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自由な人たち (freedom world Online)   作者: 親戚のおっさん
122/153

βテスト編 99話 龍式装備公開耐久試験 後編 "祭"2日目終了

大取り、Gバカさんの番ですね♪


まさかのお代わり!


明日の打ち合わせをしよう♪

PVP専用コロシアム内特設射爆会場特設安全ブース

司会:龍さん アシスタント:GM秘書 解説:ズームSGM で引続きお送りします。


『………さぁ、次に行きましょう♪ (突っ込まん、絶対に突っ込まない!) 』


『………頑張れ、龍さん(慈愛の眼差し♪) 』


『ズームSGM、………もういいです………』


『………次は大取、Gバカさんですね。おや、大人しいですね? どうしたのかな? 』


Gバカさんは最後の作品を装備してたっていた?

いや立った状態で固定されていた。

〔インナーの上から張り付けになっていて、その上から鎧、ERA装甲をつけた状態〕


「………はいくま の処刑を見たら普通に引くわ! その辺はどうなんだ! GM秘書 」


『え、あの くま? 普通に喜んでたわよ? 何でかはわからないけど!? 』


『確かに、あの顔は………彼もM仲間だな。良かったな、Gバカ(笑) 』


「おい、秘書! それにSGM、アレと一緒にするな!! 俺はドMじゃない!! 」


『行動はドMだよね? 』


『そんな事はどうでもいいので「おい! 」龍さん、始めましょう♪』


『………え~と、では始めます。最後のテストは、特殊鎧シリーズ四つ目、最後の作品です。そう、お気付きの方もいらっしゃいますが、この装甲板、あのオークションの盾、[エクスプローション(E)リアクティブ(R)アーマー(A)シールド(キャン風)]の鎧版です』


「なんだって! それじゃ………」


『え、そうですよ。爆発して物理防御しますよ。あんまりG、Gってうるさいからググっていた時にこの装甲のGが有ったからこれを鎧に着けたら本望だろうと思って付けてみましたけど何か♪ 』


『あら、良かったわね、G爆鎧で(笑)。で龍さん、どのように試験を? 」


『いえね、そのググった時に、どういう風に使われたかも調べたら………』


「おい、まさか………」


『お、本人は、気付いたかな? 取り合えず威力がわからないからな………ADさん、さっき言った様に準備してください。クーちゃん、バック持ってきてね』


クーちゃん「キューン♪(わかった♪ って言ってる? )


そして何故かGバカの回りを二重に囲む様に土嚢が積まれて一部分掘って塹壕風に作っていた。

クーちゃんは、あるバックを[アルファ]から降ろして持ってきてくれた。


[危険物運搬専用マジックバックコンテナ]

防御力100 魔防力100

対魔法防御カバー、対物理防御カバー付き

衝撃耐性(大) 重量軽減(中)

耐久値(ケース300/300 バック300/300) 重量3

内用量:3種/99個

品質:S

製作:sin

解説:危険物を運ぶ為にsinが特別に作ったコンテナバック(黄色いバック)

   ミスリルでコンテナフレームを作り上にトレント材/ゴム板/ハニカム鋼板

   /ミスリル板で囲い専用ボックスを作る

   中にFスパイダーの反物改で作った専用マジックバックを入れて固定

   外側には対物理防御/対魔法防御のカバーを被せて防護

   ヒップバック風に腰につけるか 肩掛けバック風に掛けるか 胸で保持する

   大量に運ぶリスクを回避するために用量を制限した

価格:3,000,000G


『クーちゃんご苦労様♪』


クーちゃん「キューン♪ (任せて♪ と言っている? )


「おい、この状態は何だよ! おーい! 聞いてるのか? 」


Gバカの回りは土嚢で囲まれて爆風が飛ばないようにカバーしていた。


『では、始めますか』


『どうするんですか? 』


『………これを使います。離れて見てて下さいね(笑) 』


「よせ! や、やめろぉぉ! それはヤバイって!! ね、聞いてるのか!? 助けてぇぇぇ………」


そしてバックの蓋を開けて手を突っ込みあるものを引き出す勢いでそのまま引っ張り出したそれをGバカに巻き付くようにくっつけた。


「ヤッパリだぁぁぁ! 」


そして持ち手を切り離してさっさと塹壕に逃げる。

フックを切り離すと中心部の魔核が点灯していき最終的に真っ赤に光った時(フックを外してキッカリ10s後)………"ドドドガァァン" と爆発した!


[対大型魔獣用8連吸着地雷(チェーン・マイン)]

攻撃力150 ×8個

対象物に各自吸着

重量軽減(中)

耐久値100/100 重量2(2.2kg×8個)

品質:S

製作:sin

解説:sinが開発した対大型魔獣用吸着地雷を8個ワイヤーチェーンで繋いだ物

   吸着地雷自体はオークの魔核を特殊加工をして魔力爆発をするように改良

   それをミスリル板で作った直径約10cmの円盤の中心にセットした物を8個

   作りコントロールケーブルとワイヤーを一緒にしたチェーンで繋ぐ

   相手に円盤を吸着させてから持ち手のスイッチを押して持ち手を切り離す

   とキッカリ10秒後に爆発する

注意:途中爆破キャンセルはできないので使用する時は注意を♪

価格:240,000G


『龍さん、何を作ったんだよ!? ビックリしただろう!! 』


『ズームSGMさんや、いいじゃないか(笑) Gバカさんもこれで成仏してくれればさ♪』


「ごほごほ! 勝手に殺すな!! 」


煙の中からGバカが張り付け状態で立っていた。

ERA装甲は吹き飛んでいたが♪


『お、ERA装甲は有効かな? 効果は有りかな(笑) 』


『まためんどくさい物を作りやがって♪ 龍さんは(笑)』


『龍さん、Gバカ生きてますよ? 』


「勝手に殺すなよ! ていうかGM秘書さん、ピチュンさせようとしてないかい? ね、ねぇ?? 」


『さてと、実はまだ、もうワンセット有るけどどうします? 』


「なにを言ってるのかな? 龍さん?? ねぇ、話聞いてる? 」


『お、イイね♪ ヤロウやろう(笑) 』


『私やりたいです! 殺らせて下さいね、龍さん♪』


『GM秘書さんも好きですね。ま、いいですよ♪ 少し時間を下さい。スノウちゃん、手伝ってね♪』


スノウちゃん「キュイ♪ (わかった♪ と言っている? ) 」


「え、な、なにをするのかな?? 」


Gバカに近付き、危険物バックからERA装甲を出していき、スノウちゃんと貼り付けていった。


「龍さん、また何をしてるのかな? スノウちゃんもいいんだよ、お手伝いしなくても………」


スノウちゃん「キュキュキュイ♪ (お手伝いお手伝いお手伝い♪ と言っている? ) 」


そして再セットが完了してGM秘書さんに使い方を教えてさっさと下がった。


『さぁ、Gバカさん! 覚悟は良いかな? 』


「何でこうなったぁぁぁ!? 」


GM秘書さんは、危険物バックの蓋を開けて手を突っ込み持ち手のを引き出す勢いでそのまま引っ張り出したチェーンマインをGバカに巻き付くようにくっつけた。


そして持ち手を切り離してGM秘書さんは、さっさと塹壕に逃げる。

フックを切り離すと中心部の魔核が点灯していき真っ赤に光った時………"ドドドガァァン" と爆発した!


『Gバカさん、迷わず成仏してくださいね♪ 』


「ごほごほ………か、勝手に殺すなってさっきも言ったよね、ごほごほ!? 」


『ナ~ンダ、まだ生きてた。龍さん、もう1セット有りますか? 』


『あの~GM秘書さん。楽しいのはわかりますけど、流石にもう有りませんよ(笑)』


『逆に有ったら怖いわ!! 後は、………OSIOKI講座でもやったら? 』


『ウ~ン、それも良いかな? ウン、ソウシヨウ♪ 親衛隊リーダーに通達。臨時OSIOKI講座を開催します。来れる人全員、特に新人さんは来るように連絡を♪ 』


「はい、お姉様♪ 」


「何でこうなったぁぁぁぁぁ!! 」


『じゃ、これにて"龍式装備、公開耐久試験"を終りにします。皆さん参考になったかな? それでは第2回が開催されないよう祈りながら終りにいたします。司会は、龍さんと……』


『アシスタントのGM秘書と……』


『解説のズームSGMでした……』


『『『では、また何処かでお会いしましょう(笑)』』』



AD「はい、カット♪」


「は~あ、終わった終わった(笑)、って良いのかこれで?? 」


「まさか解説をするとわね(笑)。で、これからどうするの? 俺はPVPデータの見直しかな。………ヴォルフ、ケインズ、逃げるなよ♪」


「逃げませんよ!? 見直し作業は始めますよ!! 」


「私も逃げませんよ。先ずは説明して下さい」


「ああ、先ずはケインズとお話し合いかな? 先に見直し作業を初めておいてくれ、ヴォルフ! 」


「メンバー集めておきます」


「では、私はOSIOKI講座が終了してからお話が有りますのでよろしくね、ケインズさん♪ 」


「………はい、わかりました orz 」


「俺はどうなる%!%*%!!*{=%'……………」


「はい、ブルーありがとう。そのまま口を押さえてね♪ 」


OSIOKIブルーに口を押さえられたGバカだった。


「「「「龍さんはこれからどうするの? 」」」」


「ん、明日の準備ですかね。あ、そうだ! 明日のレースの砂漠コースの砂地は①サハラ(細かい砂)、②ゴビ(荒い砂) のどれだよ? ズームSGMさん?? 」


「え、ウ~ン、①を予定かな? ま、明日の朝には正式に通達するけどね♪ 」


「お前………いいからすぐに他のサーバーにも教えておけよ。結構鬼畜設定だな、ズーム! 」


「ヤッパリ気付くか、流石龍さん(笑) 」


「「「え、どういう事で?? 」」」


「ん、つまり砂の粒が細かいって事で、足を取られやすいからね! 車輪が細いと埋まるから! 」


「「「あ、なるほどね。確かに今から準備しないとまずいわ!? 」」」


「ま、そういう事だからすぐに連絡を♪ では、私は明日の準備をしなくてはならないのでこれにて失礼しますね」


「「「「はい、龍さんご苦労様♪」」」」


「さぁ、帰るぞ! 与作、マグロ、デルタさんも一緒に来て下さい。装備の件で話が有りますので♪ 」


「「「わかった! 行こう♪ 」」」


3人を[アルファ]に載せて工房に向かう事に。


なお、新人を迎えて第??回の臨時OSIOKI講座が行われたがシークレットの為、内容はわからなかった♪

〔中に、ハイテンションの白ウサギさんと黒猫さんが居たとか? 〕


そして簀巻きコンビは、まずセバスはシークレットの鬼畜妖女クエストに無事に? 放り込まれたらしい………。

はいくま は、いつもの赤ベストを着て次の日の朝まで教会のすみに放置(プレイ)され、朝からちびっ子達に蹂躙されて夕方まで遊び相手になっていたらしい………。



━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━



龍さん工房の事務所にて………


「さてと、明日はいよいよ本選だが相当強いぞ、相手は! 」


「龍さん………ま、そうでしょうね。相手は強敵ですしね!? 」


「「龍さんもデルタさんもどういう事? 」」


「俺みたいのがいるって事だよ。先ず与作、お前の相手は火魔法攻撃特化の化け物だろうね」


「え、でも龍さんの反射盾で反射すれば………なに? 」


「言ったろ、火魔法特化だって。予想だが、種族特性で炎を受けると魔法攻撃の威力が上がるタイプと見た! だから反射盾は使わない方がいいだろうね! 」


「じゃどうすれば? 」


「ウ~ン、例の魔法攻撃拡散マントの盾版でも作るかな? ま、後はわかるよな? 」


「なるほどね。後は近付いてボコればいいと♪ 」


「油断はするなよ。あの盾を持ってるしな! 」


「え、あぁ、あの爆発盾ね。龍さん、トマホーク何個か用意してくれ♪ 」


「おう、いいぞ(笑) 与作も気付いたか、あの盾の弱点♪ 」


「「弱点? 」」


「威力のある攻撃なら何でも反応してしまうのさ(笑) たとえ威力が弱くてもね♪ 」


「「龍さんエゲツネェ(笑) 」」


「次にマグロ何だが………はっきり言ってお前と同じスピード特化のしかも格上の可能性があるんだよね………」


「どういう事で? 」


「種族特性で紙装甲は一緒だろうけど、問題はスキル構成がわからないからなぁ。性格的には一撃必殺タイプなんだよな………」


「何でそこまで知ってるの? 」


「ん、元チーム組んでいたからね。知り合いだよ(笑) あのSGMもな♪ 」


「なるほどね。でも良いんですか、倒しても? 」


「いいぞ! 倒せるならな(笑) いや、倒してほしいね♪ メンドクサイカラ頼ムヨ!! 」


「また面倒な事に………」


「あ、そいつは全サーバー最多ピチュン賞の人だからな♪ しかも30回もだって! 気を引き締めてな! 」


「マジかよ! アレを30回も掴んだのかよ! 信じられないよ!! 」


「「30回って………」」


「そして最後にデルタさん。恐らく全サーバー1の堅い人なんだろうね彼は 」


「え、まさか………武士道さん? ですか!? 間違いないですか? 」


「あぁ、例の殴り盾を買ったのがそうだろうね! 妹もいたしね♪ 」


「妹さんって? 」


「オークションで、カジキのメイスを買っていた聖女? っぽい子。恐らく間違いないぞ♪ 」


「出て来たりして………ね? 」


「出てきたら厄介だぞ! シスコン兄貴だからな! 」


「「うわぁ、めんどくさい(笑) 」」


「でも龍さんも苦労しそうですね」


「あぁ、いるだろうね予選1位のゴースト殿がな………ハァ~」


「「誰です? ゴーストさんって? 」」


「ま、俺とデルタさんの知り合いなんだけど、龍式ロングソードを買った第2サーバーの白狼君だよ。かなり厄介だぞ! 」


「相手はしたくないですね(笑)。龍さんガンバ♪」


「………デルタさんは装備はいらないと(笑)、わかったよ♪ 」


「え、冗談ですよ! 欲しいです。お願いします」 orz


「………ま、渡すからは勝ち上がれよ。壁位は壊してほしいね(笑) 」


「いや、無理では? 与作さん並みだとムリですよ! ハァ~ 」


「俺も追いつけるかな? 」


「魔法火力はどうなんだろうね? いけるかな?? 」


結局、ああだこうだ言いながら装備を整えて、車両もタイヤを用意したりして何だかんだでその日は遅くまで作業をしていた。


こうして29日は終わった………明日は30日、本選だ♪



●●●●●●●●●〇〇〇〇〇〇〇〇〇



ちょっとだけOSIOKI講座の様子。(龍さん達が帰った後………)


  :

  :


「さあ、新人の子は、これを支給します。専用の鞭です」


「「はい、ありがとうございます。お姉様♪」」


「あなた達の先程のハリセン裁きは観ていましたけど問題は有りませんのでそのまま精進して下さい」


「「はい、お姉様♪ 」」


「では鞭裁きの講習を始めます。先ずは鞭素振り100回から、先輩の動きを見ながら練習してくださいね。でわ、始め♪ 」


「「「「「「「「「「はい、お姉様♪ 1、2、3、…………」」」」」」」」」」


  :

  :


こうしてOSIOKI講座が始まります。

新人の二人はこうして立派なお姉様親衛隊員になっていきます。



●●●●●●●●●〇〇〇〇〇〇〇〇〇

Gバカ→何で俺だけお代わりが用意してあったんだよ

龍さん→え、一応全員分の予備は有るよ!? なに言ってるのかな?

GM秘書→え、それなら対物理の奴を後3セットほど下さいね

Gバカ→何に使うのかな?

ヴォルフ→何に使うのかな?

ケインズ→何に使うのかな?

ズームSGM→何に使うのかな?

龍さん→聞くのが怖いけど、何に使うのかな?

GM秘書→え、的当てにデスケドネ(笑)

この場の全員→(((((怖!! )))))


こうしてイースト街コロシアム名物"くま~ハント"の準備が出来たとさ(笑)


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