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自由な人たち (freedom world Online)   作者: 親戚のおっさん
129/153

βテスト編 106話 FWOレース ゴール & Gバカの野望?その③

今週から水曜、土曜、タマに日曜投稿になりました♪

これからもよろしくお願いします


FWOレースのゴールです


ヤッパリやらかす双子だが………


G軍団の拠点建築中?

FWOレース 第5サーバー ゴール前特設実況放送ブース

実況:マイスター生産ギルドグランドマスター 解説:ズームSGM でお送りしてます。


『さぁ、レースも終盤です。ここ、ゴール前より実況中継をお送りします。………どうしましたか? ズームSGM、何をしてますか?? 』


『そこでいいぞ! ………そう、そのぐらいは掘ってくれ! ………そう、上に鉄板をのせて………そうだよ!!掘った土を載せればいいぞ!』


『あの~ズームSGMさん? 何をAD達に作らせてるの? 』


『塹壕に決まってるだろう! 絶対に突っ込んで来るぞ!! 』


『何で突っ込んで来るのが確定なんですか? 』


『あの馬車の後ろ、不自然に飛び出している丸太状の物だよ! フレームかと思ってたら位置が変だしね! それにあの事件に使ったのがアルコール燃料だったのを思い出してな! その予想でアルコール燃料方式のロケットエンジンを偽装搭載させてるんじゃないかとの予想だよ!? つまり爆発前提の搭載じゃないのか? だから保険だよ、ホ・ケ・ン・!? 』


『………あの~その保険に私は………』


『はぁ? 入ってるわけないだろ♪ そこは私専用だよ(笑)。今さら何を言ってるんだ! ま、成功するのを祈るんだな(笑)♪ お、できたか♪ AD達ご苦労様。後で手当を弾むよ♪ 君たちも退避してね♪ 』


『そ、そんなぁ~! 』


『職場放棄はするなよ♪ Gバカみたいに(笑) 』


『あんなのと一緒にするな!! わかったよ! ここから一歩も動かないで実況してやるわ!! 』


全サーバーの中継を見ていた人達はマイスターさんの勇気(笑)に拍手を送っていた。

〔もっともGバカって誰? って声も他のサーバーからあったがここ(第1サーバー)では"そうそう"と言う声が多かった 〕



「でも本当にどのようにエンジンにアルコール燃料を送るんだ? あれはかなり難しい技術だぞ! 俺でも無理だぞ!? ま、せっかくファンタジーの世界なんだから魔法技術を使えばね♪」


と、拍手をしながら一人言を言っていた龍さんだった(笑)。

〔隣にいた東雲運営部長は聞こえていたがあえて何も言わなかった………〕



その第4サーバーの双子視点


「「ア~!このままじゃ追い付かない! 」」


「どうします? 別にビリでも爆炎様も氷雨さんも文句は言いませんよ 」


「キィ~! こうなったら切り札を使うわよ! ひすい! 」


「え、あれを使うの? るり! まだ、テストをしてないわよ! 」


「ちょっと待て? そんなもん積んでたか? 聞いて無いぞ!? 」


「「うるさいぞ、ダイス!! 付けるのは当たり前じゃない♪ フレームの時点で付いてたの気がつかなかった? まぁ、気付く訳も無いけどね(笑) 」」


「何だって! それじゃお二人は馬車と一緒にゴールしないと駄目ですね(笑) 」


「「え、何で? 」」


「それ本気で言ってます? 運転手登録は、るり&ひすいになってたよね? 」


「「そうよ、私たちの馬車だもの♪ それが何? 」」


「ゴールした馬車に運転手が乗って無かったら失格だそうですよ♪ まぁ頑張って下さいね 」


「「え、嘘でしょう。………そんなぁ! それで登録にこだわったのね、ダイス! 」」


「当たり前でしょう。氷雨さんに言われてそうしたんだから(笑)。ま、頑張ってゴールしましょうね♪ じゃ、またあと!?**#?'*???」


「「一人だけで逃げれると思うなよ♪ お前も道れだぁ! 」」


双子に縛られるダイスさん。


「ウゥ~~! (何故だぁぁぁ! ) 」


「ひすい! 最終確認♪ 」


「了解よ、るり♪ 」


「「最終体型に移行! 炎風、炎嵐パージ♪ あんた達後から来るのよ! 」」


炎風「ブルブル! (アネさんわかったよ! と言っている? )


炎嵐「ブルブル! (アネさんわかったよ! と言っている? )



FWOレース 第5サーバー ゴール前特設実況放送ブース視点


『ア~と! なんと第4サーバーチームの[爆炎]号の馬が外れたぞ!! これは致命的だぁ!! 』


『さてと実況よろしくね。ADお前達もさっさと退避しろ!! 』


『え、早くね? おっと何故か[爆炎]号が変形したぞ!? なんだ? これは???』


まぁ、順序を言うと………


①[爆炎]号に繋がれた馬2頭が外れて左右に別れて離れる。

〔次いでに左右の引き棒も外れる〕

②不自然に付いている御者台が前に倒れてフロントウイング? のようになる。

〔御者台に乗ってた双子は後ろに有った席に座る〕

③馬車の脇が倒れて安定翼っぽくなる?

④後ろに付いていた樽? が取れて中からノズル? みたいのが出てくる?

⑤安全バルブを開きます………

⑥後はレバーを倒せば…………………!


……………だった(笑)。


『何だか双子は楽しそうだぞ? おや、同乗者のえ~と、ダイスさんが縛られてるぞ!? 』



双子視点


そして………双子がレバーを倒した!!


「「イッケェェェ! 、ファイヤーボール! 」」


「ウ~~! (助けて~~! って言ってる) 」


ノズル? から霧状の何か(たぶんアルコール燃料? )をだしてファイヤーボールで火をつければ当然………"ドガァァァン" と爆発したかと思ったらなんと、ノズル? から火を噴き出して加速を始めた!?


「「ヤッター! 上手くいったぁぁ! 」」


「ウゥ~! (爆発スル~!) 」


だが、加速はしたがただそれだけだった?



「ウ~ン! 変だな? ただ燃えてるようにしか見えないな? もしかして根本的に間違ってる(笑)? 」


中継を見ていて、ボソッと言う龍さん。

〔それを聞いてちょっと"ホッ♥" とした東雲部長♪ 〕



「「あれ? 何でスピードが出ないのよ?おかしいな??? 」」


「ウゥ~! ウゥ~! ウゥゥ~! (当たり前だ! そんなんで、ロケット噴射できるか! ってそもそもロケットエンジンじゃねえし! ) 」


そう、双子ちゃんが根本的に間違っていた。


ロケットのエンジン(液体燃料タイプ)は球体の燃焼室の下に噴射ノズルが付き噴射して推力をえるのが基本だが、燃料ポンプ等の部品等が難しく専門家が作ったならもしかしたらだった。


しかしズブの素人の双子ちゃんは噴射樽? の応用でいいと思ってしまった。

なんと、ノズル? っぽい物を作ってノズルの真ん中から霧状にアルコールを噴射し続ければ燃焼して推力をえて進むと思っていた。


ファイヤーボールで火をつけて爆発した所までは良かったがその爆発だけで結局加速はせずただ後ろで青白いアルコール特有の炎を出していただけだった。

推進力を失い結局は止まってしまった。


「「何で止まったの? そうだ! ダイスに聞こう♪ 」」


「ウゥ~! ぷはぁ! ………当たり前だ! そんな"噴霧器"で進むか!! 」


「「えぇ~、ナンデなんで何で?? 」」


「根本的に間違ってるからだよ!! 誰かに相談し………するわけ無いわな! はぁ~ ………」


「「………ど、どうしたらいい……… 」」


「先ずは噴霧器を止めろ! そして縄を外せ!! そして馬を戻せ! 馬車に戻してビリでもゴールしよう。わかったかな!! 」


「「わ、わかったわよ! そうする……… 」」


ダイスさんは、後ろの炎をウォーターボールで消していた。

〔アルコールの炎は水で消せるからね♪〕


結局は馬車に戻してビリでゴールすることになった。



第4サーバーで観戦していた爆炎様と氷雨さん。


「「大爆発しなくて良かった!! 」」



FWOレース 第5サーバー ゴール前特設実況放送ブース視点


『良かったぁ、突っ込んで来ないし爆発も最初だけだったし♪ ホッ♥! 』


『………(チィ!) どうやら失敗したみたいだね。アァ~ヨカッタ ヨカッタ(笑) 』


『(今、舌打ちしやがった! )さぁ、現在トップは第1サーバーチーム、2位は第3サーバーチーム、3位は第2サーバーチームの順で爆走中です。



第2サーバーチーム視点


「やはり追いつきませんね。しかし先程の爆発音はなんだったのでしょうか? 」


「「さぁ~? 」」


結局は特に打開策も無いのでそのまま3位でゴールすることになった♪



第3サーバーチーム視点


「やっぱり平地では追い付かない! やはりゴーレムやオートマトンの技術は必要かしら? 」


「他の技術もですね? 恐らくは♪」


「地道に探すしか………」


「そうですね。図書館の知識ではスキルが取れないから恐らくは街中に有るのでしょうね。探しましょう。戦闘と素材集めは姉さん達に任せましょう♪ 」


「「そうですね。お姉様にまさせます♪ 」」


そして、結局は追い付かず第2位でゴールすることになった♪



FWOレース 第5サーバー ゴール前特設実況放送ブース視点


『ただ今先頭の第1サーバーチーム[アイン]号が見えてきました。結局は誰も追い付かず終始トップを守りきりました。ただ今先頭の[アイン]号がゴールしました! 優勝は第1サーバーチーム[アイン]号です♪ 』


結果は………


1位は第1サーバーチーム[アイン]号

2位は第3サーバーチーム[黒王]号

3位は第2サーバーチーム[光輪]号

4位は第4サーバーチーム[爆炎]号


…………だった。


『放送席、放送席、勝利者インタビューです。見事、第1位になりました第1サーバーチーム、[アイン]号の操縦士、PCネーム ninzinさんです。ninzinさん優勝おめでとうございます♪』


「はい、ありがとうございます♪ (ヨカッタ、ヨカッタ) 」


『ズバリ、勝因は! 』


「それはやはりゴーレム車を使ったのが良かったのでは? と思いますよ。もう、龍さん様々ですよ♪ (よし、OSIOKI回避したぞ! ) 」


『そうですね。完全に出オチでしたしね(笑)。それに砂漠ステージのクローラーですか、まさかと思いましたよ! 元々あのステージは、第1サーバーのハンデ用に作ったステージだったそうですよ♪ 』


「やっぱりか! 龍さんが言ってましたよ。普通は馬車の方が不利に見えるが馬の種類によっては砂漠でも普通に走れるスキル持ちの馬がいるだろうと予想はしてましたよ♪ 」


『え、そうなんですか? それなら何故、タイヤをあげたんですか? 自分達が不利になりますよ? 』


「それは………龍さんに聞いて下さいね。聞いて無いので(笑) 」


『え~と、わかりました。本人に聞いてみます(笑)。それでは改めて、優勝おめでとうございます♪ 以上、優勝インタビューを終わります。現場レポーターのザンネンでした♪ 』


『はい、ザンネンさんありがとうございました。次に表彰式を行います 』


そして始まった表彰式ではトロフィーと優勝賞金額が書いてあるボードを渡すシーンがあったが、なんとそのボードを[アイン]に持たせて掲げ上げさせていた?


因みに賞品は


1位はトロフィーと賞金 1,000,000,000G

2位はトロフィーと賞金 100,000,000G

3位はトロフィーと賞金 10,000,000G


だった。

因みに第4サーバーの双子が参加賞は? と聞いていたが、ズームに捕まり説教されていた(正座させられた上で)。


『………これにて、FWOレースを終了します。第1サーバーチーム優勝おめでとうございます。以上実況:マイスター生産ギルドグランドマスター 解説:ズームSGM でお送りしました。また皆さんと何処かでお会いしましょう♪ 』


『引き続き、次は FWO PVP大会をお楽しみ下さい♪ 』



◎〇〇〇〇〇〇



GバカvsOSIOKI戦隊 《Gバカの野望? その③》


OSIOKI戦隊サイド視点

お姉様親衛隊仮設本部にて


レッドリーダー「ピィィ! ピィ!! (申し訳ございません! 逃げられました!! と言っている? ) 」


ブルー&イエロー&グリーン&ピンク&ホワイト&ブラック「ピィィ! (申し訳ございません! と言っている?)


レッドリーダー「ピィピィ! (必ず次は捕まえます! と言っている?) 」


「今回は仕方がありませんでした。まさか身内に協力者もいましたし、協力PCもいましたしね。大丈夫! あなた達の出番は用意しますので次は仕留めます♪ 」


OSIOKI戦隊「ピィィ、ピィ! (了解しました、司令! と言っている? ) 」



「ご苦労様、GM秘書さん 」


「東雲部長、ご苦労様です。何か有りましたか? 」


「何、捕まえた運営フロアAD:G君がすべてゲロッタから居場所がわかったよ♪ 」


「何処ですか! その場所は? 」


「イースト街の西に有る砦跡、例の盗賊が占拠して使ってた場所だよ。今、ヴォルフの所の探査専門のNPC冒険者が探っているよ。あと龍さんからこんな提案が有ったんだが、………………………………って事なんだが、どうする? 今はズームSGMの返事待ちかな? 」


「なんですの? その龍さんの提案は………良いですね♪ 確かにGバカなら乗って来ますね(笑) 」


「そこでだ。運営代表として参加するかね? ………いや、参加しなさい! かな(笑) 」


「喜んで参加させていただきます。で、いつ頃決行ですか? 」


「恐らくは相手次第だが3日になるだろうね。2日中に準備をして3日の朝から勝負になるだろうね。後はそれまでにGバカが関わっていたデータベースの見直しを始めないとね♪ 」


「それに関しては、既にやってますわ♪ あんなトラップすぐに見つけましたわ。でもダミーかも知れませんね。もう一度見直しますわ♪ それでは通常任務に戻さないとね 」


この後、OSIOKI戦隊は、通常任務? に戻り来るべき戦いに備える事になった?



Gバカサイド視点


「おかしい、何も無いとは? 何故だろう? 」


「イースト卿、それは今、"祭"の最中だからじゃないのですか? 我々としては拠点の整備に時間が稼げて良いと思いますが………」


「そうですよ、イースト卿。ここを完全な要塞にしてしまえば相手は手を出せませんしね(笑) 」


「なら良いんだが………」



近くの森の中………


「しかし何だよ! あの砦? まるで何処かの要塞に墜落した木馬さん? じゃないか(笑)。流石にあれは無いわ………ん、あれは弓式バリスタかな? それにボーガンまで有るね………基本は弓が主体の砦かな? さてと、こんなもんかな? 予選では負けたけどこう言う事の方が面白いか(笑) 」


そしてスパイプレーヤー蕎麦屋さんはその場を静かに去って行った………



◎〇〇〇〇〇〇

双子→何で進まないんだぁぁ!

マリア→追い付かなかったけどあの爆発音は何?

レイン→ヤッパリ無理か♪

ninzin→ヤッター! OSIOKI回避ダァ!

ズームSGM→双子は正座♪

双子→そんなぁ ororz


龍さん→フ~ン! ninzin君がね………



Gバカ→おかしい? 嵐の前の静けさ!?


蕎麦屋→調査書を龍さんに♪



予告通り、水曜、土曜日に投稿します

タマに余裕ができたら日曜日にも投稿しますね(笑)

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