βテスト番外編 2 追いかけっこの裏で
今回は龍さんぽです。〔じゅ●さんぽ風に(笑)〕
ピチュンイベントの最中の龍さんの行動です。
"ピチュン"
始まったか……あれは無いわ。
妖精イベントが始まったがスタートの合図代わりに握り潰すのはどうなのかな?
ま、関わりたく無いから参加しなかったしね。
街中の散策でも行こうかな!
ホォ~、なかなかいろんな店や露店がありますね。
色々と買い込みながら話を聞きますかね。
"ピチュン"
ん?、迷子かな?
「お嬢ちゃん迷子かい? 」
「!! 迷子じゃないもん! 道を間違えただけだもん」
結構強気な子だね(笑)
「そっか、道を間違えたならしょうがないね。で何処に行くのかな? 」
「え~とね、クリン製薬店にクスリを取りに行くところなの」
師匠の所か。
「そうか 偉いね。でもここの通りじゃ無いから案内してあげようか? 」
「でも知らないおじちゃんについて行ってはだめってママがいってたもん! 」
「そりゃそうだ! だったらどうしたら信じてもらえるかな? あ、そうそう私はsinと申します。お嬢様のお名前を教えていただけませんか? 」
「ウ~ンとね アリスって言うの。おじさんは大丈夫かな? 」
「何でそう思ったの? 」
「ママが自分の名前を先に教えてくれる人はとりあえず大丈夫だっていってたもん」
危ないな、ママさん!
「それではクリン製薬店にご案内いたします アリスお嬢様」
手をつないでクリン製薬店に行く。
"ピチュン"
「アリスお嬢様、つきましたよ! クリン製薬店に」
中に入るとプレリー先生が店番していた。
「あら、sin どうしたの? 」
「こちらのお嬢様が道を間違えてたのでここまで道案内をしてました」
「あの~お薬を取りに来たアリスです」
「あら、アリスちゃんいらっしゃい。今日は一人で来たの。偉いわね。」
「あれ? お知り合いですか? 」
「えぇ、そうよ。この子 ブックさん所の娘さんですもの」
ブックさん? ……まさか運営!
プレリー先生がクスリ〔え、状態異常回復ポーション(酒酔い)? 〕をアリスちゃんに渡す。
「じゃあ sin 送って行ってくれる? 」
「えぇ、良いですけど場所知りませんよ? 」
「それなら大丈夫。はい! 地図ね。じゃお願いね」
「了解しました。ではアリスお嬢様、護衛させていただきますね」
"ピチュン"
そして地図を見ながらアリスちゃんと手をつないで送っていく。
途中会うプレーヤーに
"何?幼女だと! ""アイツはロリ……""お巡りさん呼んだ? ""幼女たんhshs "
と声が聞こえる!
最後のヤツはギルティです!
"ピチュン"
地図の場所に着くとそこは本屋さんでした。
〔やっぱりな!〕
「ママ、ただいま!」
元気な声で店の中に突入する幼女……?
中からママさんらしき人がアリスちゃんをだっこしてこちらにくる。
「すみません、アリスを助けていただいたようでありがとうございました。私はここの《ブック古書店》店主ブックの妻でシオリと申します」
「私はsinと申します。アリスちゃんがま……道を間違えた所で会いまして師匠の店に行くと言うのでここまで護衛をしてました。アリスちゃんそうだよね?」
「そうだよ! おじ……お兄ちゃんありがとう! 」
「まぁ、そうなのね! それはありがとうございますね。ここは本屋なのでいつでも来て下さい。サービスしますよ! 」
「そうですね。近々によらせてもらいます。それじゃアリスちゃんまたね」
「お兄ちゃんまたね! 」
そして立ち去るといつもの音がした!
"ポ~ン"
『シークレットクエスト[迷子を届けよう! 1ー1本屋さん]をクリアしました 報酬は本屋さんの利用が以後可能になります なお他の人に場所を教える事はできませんので注意して下さい 教えた場合この場所に行けなくなる場合があります』
なるほどね!1ー1ね。
いろんなパターンが有ると言うことね………。
教えた場合か……どこまでだろう?
もう少し検証しますかね! ……暇だしね。
"ピチュン"
露店をからかいながら歩いていると お、テンプレ発見!
今度は男の子か?
「ぼく? どうした! こんなところで泣いてて? どうしたのかな? 」
良く見ると膝をけがしていた! これは……?
「お使いの途中で変な冒険者に突き飛ばされて転んだの」
男の子だと思ったら なんと 女の子 だった!!
〔ここの運営大丈夫かい?ロリやショタがいて? 手遅れか? 〕
アクアヒールをかけて様子を見る。
服装はお古かな?
「え~と大丈夫かな? 私はsinって言うんだけどお嬢ちゃんの名前は? 」
「あたしはミイと言うの。助けてくれてありがとう! 」
「お使いは終わったの? 一応今日は危ないから家まで送っていくよ! 」
「うん、終わって帰るとこなの。じゃ行くの! こっちだよ! 」
たぶんこの後着くのはあそこかな? と思いつつ ついて行く。
ついた場所はやっぱり教会でした。
教会の脇にある建物に入る。
「先生ただいま! 」
「お使いごくろうさま。おや、後ろの人は? 」
「このお兄さんが転んでけがをしたところを助けてもらったの」
「まぁまぁ、ありがとうございます。私はこの孤児院の院長をしているミラノと申します」
「私は冒険者のsinと申します。当たり前の事をしただけなので気にしないで下さい」
「ホントにありがとうございます。お礼もしたいですけどなにぶん孤児院ですので……」
「別にそんなつもりは無いですよ! それより困ってる事はあります? 」
「今のところはありませんね。何かありましたらお願いします」
「そうですか? それじゃこれを納め下さい。お布施です」
「ありがとうございます。え、金貨を1枚って多いですよ」
「大丈夫ですよ。この子達をお腹一杯食べさせてやって下さい」
院長の後ろに子供達がたくさんいた。
「もし気にするなら何か技術か魔法でも教えてもらえれば良いですよ」
「それなら光魔法か生活魔法が教えられますね」
「なら光は持っているので生活魔法を教えてもらえますか? 」
と、言うことで生活魔法を教えてもらうことに。
ついでに子供達の衣服の修繕をしておく。
「これで生活魔法は使える様になりました。子供達の衣服の修繕までしてもらってすみません」
「いえいえ、好きでやっただけですし気にしないで下さい。修行にもなりますしね」
「お兄ちゃんまた遊びに来てね! 」
「今度は何か持って来るよ。またね! 」
"ポ~ン"
『シークレットクエスト[迷子を届けよう! 5ー3孤児院]をクリアしました 報酬はスキル[生活魔法]の取得 デスペナルティーの軽減です なおこのクエストは教える事はできませんので注意して下さい 教えた場合修得が出来なくなる場合があります』
ホ~オ!?デスペナルティーの軽減ってどうなんだろう?……わからん?
まぁ良いかな。
さてもうすぐ17時か!
散策でも再開しますかね。
"ピチュン"
◇◇
とりあえず本屋と孤児院の話を書きました。
後にキーポイントになったりして?
〔まだ考えてないんだよな〕