βテスト編 29話 サンドイッチ
龍さん&ninzin 北の森に散歩?
ninzinポーション無双中
龍さん盾改造
さぁ、ninzin行くぞ!と北門から出ようとしたら門番さんに呼び止められた?
今朝の問い合わせの件で回答があったらしい。
とりあえずは大丈夫らしい。が、油断はできないらしい。
〔ザンネンが何かしてるかも? 〕
ありがとうと門番さんにお礼を言って門を出た。
門前の工事は順調になっていた。
〔交代の人が来たのかな?〕
ninzinを連れて森に入り薬草を探す。
ninzinはちゃんと[鑑定]を持っていた。
〔レベル6だった〕
なので最初に数株薬草を取ってもらい鑑定してもらう。
やはり薬草としか識別できないらしい。
〔やはり説明しないとダメらしい〕
それから元気草と傷気草をその場で分けて違いを説明して確認してもらい もう一度鑑定してみる。
すると……
「龍さん、区別がつくようになりました。確かにこれはよく説明してもらわなければわかりませんね」
「そうだろう! そこが運営のドSな所かな? だから面倒なんだよね」
「この運営さんは何でこんなにめんどくさい事をしているのかな? 」
「恐らく他のゲームを見たりして温いと思ったから鬼畜にしたのでは? とおもったよ! 」
「案外そうかも知れませんね。βテストだからわざときつくして正規版はチョイきつめで販売するのかも? 」
「以外とそうかもね。さぁもう少し集めてファームに戻って調合しようか」
そして二人合わせて5×99株分の元気草を収穫。
ついでに傷気草を99株分収穫しておく。(実験の為)
内元気草99株分を[農業]スキル クリエイトシード を使い元気草の種を3×99個の種ができた。
〔1株で3粒の種ができるらしい〕
それを持って源さんファームにもどる。
源さんファーム内の龍さん工房(何でこの名前? 誰だ! 看板付けたの? )に行きninzinに調合を指導する。
↑〔看板はサービスです。byGM秘書〕
予想通りに[初級ポーション+]ができた。
ninzinは大喜びして大量に作り始めた。
一応空の薬ビンを500本ほど棚に置き使いきっても良いので作れるだけ作ってと言う。
そして私は今朝預かった与作のラージシールドの改造をした。
改造はいたって簡単、一番外の鉄の部分を鋼に変更、鋼の上にミスリルの板を薄くコート、革の部分をゴムに替えるだけだ。
そう、昨日ドワーフの子どもが遊んでいたボールの用な物は生ゴムの塊だった。
話を聞くとドワーフの村のすぐ近くにゴムの木?があって木の回りに塊が落ちていて拾ってきては遊びに使っていたらしい。(何故落ちているのかは不明? )
木の所に案内してもらい今落ちてた塊をすべて拾い(計10個)村まで戻り村で硫黄を探し購入(何故か売ってた? )してもどる事に。
生ゴムに硫黄を錬金術で混ぜて(加硫して)弾性ゴムを作ってみた。
〔錬金術スゲ~〕
量が無いので今回は白菜と与作の盾に付ける事にする。
そして改造後がこれ。
[ホワイトタワーシールド白菜カスタム]
防御力120 魔防力100 衝撃耐性(大)
耐久値300/300 重量6
白菜専用
製作:sin
解説:sinが白菜の為に製作した特殊タワーシールド
装甲にミスリル板+鋼板+ゴム+トレント材+鋼板+ゴム
+トレント材を重ねギリギリ軽くするように製作
シールドの下にタイヤが付いていて盾技[シールドバッシ
ュ]をしやすくしてある
また自立用アンカーも付いていて自立もできる
シールドの裏にトマホークラックを6ヶ所 バルディッシュ
ラック1ヵ所 付
全体を白く 上の方を緑に塗装
(遠目には白菜が生えてるように見える)
価格:1,200,000G
[ミスリル複合装甲ラージシールド与作カスタム]
防御力100 魔防力100 衝撃耐性(大)
耐久値250/250 重量4
与作専用
製作:sin
解説:sinが与作の為に製作した特殊ラージシールド
装甲にミスリル板+鋼板+ゴム+トレント材+鋼板+ゴム
+トレント材をギリギリ軽くするように製作
全体を木目調に塗装(遠目には一枚板に見える)
価格:1,000,000G
うわ~めっちゃ高くなったな。まぁ良いか?
ninzinには調合が終わったら源さんと薬草畑の試験栽培を頼んで工房を出た。
リンゴハウスに行くと誰もいなかった。
〔みんな弓の練習中かな?〕
皆の昼食を作り(兎肉のサンドイッチを大量に)テーブルに並べておく。
[兎肉のサンドイッチ]
HP+10回復
製作:sin
解説:sinが丁寧に下処理した兎肉を塩コショウで味付けして
じっくりソテーした物を野菜(薬草)と一緒にパンに挟んだ
サンドイッチ。シンプルだが結構旨い。
白菜がきてテーブルの上を見て驚いていた。
「すみません。今日は僕が昼当番なんですよ」
「別にいいさ。手が空いたから作っただけだよ」
「龍さん料理もできたんですか? 」
「まぁ、独身だからな。リアルでもできるぞ」
「でもスゴいですね。兎肉はそのまま焼くと臭くて固くて食えたもんじゃないのに」
「それは下処理してないからだよ。すれば結構旨いよ。食べてみな」
白菜が食べて一言
「うまい!どうやったらこう旨くなるんですか? 」
「下処理なら教えるよ。食べたら悪いけど北門の工事現場に応援に行こうと思う。手伝ってくれ」
更にサンドイッチを作りながら白菜に下処理法を教える。
大量に作ったサンドイッチを源さん達の分を残して残りをバスケット3個に入れてバックに入れる。
なおこの世界のマジックバックは中にマジックバックを収納するのにはバッグの中に物が入っていると収納できない。
おそらくそれができると誰でも簡単に輸送チートができてしまうからだろうと運営さん達が規制をしたのだろう。
しかし普通にただのバックや箱何かに物を入れて運ぶのは一応できる。
〔ただし大きさと重さに規制があるようだ(未確認) 〕
なのでサンドイッチ入りバスケットは収納することができた。
源さん達が戻って来たので説明して 源さんはninzinと薬草畑の立ち上げ、リンゴさん達は引続き弓の練習、白菜と私は北門の工事現場にと話して外に出る。
〔あれ? リンゴさん&みこさんが何故か orz してる? 何で??〕
白菜に盾を渡して 一緒に円匙型ハルバートを担いで北の工事現場に手伝いに行く。
〔タワーシールドはバックにギリギリ入ったみたい。シールドだけで1枠使いきる(1/99)って〕
北門の門番さんに差し入れでバスケットを1つ渡す。
北門の工事現場に行くと大部分出来ていた。
休憩中だったので皆さんにサンドイッチを差し入れる。
〔残りのバスケット2つ分〕
みんなうまい美味いと食べてくれた。
〔一部女性プレーヤーが食べた後 orz していた? 何故?………〕
担当者に聞くと穴堀がまだ残っていたので手伝いに入る。
穴堀も無事に終わり壁も形成したし障害柵も配置した、どうやら完成?したらしい。
回りでは "終わったぞ~""もう穴堀は懲り懲り""後は戦闘だけ? ""朝まで休憩? ""一狩り行こうぜ" とか色々聞こえた。
「東門に行くけど白菜どうする? 」
「付いて行っても良いですか? 」
「それじゃあ行こうか♪」
円匙型ハルバートを担いで歩き出す。
北門から外回りに歩き出すと後ろからゾロゾロ付いてくる人? 達がいた。
「後ろから付いて来ますね」
「ウ~ン? 何でだろう? 」
「恐らく龍さんの戦い方が知りたいのでは? 」
「シャベル担いで歩ってるだけなのに? 」
「そうなんですけどね。ほっときますか? 」
「付いて来るだけならほっとこう」
外回りで城壁を確認しながらゾロゾロと東門まで歩く。
途中後ろの方で草原狼に襲われてた? みたいだが気付かないふりをしながら歩いて行く。
〔狼タイプの獣魔は後ろからの奇襲タイプが多いよ byGM〕
「ま、前から狼は現れないけど "ねぇ? "」"バコ~ン"
「確かにウサギさんしか来ません"ねぇ! "」"バコ~ン"
突撃してくるウサギさんを殴る簡単なお仕事をしながら歩く。
後ろでは "あれが正しいウサギの倒しかたか? ""あれならいけるか? ""よく当てられるな? ""龍さまスゴイ! ""あのシャベルいいな? " など聞こえた。
そろそろ東門に着こうとした時に門の方で何か騒いでいた……何だろう?
●●〇〇〇〇〇〇〇〇〇
龍さんサンドイッチ量産(リンゴ&みこ&女性PC撃沈)
龍さん&白菜シャベル無双(笑)
1/4 修正しました。