βテスト編 38話 [ゴーレムメーカー]
受付嬢専用ポシェット納品
ゴーレム技術修得
食テロ発生中!
15日 6時:宿屋《旅人のOYAKUSOKU》食堂
今日も良い天気? かな……何もありません様に。
食堂に行って朝食でも食べますか。
「トマリさんお早うございます。朝食をお願いします」
「はい、sinさんお早うございます。今持っていくわよ」
ではいただきます。
もぐもぐ……ごっくん、ご馳走さまでした。
さてとまずは生産ギルドに行ってみますか。
7時:生産ギルドイースト支部
生産ギルドに着きました。
受付に行くとトアさんが 手ぐすねを引いて 待っていた? (笑)
今日はまだ納品は無いですよと言うとがっかりしてた。
素材の相談ですと言うと「ねぇ何を作るの」としつこく聞いてきた。
出来てからのお楽しみと言ってサンドワームの皮はないか聞いてみる。
皮は在庫が少しはあった。
それを購入したらトアさんがゴーレムでも作るの? と聞いてきた。
作るのには足りませんよ! できたら見せに来ますよ と言っとく。
7時30分:総合ギルドイースト支部
総合ギルドイースト支部の受付嬢にオーダーカバンを届けに行く……?
お、何だこのカオス状態は?
と、思って近くにいたプレーヤーに聞いてみた。
何と岩鉄さんとカジキさんが生産ギルドの切符をもらったらしく騒ぎになっているらしい。
2人とも頑張ったんだなぁ~と思いつつ受付カウンターに行く。
今日はえぇ~とライラさんか。
sin「ライラさんこんにちは。例のバックできたので持ってきましたよ」
ライラ「はい、sinさんこんにちは。もうできたのですか? 」
sin「えぇ、ローラさんのデザイン画が在りましたからね」
ライラ「それではここではまずいのでこちらにどうぞ」
と言って部屋に案内された。
後ろでは "またテイムした! 爆せろ! ""何で?受付嬢さんと仲良く出きるの? ""受付嬢の指名依頼だと! ""受付嬢hshs " とか聞こえた。
〔もういいか……はぁ~ 〕
どうもここは休憩室らしく他の受付嬢さん達がいた。
それぞれのカバンを見せると喜んでくれた。
性能は代表でライラさんの物。
[兎革のマジックバック(ポシェット型)ライラ専用(青)]
耐久値150/150 重量0
内容量 20種/99個
製作:sin
解説:sinが作ったポシェット型マジックバック(デザインはローラさん)
ウサギの皮を丁寧に革加工して価格もかなり押さえた逸品
大きさが小さいので通常のマジックバックよりあまり物が入らない
が性能は問題ない
肩紐を着けて肩かけもよし、ベルトに通してウエストバックみたい
にしても良い一品 色は水属性の青色
姉妹品に各属性色のバックが存在します
価格:10,000G
可能な限り安くしたのでどうですか?と聞いたら喜んでくれた。
〔少しホッとした〕
料金をもらい また必要な物が有れば言って下さいと言い部屋から出た。
帰ろうとして玄関の方に行くと回りの嫉妬の視線がすごかったのでさっさと逃げよう。
〔納品に来ただけなのに何で睨まれるのかな? 〕
つぎはマリック師匠の工房に行きますか。
8時:マリック魔道具店
マリック魔道具店に入り工房に行く。
師匠は待っていた。
「早速始めるか? 」
と、声をかけられたらいつもの音がした。
"ポーン"
特殊クエスト[ゴーレム技術を覚えよう(上級編)]が発生しました。
このクエストは何時でも受けられます。
このクエストを初めますか? YES/NO 』
YES をポチっと。
「師匠! お願いします」
この後は
・自立型の制御魔核の加工方法〔コントロールコアの作り方〕
・魔力炉核の加工方法〔魔力ドライバー作り方〕
・魔力貯蔵核の加工方法〔魔力タンクの作り方〕
・魔力線の加工方法〔コントロールケーブルの作り方〕
を教えてもらう。
〔頭が痛いです。メモメモ!〕
そして実際に魔核を加工する時に師匠にゴブリンキングの魔核を見せた。
「sin、お前だったのか!キングを仕留めたの? 」
「えぇ、師匠。たまたま手に入れましたよ(笑)」
「では実際に制御魔核を作ってみよう……と思ったが………」
「師匠?どうしました? 」
「どういうゴーレムにするのか聞いてなかったからの」
「あ、そうですね!こんなのを作りたいんですけどね」
と、言って師匠に図面を見せて説明をした。
「ウ~ム~、おもしろい発想だな。輸送ギルドの連中に文句を言われそうになるかな」
まぁこれはこれで良いんだけどね。
制御魔核を組んで師匠にチェックしてもらい「問題なし」とお墨付きをもらう。
「sin、これで技術はすべて教えた。後はお前しだいだぞ! 精進するように! 」
"ポーン"
『特殊クエスト[ゴーレム技術を覚えよう(上級編)]がクリアしました
これにより[ゴーレム技術を覚えよう]はすべてクリアしました
クエスト報酬は スキル[ゴーレム生成術][モデリング]を取得
称号[ゴーレムメーカー]を取得しました』
[ゴーレム生成術]
解説:ゴーレムを作る為のスキル
このスキルがなければゴーレムは作れない
基本は自立型ゴーレムだが直接コントロールできる様にもできる
レベルが上がれば扱えるゴーレムの使役数が増える
[モデリング]
解説:金属加工魔法スキル
金属を粘土の用に変形させる事ができる(加工に便利)
レベルが上がれば細かい加工がしやすくなる
称号[ゴーレムメーカー]
解説:ゴーレムを作れる者の証
ゴーレムのコントロールがしやすくなる(使役数+1)
13時:源さんファームの近く
マリック師匠の修行が終わったので工房に向かう。
「龍さん! やっと来た」
「ninzin?、何の用だ? 」
「お昼が出来たので一緒にどうですか?と姉さんが呼んでこいと」
「ちなみに誰が作ったのかな? 」
「モチロン、姉サン達デスヨ。修行(強制)のケッカヲミセルソウデスヨ」
「フ~ン! ……じゃ行こうか」
〔逃げたい!〕
「あれ? 逃げると思ったのに? 何で? 」
「逃げ切れると思うか?あの遠距離射撃に?前に700mの的に当ててたがゴブリン戦で1,200m先のゴブリンメイジに当ててたぞ! 」
「エェ? マジですか………すぐに逝きましょう! すぐに! 」
〔何か字が違うような? 〕
13時過ぎ:リンゴハウス リビング
いつものメンバーとカジキのチームと岩鉄さんがいた。
あれ? 白菜とマグロとハマチとヨモギの目が死んでますね?
〔なぜ状態異常になっているの? 〕
ナニがあったの? クックさんに聞くと………
「実は料理をみんなで作ったのですが今朝の料理があの………」
「何となくわかったよ。で毒消し? 麻痺消しポーション? どっちがいるんだ? 白菜」
「両方下さい。マジで! 」
見ると白菜は状態異常 毒(微)と麻痺(微)、マグロが状態異常 毒(微)、ハマチとヨモギが状態異常 麻痺(微)になっていた。
仕方ないので状態異常回復ポーション(毒)と(麻痺)を各々に渡す。
〔後で薬師には製造方法教えなければ〕
「で岩鉄さんとカジキさんは外にいたから分かるが何故源さんは平気だったの? 」
「源さんは3人が倒れてから来たので直ぐに逃げてとりたて生野菜食べてました」
「生は良いぞ 生は! 」
「源さんの危機管理能力が高いのは良いがninzinがなんとも無いのは何で? 」
「それは源さんと一緒に薬草畑の世話をしてから来たので助かりました」
「ついてたのぅ。そこは」
源さんとninzinは難を逃れていたが 白菜は逃げられる訳もなく食べたらしい。
白菜は漢だね!……いや、尻に敷かれている?
「で、この料理は? 」
サンドイッチの山があった。
「キ、決まっているじゃないかな?今度こそ大丈夫よ〔タブン……〕」リンゴ
「ダ、大丈夫です? メ、メシアガッテクダサイ〔ホントに大丈夫ナノ?〕」みこ
「ソ、ソウデスヨ!タ、食ベテ ミテクダサイ?〔リンゴさんサスガにまずいのでは?〕」きなこ
三人とも、目が泳ぎまくっているね。
「龍さま、無理は禁物ですよ。無理は……〔危険ですよ〕」
「3人とも味見した? 」
「「「え、?したかな?〔してないわ! 〕」」」
「してなかったわよね!〔はぁ~〕」
「まぁ良いや。いただきます」
私が食べ始めると皆が驚いた顔で見ていた。
サンドイッチを5~6個食べた時点でクックさんに止められる。
「龍さん大丈夫なのですか?」
「危険なサンドイッチは避けてますよクックさん。何このロシアンルーレットは? 」
「龍さん、どうして避けられるのですか? 」
「[鑑定]スキル持ちの言葉とは思えんな?ninzinくん。鑑定してみろ! 」
サンドイッチを[鑑定]するとこうなった
[兎肉のサンドイッチ]
HP+10回復
製作:クック
解説:クックが作った兎肉を照り焼きにした物を野菜(薬草)と一緒に
パンに挟んだサンドイッチ
結構ウマイ!
価格:50G
[兎肉のサンドイッチ(毒)]
HP+5回復 毒(微)になる
製作:リンゴ
解説:リンゴが作った兎肉のサンドイッチ?
何故か毒(微)が附与されている?
チャレンジしても責任は取れません
価格:え、値段つけるの? ……5Gかな?
となってた?
みんな[鑑定]して結果を共有したら3人娘が orz していた。
クックさんは 何でこうなったの? と頭を抱えていた。
恐らく何か余計な手間を追加してるのではないかな?
14時:龍さん工房
工房に入りさて、早速作りますかね。
先ずはバスターソードかな ?
さぁ作るか!
ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン……………ガンガンガンガンガン…………ガンガンガンガン………
よし、できた。
[龍式バスターソード]
攻撃力+70 魔力を込めると切れ味上昇 及び属性魔力
を込めると簡易の属性魔法剣になる
耐久値250/250
製作:sin
解説:sinが作ったバスターソード ミスリルと鋼の
ハイブリッド構造
属性魔力を込めると簡易の属性魔法剣になる
価格:2,100,000G
12本できた。
2本は自分用、10本は賞品用にGM秘書さんに渡そう。
ま、GMさんには泣いてもらおう。
次は昨日今日の復習がてらにあるユニットを作る。
これを……してこの………をして……ああして…………こんなもんか?
ではベンチテストは……………よし、上手くいってるなしばらく回すか。
では本体を作るか
ガンガンガンガン………ガラガラガラガラ………ガシャガシャガシャ………カンカンカン………ガリガリガリ………ドドドドドドドド………ガンガンガンガン………
こんなもんか?
ベンチテストは………よし、問題ないな!
後は組み立てるか。
ガラガラガラ………ガンガンガン………キュキュキュ………ガンガンガン………
:
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よし!こんなもんかな?
色はカーキー色 で良いかな?
後は制御魔核を取り付けて魔力タンクに魔力を詰めて………。
良し、できたかな?
後は起動だけかな?
時間はもう21時か………お披露目は明日(13日 外は8日目になるか)でいいか。
21時過ぎ:宿屋《旅人のOYAKUSOKU》食堂
宿屋に行き、トマリさんにはホームが手に入ったので今日が泊まるのが最後かな?と言っておく。
〔実は既にリンゴハウスに部屋はあった〕
トマリさんには淋しがられたがたまには師匠達に絡まれに来ますよと言うと笑ってくれた。
当然のように宴会をしている師匠達に絡まれて皆で騒いだ。
そしていつものようにてっぺんまで騒いで部屋に戻ってダイブアウトした。
●●●〇〇〇〇〇〇〇〇
何故毒麻痺がつくのか?
龍さんは何を作ったか?(最初は?ト?)
5日目終わった!
次は掲示板です
1/4 修正しました