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自由な人たち (freedom world Online)   作者: 親戚のおっさん
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βテスト編 17話 パーティー

源さんの愉快な仲間達登場

あれ~? トレントいないなぁ~

あれからトレント2本? 刈ったが探しているがいない!

魔核も出ない!!


一応何とか見分けがつくから奇襲は受けないが……

元々少ないのかな?


しかし落ち葉が多くて歩き難いな……


森にはお馴染みの角兎(ホーンラビット)森林狼(シンリンオオカミ)

お初の森鶏(モリトリ)(烏骨鶏?)等がいた。


一応刈ってはいるが(ボウガン オーバーキル? )トレントが見つからない!

それにトレントの居る近くには魔物がいない?

もしかしたら食われてる!


それならと[龍眼(千里眼)]で魔物のいない所を探して行ってみる。

……いた!ちょうどお食事中でした。

〔兎の丸かじりって……〕


ボウガンをセットして撃ち抜く……よしクリティカルヒットだ。

さてドロップは……よし!

魔核ゲット! これで2個目だ♪


もうそろそろ昼かな?

北門まで戻るか。


え~と今回の収穫は……


角兎の角 ×10

角兎の皮 ×10

角兎の肉 ×10

森林狼の牙 ×5

森林狼の皮 ×5

森林狼の肉 ×5

森鶏の嘴×5

森鶏の羽×5(10枚1セット)

森鶏の肉×5

森鶏の卵×3

トレントの丸太 ×4

トレントの枝 ×4

トレントの魔核 ×2

元気草 ×99

傷生草キズキソウ ×99

魔力草 ×45

毒草 ×99

麻痺草 ×99

眠り草 ×38


……だった。


北門まで戻ると源さんがいた。


「源さんどうしました? 」


「いや~昼でも一緒にどうかと思ってな。まっとった」


「それじゃそこの日陰でどうですか? 」


門の近くに木の木陰があったのでそこに移動しマットを広げた。


私はギルドで買ったサンドイッチを源さんはキャベツ? 人参? 大根? を出してかじり始めた。


「源さん、料理しないの? 」


「sinさんや、こうやって生で丸かじりするのが良いんじゃないか! 生は良い生は♪」


「「「源さん、料理できないのを誤魔化さなくても(ね)」」」


振り向くと源さんと同じつなぎを着た3人の男女がいた。


「源さん、お友達ですか? 」


「そうじゃぞ。ワシの農業仲間だ! 」


「はじめまして。私はコイツらのリーダーしてますプレーヤーネームリンゴです。見ての通り猫人族やってます。」


「コイツらって! ……はじめましてプレーヤーネーム白菜ハクサイです。ドワーフで戦闘ではタンカーでジョブは農民です」


「まぁまぁ……はじめましてプレーヤーネームninzin(ニンジン)です。エルフで魔法職です。一応農民で薬師です。リンゴ姉さんはリアル姉です! 」


「はじめまして。私は源さんの友人でプレーヤーネームsinです。まぁ生産関係やってます」


「あ、昨日総合ギルドで噂のドラゴニュートの人?ですか? 」


「そうかもね! でもどんな噂だった? 」


「何でもウサギを大量に刈ってきた強者だ! とか やり過ぎてイベントフラグを早く踏んだからギルドマスターに怒られたザンネンな人? とか 狐っ子受付嬢をテイムした勇者だ! とか色々ですね・・・」


確かに色々見に覚えが有るが最後のは無いわと思った。


「色々言いたいことは有るが最後の以外はおおよそ合ってるような合ってないようなだな? 」


「へぇ~sinさんはすごい人? 、やドラゴンだからドラさんだね♪」


「白菜くん、そんなカッコいいもんじゃないよ。ただの偶然の結果だよ」


「それよりもどうやってウサギを刈ってるのですか? 」


「え、角兎は簡単だろう、ninzinくん。あんなの? 」


「「「いえいえ強いですよ」」」


「あんなもん突撃して来たら避けて剣を合わせるだけだろ! 」


「「「そんな事出きるのsinさん位ですよ!」」」


おや?と思い色々聞いてみると変な事になっているようだ。


ウサギの仕留め方


パーティー編(基本)?

①ウサギを見つける→タンカー役が盾で受け止める→剣士役が切りつける→倒すまで繰り返す

②ウサギを見つける→魔法職が魔法で遠距離攻撃→向かって来たらタンカーが止め剣士が攻撃


がパーティー戦闘の基本らしい。


ソロ編(基本)?

①戦闘職の場合 ウサギを見つける→盾で防いで殴る(切る)→以後繰り返す

②魔法職の場合 ウサギを見つける→魔法で遠距離攻撃→近づく前に魔法で倒す


がソロでの戦闘だそうな。


「あれ? 弓は?? 」


「弓は矢を放つとウサギが避けて当たらないって事で不遇職じゃないかと騒ぎになってましたね。私はリアルで弓道やっていたのですがやっぱり当たらないので今は剣を使ってますね」


「確かにリンゴ姉さんの弓が外れてたね。弟の僕から見ても信じられないけど」


当たらないね……一応源さんとの関係を聞いておくか。


「所で皆さんと源さんとの関係は? 」


「実は私たちリアルで農大の大学生で大学のゼミが一緒で今回の募集にこの3人が当たったんです」


「それでリンゴさんとninzinくん、この3人でチームを組んでプレーする事になりまして」


「それで初日に街中を姉さん達と散策した時 農作物が売ってるのを見て作って売れないかと総合ギルドで相談したんですよ」


「そしたらここで畑のレンタルしてると教えてもらって試しにと野菜の種を蒔いてみたの」


「最初は良かったの収穫できてのう」


「えぇ、最初の収穫は良かったのよ。所が2順目の時に作物が育たず枯れたのよ! 」


「それでリンゴ姉さんが切れて大変でした……」


「そうそう姉さん切れると何するかわかんないから……」


「ナニよ! キレて無いわよ!! 運営に対して怒ってただけよ」


「「いやいや! GMコールした後で……」」


「何かな? ……ほほう、オシオキが必要かな? 」


「「スミマセンデシタ! 」」


何か運営の罠臭がするな?


「それで源さんとは? 」


「リンゴ達が騒いでいる所をたまたま通りかかってのう、話を聞いてみたんじゃよ」


「それで源さんに話を聞いてもらったら……当たり前だ! と叱られまして……」


「「それでリンゴ姉さん共々源さんに弟子入りしたんです」」


「まぁ今時珍しく真面目な連中だから面倒を見てやろうと思ってな」


「それで弟子は資金集めで師匠は畑の整備としていたと? 」


「「「「そうです(じゃ)」」」」


う~んこのままでは綱渡り状態だよね………!うん、あれが使えそうだな!?よし、協力してやるか。


「一つ提案がある。ただし確実に改善する、とは言えないがどうする? 」


「う~ん………このままではいずれ詰みそうだし話を聞きたいわね………」


「「そうそう! \(^o^)/(オワタ) はやだし」」


「まぁsinさんなら信頼できるしな。話を聞こうじゃないか」


「ま、気楽に聞いて下さい。私、sinが提案する改善案を」


  :

  :

  :


「「「え、そんな方法が………」」」


「まさかのう?リアルでは可能、や実際にやってるしのう」


「確かに目から鱗ですね」


「ほんとさすがドラさんですね」


「ドラさんはやめて! ninzinくん。ただこの世界(ゲーム内)はかなりリアルな事が出来るみたいだしね。リアルと同じ事をすればどうなるかだよ!」


「それでsinさんにお願いがあるんですが………私達とパーティー いや、クラン組みませんか? 」


「そうですよ。まだクランは組めないですけどドラさんとならやっていけそうだし」


「それに源さんのお友達なんでしょ? 一緒に組めば最高じゃないんですか」


「そうじゃのう。sinさんには色々世話になっているからのう。お返し したいしの」


「源さんお返し したいのは私の方ですよ。源さんに励まされたからこうして楽しくすごせてますし……ありがたいですよ」


「しんみりしてる所ですみませんけど源さん達は何者なんですか? 源さんは農業の達人ですしsinさんは物作りと戦闘の達人みたいだし? あ、マナー違反だけど知りたい………」


「「確かに知りたい! 」」


「う~ん……どうするかのう? ………sinさんに任す! 」


「も~丸投げですか源さん! 一応説明しますが合ってない時は言って下さいね」


そして源さんと私の諸事情をぼかして話す。


  :

  :


「「「え、お二人とも交通事故で? 」」」


「私は左半身マヒかな」


「ワシは下半身マヒだがね」


「「「じゃ何で動けるんですか? 」」」


「「ゲームだからじゃない(のう)」」


………ワハハハハハハハハと皆で大笑いしていた。


「じゃ、リーダーはsinさんでよろしくね♪」


「え、ここは言い出しっぺのリンゴ姉さんでは? 」


「「いやいや、ここはドラさんでしょう。強いしその工夫の凄さからリーダーにうってつけでしょう」」


「そうじゃのう。sinさんならやれるだろう」


「源さんまでそんなこと言う。う~んどうするかね? ………わかったよ やるよ。しょうがないなぁ~(ハァ~) 」


「「「やったー! これでなんとかなりそうよ(だ)」」」


「ただし、条件が有るが! 」


「「「え! なんでしょうか? 」」」


「お前らの装備関係は全て面倒はみてやる。後で希望は聞くが此方で決める。代金はちゃんともらうからな」


「「「えぇ~くださいよ! 」」」


「ただでやると駄目人間一直線になるからな。ちゃんと身内価格にしてやるから」


「なんじゃ、不満か? 」


「「「いえ、不満はありません、サー! 」」」


「源さんすごいな。後 素材集めも手伝ってもらう」


「「「サー・イエス・サー! 」」」


「ノリがいいね! それでは明日の朝9時の鐘がなるまでに北門前に集合。先程話した事を実施する。源さんは畑の方をお願いします」


「わかった。畑は任しとけ♪」


「「「サー・イエス・サー(笑)」」」


結構、ノリが良い三人組みたいだな。


「あれ、リーダーはどうなさるので? 」


「今から冒険ギルドで納品してから全員の装備を作りに生産ギルドのレンタル工房かな♪」


「「「生産ギルド? 」」」


この後源さんと3人の戦闘スタイルを聞き装備と農機具を作る為冒険ギルド経由で生産ギルドに向かった。



●〇〇〇〇〇〇〇

源さんの仲間達の名前……農作物にしてみました。どうでしょう?

取りあえずパーティー結成?


1/3 若干内容修正しました。

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