βテスト編 26話 《キュクロー村》
源さんのレベル上げ?
リアル猟師はすごいね!?
ドワーフの村に到着
北門を出発したsin 源さん 白菜のトリオは[道標のコンパス]を見ながら森の中を大八車を引きながらドワーフの村に向かっていた。
[龍眼(千里眼)]を使い敵索していたがたまにウサギさんの反応が有る位だった。
後ろから4人ほど離れて付いて来ていたが途中でいなくなってた。
〔さすが迷いの森 半端ない! 〕
邪魔者がいなくなったので源さんにウサギさんを狩ってもらう事に。
源さんにイースト式ボーガンを貸してみたら見事に使いこなしていた。
〔ウサギさ~ん! 逃げて~ のレベル? 〕
聞くとリアルで熊を相手に狩猟をしていたとの事。
〔リアル猟師! そりゃ上手いわ〕
ドロップの角皮肉の三点セットを回収しつつ3時間ほど歩いて行くと森の中に村らしき建物が見えてきた。
「お、見えてきたみたいじゃのう」
「やっと着きましたか」
「遠いようで3時間位だと以外に近場? 」
「何でそんな事言うのです? 3時間歩きっぱなしで結構な距離ですよ」
「何言ってる白菜? 隣の街まで馬車で片道朝9時頃出て向こうに18時頃着くからえ~と9時間掛かるぞ! 馬車で」
「え、じゃあ歩いたら2日位かかるって事? 」
「予想ではな。ただし途中で休憩所は無いみたいだな? 聞いた話では」
「いつの間に調べていたんですか? 」
「そりゃイベントの合間とか宿屋でとか色々とね」
「それじゃ先に進むには? 」
「今の所3つかな?方法はあるかな? 」
①ひたすらとなり町まで走る、歩く。(途中で野営をしつつ魔獣や盗賊等から身を守る)
②商隊の護衛をする。(一緒に荷馬車に載れるが魔獣や盗賊から守らないといけない)
③自分達で馬車? を揃えて一気に隣町に行く。(魔獣や盗賊から自衛しつつ行く)
「位かな? 今思いつくのは」
「日帰りで行ける距離ではなかったのですね」
「そうだね……」
①で行くなら最低2パーティー(12人)位で行かないと無理だな。特に夜の見張りを最低4人づつの交代でしないとね。
②は安全に行ける可能性があるがまずは冒険ギルドである程度の実績がないと受けさせてもらいないしね。
③はまあ現状では無理かな? 輸送ギルドに登録できればある程度解決するかな?
「………位かな? 」
「そうですね今は隣街に行くほどの用事も無いですしね」
「それに南にも村が有るはずなんだがね」
「え、何ですがその情報は? 」
「そう? 南の村ならすぐに行けそうな気がしたけど? 何故か誰も到着しないから変なんだよね? 」
「そろそろ着くぞ。sinさんや、門番さんがいるぞ」
「あ、そうですね。では門番さんに挨拶してきますね」
「こんにちは!ここはドワーフの村で間違いないですか? 」
「そうだ、ここは《キュクロー村》、ドワーフの村で間違いないぞ。なんの用だ」
「私の名前はsinと申します。イースト街から来ました。イースト街生産ギルドの依頼で鉱石の受け取りに来ました。これが依頼書です」
「これはご丁寧に。依頼書を確認しました。担当の者が来ますのでしばらくお待ち下さい」
「はい、待たせてもらいます」
"ピコン" お、鳴ったな。目の前にウインドが開いた。
『sinさまのパーティーが《キュクロー村》に到達しましたので情報の開示をします。その時にsinさまの名前を発表してもよろしいでしょうか。』(YES/NO)
あまり目立ちたく無いのでNOと押す。
『1分後一斉メールが送られます………』
1分後"ピコン"と鳴って目の前にウインドが開いた。
『初めて他の村に到着した冒険者が現れました。これにより北の村《キュクロー村》の情報を冒険ギルドで開示します。なお《キュクロー村》関係のクエストが各種 発生しますので皆さん参加して下さい』
「これでみんなこの村? え~とキュクロー村に来れるようになるのかな? 」
「白菜くん、どうやって来るのかな? 」
「何じゃ、これんのか? 」
「え、どう言うことですか? 」
「(コンパスを見せて)これがないと来れないよ? 」
「あ、そうですね。依頼を受けないと無理か! 」
「他にもこの村までの護衛とか ま、色々とね」
「sinさん来たみたいじゃな」
「君たちか? 生産ギルドからの使いは? 」
「はい、そうですね。イースト街から来ましたsinと申します」
「儂はこの村の村長をしているロープスと申します。よろしくお願いいたします」
「よろしくお願いいたします。ちょうどよかったです。トアさんより手紙を預かっています」
トアさんの手紙を渡す。
「トアからの手紙か。……ほう、sinと言ったな。お前さんガンコとトイ、ウットの弟子か? 」
「はい。ガンコ師匠 トイ師匠 ウット師匠の弟子ですが……何か? 」
「ホ ホ ホ 。あのガンコが弟子をとるとわな。トイもウットも変わらんの」
「あの~どういったご関係で? 」
「その様子では聞いておらんな。儂はトア、トイ、ウット姉弟の父親じゃあ」
へっ?……聞いて無いよ。
「手紙にも書いてあったが何やら街の方は大変な事になっとる様だのう」
「あの~手紙に何書いてあるか気になるんですけども………」
「おお、すまんすまん、まずは荷物だな。ではこっちに来てくれ」
村の中に入るといかにも村と言うような家が並んでいた。
煙突から煙が出ている工房、木材が立て掛けてある工房、装飾品が並んでいる工房等いろんな工房があった。
村の奥には山があり鉱山の様だった。
山の手前には倉庫のような建物が建っていた。
〔ここが鉱石の保管場所かな? 〕
「ここじゃ、この鉱石の山から好きなだけ運んでくれれば良いぞ」
「では早速積み込み作業をしますね」
そして源さんと白菜に鉱石を土嚢袋に詰めて大八車に載せるように指示し作業に入る。
村長は見た目以上に鉱石が袋に入るので驚いていた。
「なんだその袋は?見た目以上に入っとる様だが? 」
「この土嚢袋ですか?まぁ、土石しか入らないちょっと贅沢な収納袋? ですかね」
「ホ~ウ、土嚢袋と言うアイテムか……少し融通できんかのう100袋位」
「えぇ~と用意はできますけど……」
「わかっとる。街の騒ぎが終わった後でよいからな」
「ありがとうございます。では戦いが終わりましたら納品させていただきます」
「おぉそれは助かります。では支払いのほうなんじゃが」
「あぁ、支払いは鉱石でも良いですよ。それと私の知らない素材でも良いですよ」
という事で契約ができました。
「さすがsinさんじゃのう」
「本当交渉事はお見事です」
「そうかな? さあ積込も終わったし戻ろうか。みこさんの装………なんだあれは? 」
それはドワーフの子供達が白い塊の物をキャッチボール? していた。
「何じゃろな? あの塊? 」
「そこそこ弾みますね? ボールみたいですね? 」
私はドワーフの子供達に謎の白い塊の事を聞くのであった。
や~良いものが手に入ったな~♪
手に入れた物を自分の鞄に入れ必要な鉱石等を買って今はイースト街に帰る途中です。
「sinさんや、結局あの白い塊は結局何なんじゃ? 」
「まぁ完成品が出来てからのお楽しみって事で。白菜は気付いているよな? 」
「あぁ、何となくね。何を作るかはわかりませんが? 」
「そうそう、出来てからのお楽しみでね」
この後、源さんがボーガン無双しながらイースト街に帰った。
(私は途中でトレントを刈りながら。お、魔核ゲット!)
●●〇〇〇〇〇〇
お、良いもの発見。 (チィ! もう見つけたか by運営)
後は動力か………?
さぁ帰りもレベル上げ?
1/4 修正しました