βテスト編 2話 キャラクターメイク
第2話です。書くのに時間かかったww。
種族決めの基本はランダムボタンをポチッとな!
20××年8月1日月曜日、さあ今日から1ヶ月間βテストの始まりだ。
朝食をオーダーし食べ終ったタイミングで"トントン" ドアからノック音 がした。
「どうぞ」と言うと担当の医師が入ってきた。
「やあ、新新さんお加減はどうですか? 」
ちなみに私の名前は新井新一 35才 独身のおっさんだ!
「あ、先生 おかげで調子いいですよ。ところでどうしました? 」
「まあ最終確認みたいな事ですよ。他の人の所にも挨拶に行きますよ」
「へ〜先生も大変ですね」
「色々中では大変らしいからお互いに頑張りましょう」
「頑張りましょうって先生も参加するのですか? 」
「ええ、楽しまなきゃ損でしょう(笑)。因みに中では"ドクターK"のプレーヤー名で薬師プレーする予定だよ」
どこの迷医だよ!とツッコミを入れて中で会ったら遊ぶ約束(と言う強制)をさせられた。
〔会わない様に逃げよう(笑)多分無理かも〕
はあ〜〜〜研究熱心な所は良いのですが子供っぽい所がなければ良いのに……。
〔その為小児科のチビッコ達にうざがられてるのに〕
先生が部屋から出たので早速ダイブしますかねとトイレを済まして(これ大事だよ)からベッドに入る。
試作品のヘルメット型端末(けっこうデカイ!! フルフェイス位)をかぶり横になりスイッチを入れた。
"ブーン"とゆう音がしてメットのバイザー部分に[スタンバイOK]と文字が出たので「ダイブイン」と一言。
フワッ と浮いた感じがしていつの間にか全面真っ白な空間に立っていた。
「ようこそ!"Freedom World Online"βテストへ。我々運営一同歓迎いたします。今回のご案内はキャラメイク及びチュートリアル担当AIのAINo.10330156 面倒臭いので"アイちゃん"がナビゲイトさせていただきます」
妖精がいた(手のひらサイズ?)。
「よ……宜しくお願いします。ええ〜とアイさん? 」
「アイちゃんですよ 」 (o⌒∇⌒o)
結構すごいAI見たいだなぁ………AI? ……中の人?
「さっそくキャラメイクをしましょう」
此方の感情は無視ですか………
「まずはキャラクターネームを教えてください」
目の前にキーボードが現れた。
名前はと……めんどいから"sin"でいいか……と入力! 。
「入力をかくにん…………重複無し………プレーヤー名"sin"様で登録しますか? 」
目の前に"YES/NO"の文字が出たのでYESをタッチした。
「プレーヤー名"sin様で登録致しました」
「次に性別ですが基本代えられませんので申込み時点の性別で登録します」
「男性で登録致しました。よろしいですか? 」
YESボタンを押す。
「次に容姿を決めます。なお人族以外の種族を選びますと容姿が変わる場合が有ります」。
どれどれ……顔は……髪と目の色を青っぽく変えとくか。
身体は……25才位の細マッチョ(笑)にしとくか……これでちょいワルおっさんの出来上がり!
「この容姿でよろしいですか? 」
YESボタンをポチッと
「次に種族を決めます。次の中から選らんで下さい」
スルーデスカ……。マーイイヤ、さて種族か。
ドレニシヨウカナ……ん、ランダム……ロマンだね。ポチっと(笑)。
「え!……ランダムでホントに宜しいのですか? 後で変更が出来ませんよ? 」
YESとポチっと。
「ランダムで種族が決定します」
何が出るかな?
「え~と、え! ……種族は[龍人族(水)〕に決まりました……」
「へ! ……竜人族?……(水)て何? 」
「説明します。[竜人族]ではなく龍人族です」
へぇ~レアナンダ。
「レア種族ですね、解りやすく言うと龍人族の中で水属性特化のレア種族です」
ふ~ん水特化かぁ~。
「別名"青龍人"です。…………大変らしいけど(笑)」
他に赤とか黒とかいそうだな? ……てなんだ!
「おい!大変らしいはいいけど(笑)て何? 」
「それはおもしろいが大変だなと………」
なんだそれは!?よく聞かねば。
「メリットとデメリットは教えてくれるよねぇ! 」
「……はい、メリットとしては竜人族より元から能力、魔力が高く手先も器用よ♪」
へぇ~器用なんだ!
「生産系のスキルにも対応できる種族なんですが………」
なんかしらの制約は有るだろうなぁ〜と思った。
「で、デメリットは何なのかな? 」
「デメリットですか?………実は水場以外だと能力が1/4以下になってしまって人族よりも弱くなってしまいます」
何だって! 人族より弱いだと! どうしろと?
「その代わり水場ならステータスが人属の3倍! 3倍!! デスヨ。無双できるかも」
何この縛りは? 俺何かしたかな? orz
は、まずい! 下手するとある意味\(^o^)/になるかも。
「勿論、始まりの街の周り又は近くに水場又は川か海位あるよね? 絶対あるよね? 」
大事なことだから2度言ったよ。
「………さぁ~?………私は聴いてませんけど(笑)………テヘぺろ☆ 」
妖精殴りたい!! 殴ってもいいよね?
「探せば在るんじゃない? それに教えたら面白くないんじゃない!? 」
無いみたいだな……確実に。
「それもそうかぁ~な? 仕方ない、次は何!? 」
「あれ? 落ち込んで無い? ………こんな人だったっけ!? ………は、次はスキルを決めましょう」
おい! 落ち込んで無いだと!? ……やっぱり中にいるな!
「スキルウインドウを見て下さい。この中から5つ選らんで下さい」
「え、少な!? 確か最初に10個選べなかった? 」
「申し訳ございません。特殊種族なので固有スキルが5つ強制で付いてしまうのであと5つしか選べません。すみません」
因みに固有スキルは、
[部分龍化]:指定した身体の一部を龍化。レベルが上がれば複数箇所可
(例:右腕 使用タイム10分 リキャストタイム1時間)
[龍魔法] :龍独自の魔法。(全属性の魔法使用可能、特に水.氷属性特化型)
[龍砲撃] :水.氷属性のブレスが出ます。(威力はレベル×知力値.リキャストタイム24時間)
[龍眼] :[鑑定][千里眼][威圧]の複合スキル。統合スキルの一種。
〔色々鑑定できる.遠くが良く見える.相手を威圧する〕
[龍剣術] :あらゆる剣という名の武器が使用可能。
〔例:侍刀、長剣、他〕
何かすごくない! ……でも平地で1/4かぁ。
「しょうがないな。選ぶか? ……どれどれ? 色々あるな……え〜テイム系無いのか……ん、これに決めた! 」
決めたスキルは、
[鍛治] :生産スキル 剣や鎧など金属系の製作ができます
[革加工]:生産スキル 革製品全般を製作ができます
[錬金術]:生産スキル 各種ポーション類や・・・等が作れます
[陰隠] :補助スキル 気配を消して見つからない様になります
[料理] :生産スキル ご飯が作れます
これでよし。多分……!?
「以上で宜しいですか? 」
YESをポチっとね。
「以上でキャラメイクを終了します。ログアウトしますか。チュートリアルに進みますか? 」
チュートリアルの方をポチっと。
「チュートリアルに進みます。宜しくお願いします」
「ではこちらのドアよりお進みください」
いつの間にかドアが目の前に現れたので驚いたが扉をあけて中に進んだ。
〇〇
ちなみに初期の平均値(level:1の時)は、
人族 竜人族 龍人族
HP 100 200 250 生命力(体力:無くなると死に戻りに)
MP 50 20 100 魔力(魔法力:無くなると魔法が使用不可)
(下記はマスクデータです)
ST 10 20 32[8] 攻撃力(筋力.装備重量に関係)
VIT 10 20 32[8] 防御力(体力.HP回復に関係)
AIG 10 20 32[8] 速度値(移動速度.攻撃力に関係)
INT 10 5 32[8] 知力値(魔法効果.MP管理に関係)
MND 10 20 32[8] 魔法防御力(魔法効果.MP管理に関係)
DEX 10 5 32[8] 器用値(製作補正.攻撃補正等に関係)
LUK 10 10 30 幸運値(イロンナトコロに関係)
([ ]内は1/4弱体時の数値)
という具合です。レベルが上がれば数値も上がります。
〇〇
設定は考えるほど頭が痛いよ?
水場以外では最弱の主人公?俺tueeeeeeeができるのか?(シバラクムリデショウ!)
やっとキャラメイク終った。次はチュートリアルか。パスしたい(笑)。しないけどね。
1/3修正しました。