βテスト編 14話 納品、そして
主人公、小金持ち? になる。
そして師匠達の肴になる予定。
査定の結果です。
[兎革のアイテム鞄]が登録となりました。
腰の後に鞄が固定できてお尻のガードができ、ナイフや短剣も固定でき、横のポケットからも物の出し入れができる所(矢筒の代わりや投げナイフや各種ポーションを取りやすくしている)が評価できるそうです。
さて後の商品を全て買い取ってもらいカードを渡し入金してもらう。
「今回の買い取り価格は 243,270Gで税金が12,164Gですので計231,106Gになります」
なんかすごい金額になってる。
カードを返してもらい確認。
[総合ギルドカード]
名前 :sin
種族 :龍人族
職種 :[冒険者][製作者]
登録 :総合ギルド:ランクE
生産ギルド:ランクE
冒険ギルド:ランクー
貯金 :233,906G
すでに金貨2枚ですか……スルーで。
「そういえばランクがEになってますけど? あと製作者は? 」
「今回の買い取りでランクが上がるわよ。どんどん納品してランク上げてね」
レベリング次いでに納品しますか。露店するより楽だし。
「製作者は要は何でも屋ね。いろんな物作っているでしょ。」
そうですか……そうなるよね。
「他に何かある? 」
「ここで買い取った商品はどうなるのですか? 」
買い取ってもらった商品は商業ギルドへ回しそこから街の商店に卸して販売する。
自分で露店や店舗を営業する場合は商業ギルドで登録と税金の納付をしないと出来ない。
総合ギルドでは簡易露店の許可はできるらしい。(3日限定)
その場合は2m四方の露店マットを銀貨10枚(1,000G)払い許可した場所で営業する。
マットは3日で消失してしまうらしい。
「そういえばここで工房は借りられますか? 」
「えぇ、レンタル工房は各種用意してあります」
どんな感じの工房か聞いて見ると
・金属工房:剣や盾から腕輪や指輪などを作る
・木工工房:弓矢から家具などを作る
・調合工房:ポーションや薬関係を作る
・被服工房:服や靴から鞄やリュックなどを作る
・魔具工房:杖やマジックアイテムなどを作る
・料理工房:料理や保存食などを作る
・大型工房:馬車など大きなアイテムなどを作る
などの工房等がある。
なお、レンタル料は、一律 1刻(3時間) 100G だそうだ
「他に何かありますか? 」
「特に無いですが……後ろのはドウシマス? 」
「あぁ、いつもの事だからね」
いつもの光景らしい……あ、師匠達が手招きしてる。
「行かないと不味いよね? 」
「そうね。諦めたら? 」
はい、と言って師匠達の所に向かう。
「おー来た来た、ここだここ」
「ナニシテルンデスカ」
「見れば分かるでしょうが。慰労会だけどなにか? 」
「「「「そうですね 」」」」
「まぁ今さらデスカラネ、……所でガンコ師匠、聞きたい事があるんですが……」
「何だ、聞きたい事は? 」
「ガンコ師匠は私が作った小剣クラスだと1日でどの位の数武器の製造できますか? 」
「ん、そうだな……長剣だと20本位かな? 」
「なんでそんな事聴くんだい?sin」
運営さんに聞きましたので………なんては言えないので
「はい、トイ師匠。確証が無いのでちょっとまだ言えないですね。これから冒険ギルドに行くのでそこで確認ですね。次いでに総合ギルドのお使いですね。そのあとは宿屋の手伝いですね 」
「なんだ、まだ用が有るのか。これから宴会なのに? 」
「師匠達は毎日宴会やってる気がしますけど! 」
「「「「「「そんな事は無い!!」」」」」」
「そうですか?昨日まで飲まされてたような気がするんですが? 」
「「「「「「気のせいだ(よ)!!」」」」」」
「兎に角、宿屋のお手伝いが終わるまでは飲めません! 」
「それは仕方が無いな。じゃがんばって仕事してこい! (の後に飲むぞ!!)」
「そうよ、依頼は大事よ! (の後に飲むわよ!!)」
「「「「がんばってこい! (の後に飲むぞ(わよ)!! )」」」」
飲むのは決定なのですね。
師匠達から離れトアさんに挨拶して生産ギルドを出た。
次に冒険ギルドの場所は……
中央公園に戻ってから今度は西門の方に行くと……お、あった!
見た目は昔の木造の小学校風?
〔運営さんの中に昭和レトロ趣味な人がいる? 〕
入り口は西部劇風の扉から中に入る。
中は生産ギルドとほぼ同じですね。
〔運営さんの手抜きかな? 〕
受付カウンターの方に行くと猫耳受付嬢がいた。
〔運営さんの趣味だな! ケモナーでもいるのかな? 〕
「冒険ギルドイースト支部へようこそ! 受付担当のカエデです」
「はじめまして。私はsinと申します」
「本日はどのようなご用件でしょうか? 」
「冒険ギルドの登録と総合ギルドから冒険ギルドマスター宛ての封書を持ってまいりました。こちらをどうぞ」
紹介状と封書を渡す。
「はい、確かに受け取りました。登録しますのでカードをお渡し下さい」
カードを渡す。
「お預りします。しばらくお待ち下さい。マスター宛ての封書は……あ、モミジ! ちょうどよかった。この封書マスターに渡して来てね」
「もう姉さん! 私も忙しいのよ。あら、新人さん? 」
同じ顔の受付嬢さんがいた。
「はい、今日登録に来ましたsinと申します。よろしくお願いします」
「あら、珍しい。私はモミジと申します。よろしくお願いいたします」
「あの、もしかして姉妹ですか? 」
「「えぇ、双子の姉妹よ! 」」
息ピッタリだな。失礼ついでに聞いとくか。
「そういえば珍しいて何がですか? 」
「「気分を害したらごめんなさいね。最近ここに来る冒険者どもの態度がね……」」
「もしかしてここ最近の事ですか」
「「えぇ、そうなのよ! 中にはジトーーて見てきてキモいのよ!! 」」
なんか姉妹そろってドク吐いてるな。
「あの~そろそろ仕事しませんか? 」
「「あ、すみません! 」」
「モミジ、早くマスターに」
「はい、姉さん。姉さんも手続きをね」
すごいな! 双子の連携。
「それでは冒険ギルドの説明をしますね」
要約すると
・ランクは基本同じでFからのスタート。
・ランクアップは貢献度によりアップする。
・貢献度を上げるには依頼ボードの依頼をこなして下さい。
・稀に指名依頼が来る場合が有りますが受けるも拒否するのもできます。
〔拒否し過ぎるとランクが下がるし下がり切ると除名される〕
・依頼を失敗すると違約金が発生する場合が有ります。依頼書を良く確認して下さい。
・あまりにも失敗が多い場合、ギルドを除名になる場合が有ります。
・犯罪を犯した場合は除名及び討伐対象(賞金首)になります。
・賞金首には懸賞金をかける事ができます。
運営さん、PKの対応半端無いな。どうしたいのかな?
……あ、モミジさんが来た。
「sinさんすいませんがギルドマスターがお会いしたいそうです。来ていただきますか? 」
私は後についていった。
●〇〇〇〇
冒険ギルドには双子の猫耳さんですか………誰の趣味? ………
1/2 修正しました。