正しました
1/7 トラックのドアの件で4ドアのトラックが海外製であるよと指摘がありました
現実にもあったので 国産の4ドア仕様は実際には に変更しました。