表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自由な人たち (freedom world Online)   作者: 親戚のおっさん
116/153

βテスト編 93話 イースト街PVP大会 準決勝

さぁ、準決勝です♪

どうなるかな?

イースト街PVP大会(FWO PVP大会 予選)会場特設実況ブース

実況:ヴォルフ 解説:龍さん でお送りしています。


ハーフタイムショウも無事に? 終わり……(何か疲れた……)……準決勝が始まる。


「さぁ、次は準決勝ですが龍さん的には予想はどうでしょうか? 」


「難しいですね。第1試合は両手斧vs両手剣の戦いですからね………全く読めません。次の第2試合は………う~んこちらも全く読めませんね。どうしたものですかね? 」


「龍さんも読めないほどの試合になりそうですね! さて、時間です。東西の入場門から"みんなの盾"与作選手と"大剣使い"デルタ選手が登場しました」


「もう与作は大斧使いでも良いような気がしますね」


東西の入場門から与作とデルタさんが入場してきた。

そして舞台中央で握手して開始位置まで戻って各々武器を構えた。


「あ~、双方とも準備は良いかなって良いようですね!? それでは30秒前……………」


カウントダウンが始まり、いやがおうにも盛り上ってしまう。


「………さぁ、皆さんご一緒に! ………5、4、3、2、1、FIGHT!! 」


そして始まったガチンコの殴り合い!!

"ガギィン! ガギィン!"与作は大斧をデルタさんは大剣をぶつけていた。


「流石に大型武器の戦いは凄いに越したことは無いですね」


「与作は重装大斧ドワーフタンク、デルタさんは軽装大剣ドラゴニュートアタッカー、どっちが勝つかはわからんが………与作の方が有利かな? 」


「それは何故ですか? 」


「攻撃力はほぼ同等、防御力は与作が上、スピードはデルタさんが有利、魔法は………同じ位かな? 後は経験だと………ゲームに関しては与作、リアルはデルタさんが有利かな……って所で総合で与作が有利と言ったんだよね。でも、どうなのかな? 勝負は水物だからね♪」


「なるほどね、そうなりますか………。先程よりの殴り合いはほぼ同等、全く……え、僅にHPゲージがデルタ選手の方が減っているぞ! やはり防御力の差が出ているのでしょうか? 」


しばらく殴り合いは続いたが、双方共に一旦下がった。

そして息を整えにらみ合いに………そして微笑む……


「ここで双方微笑むって何ですか? 」


「ま、双方好敵手に会ったって所かな? 双方共に戦闘狂ですからね。あ、………」


与作が高笑いを始めた! そしてデルタさんも高笑いを始めた! そして双方共に突撃していく!!


「何ですか! あの連中は!? ちょっと引きますよ、あれは………」


「与作は元々は有名なネットソルジャーらしいしね。デルタさんは良く知らないけど本職っぽい事を言ってたしね。結果的にこうなるのでは? 」


会場の観客はものすごい歓声を、双方の応援にも熱意が入る!

ものすごく盛り上がっていた!!


「あぁぁ~と!、なんと双方武器を捨ててなんと殴り合いになったぞぉ! しかも高笑いしながら? どうなるんだ! この場合は!? 」


「あ~この場合は………って知るか!? こんなの想定外だわ! ヴォルフ、どうすんだこれ? 」


「知るか!? こっちもわからんよ!……おぉ~と残り時間が後1分です。このままだと決着が付かないぞ! ………残り30秒、ものすごい殴り合い!! どうするのか………残り10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、最後にクロスカウンターで試合終了! さぁ、結果は、……………僅差でHPゲージの残りが多い、与作さんの勝利です♪」


"ウォォォォォォォ!" と会場が沸き上がる!

"良い試合だったぞ! ""かっこ良かったぞ! ""旨い酒が飲めたぞ!? "等の声が聞こえた……え、?


「ヴォルフさんや、会場で酒? ビール? を売っているぞ! 親衛隊が!? 」


「え、あ~とそれについてはあの運営上司が認めたんだよ! 有り得ないだろう? 」


「もしかしてGM秘書さんの資金集めかな? ビルでも作る気かな? 」


この予想は斜め上の方向に行っていた。(ある意味怖い事に)


そして闘い終った与作とデルタは、中央で笑いながらガッチリ握手して各々退場していった。


「男の友情を見た感じですね……って言えば良いのか! ヴォルフ!! もう、近くにいる売り子さん! 俺にもビール売ってくれ♪ 飲まないとやってられんわ♪ 」


「ク、言い返せんわ! 俺にもくれ♪ 」


実況ブースの周りの人達の爆笑の中、良く球場何かで見る売り子さん(スタッフジャンパーに短パン、腰にはマジックバック、背中にタンク付きのビールサーバーを担いだ格好)に扮したみこさんが来てバックから木製のビールジョッキ徳大を出してサーバー? から冷えたビールを注ぎ渡してくれた。


ちなみに料金は最初の一杯はジョッキ付きで銀貨5枚で二杯目以降は銀貨一枚らしい。

〔何故ビールサーバーが有るのかはこのさいスルーしよう(笑) 〕


「じゃ、龍さんカンパーイ♪ 」


「ヴォルフさん、カンパーイ♪ 」


グイ~と一気にのみ空にしてすぐに注いでもらう。

〔既に銀貨七枚支払い済(笑) 〕


つまみには、ワームジャーキーを出しておく。


「さて、美味しいビールを飲みながら次の試合が始まります。準決勝第2試合です。」


「次はマグロとブリジットさんか………良い試合になりそうですね」


「さて、時間です。東西の入場門から"高速戦闘の最速王"マグロ選手と"聖騎士"ブリジット選手が登場しました」


「ブリジットさんは憑き物が落ちたようなスッキリとした顔付きになりましたね。これは油断できないぞ、マグロ♪」


東西の入場門からマグロとブリジットさんが入場してきた。

そして舞台中央で握手して開始位置まで戻って各々武器を構えた。


双方とも準備は良いかなって良いようですね!? それでは30秒前……………」


カウントダウンが始まり、ブースの周りはビールジョッキ片手に異様に盛り上っていた。

〔龍さんが周りの人達にビールを奢った為♪〕


「………さぁ、皆さんご一緒に! ………5、4、3、2、1、FIGHT!! 」


先ず動いたのはブリジットさんだった。

行きなりランスを構えて突撃していく!………が、簡単にマグロにかわされた。


「う~ん、やはりスピードが違うからな。簡単に避けるわな」


「そうするとブリジット選手の攻撃が当たらないと? 」


「そうですね、この場合はカウンターを狙った方が良いでしょうね? 」


ブリジットさんもランスでは無理だと察したのかランスを離して騎士剣と騎士シールドを構えた。

対してマグロは、ククリナイフを構えて対峙する形になった。


「にらみ合いになりましたね。この場合、どう動きますかね? 」


「う~ん、普通はマグロはスピードを生かしたヒット&アウェイの繰り返し、ブリジットさんは打ち込んで来た時に盾で受けて剣でカウンターでしょうね。普通は! 」


「普通とは違う戦いがあると? 」


「まぁ、見ていれば分かりますよ。恐らくは♪ みこさん、もう一杯よろ♪ 」


「あ、私も一杯よろ♪ 」


緊張感の無い実況ブースだが、ステージでは真剣そのものであったが………


「さぁ、どうなるのか? このままにらみ合いが続くのか、それとも………」


会場は静かになり、その時を待っていた………その時を!


"ドン、ドン"と言う音がしたと思ったらマグロが消えてブリジットさんの左後ろに現れた??

そして兜と首筋にククリで峰打ちをしていた。


ブリジットさんは兜を飛ばしながら吹き飛んでいた。


「ヴォルフさんや、今のはなんのスキルかな? 初めて見たわ! あれは何かな? 」


「え、え~と………恐らくは[縮地]かな? [駿足]の上位スキルかな? ある条件下で拾得可能になるんだが………まさかあの鬼畜設定をクリアするとはねぇ♪ 」


「聞くのが怖いわ! で、ブリジットさんは倒れたままだがどうなっているんだ? 」


「え~と、ブリジット選手はスタン(気絶)状態ですね。しかし峰打ちですか」


「この場合はまさかと思うが想定してなかったの? 色々と不味いだろう」


「う~ん、確かに想定して無かったわ。どうしよう? 」


「今後の事も有るのでスタンした場合は負けにします。運営権限で! 」


「お、ズームSGMじゃないか。その方が良いかもね。たぶんな? マグロ、そこの騎士剣持ってみろ」


マグロは騎士剣を持ってみて驚いていた。


「恐らく騎士剣は今マグロの物になってないか? この方法だと色々とやりたい放題になるね。早く改善しろよ! ズーム」


「わかったよ、すぐに修正するよ。一応この勝負はマグロ選手の勝ちだな。ヴォルフ、その様にな! 」


「え~と! そういう訳でマグロ選手の勝利になりました♪ 」


"ウォォォォォォォ!" と会場が沸き上がる!


マグロは心配そうだったがそのまま退場した。


ブリジットさんは何故か看護師姿のスノウちゃん&クーちゃんコンビがSWASとKWASに乗って担架を持って現れて器用に担架にブリジットさんを乗せて退場した。

会場の拍手の中を♪

〔え~と、絶対に突っ込まないぞ! 〕


「みこさん、もう一杯(笑)。それでこの後の予定は? 」


「え~と、休憩を挟んで3位決定戦と決勝戦かな。皆さん、15分程の休憩になりますよ♪ 私にも一杯下さい(笑) 」


「お前らな!! ハァ~、もういいや! 売り子さん、私にも一杯下さい(笑) 」


そして始まった酒宴だった。

龍さんがみこさんに金貨10枚渡しての大盤振る舞いをしていた。応援の親衛隊も来ていた。


東雲本部長も来て呆れていたが、こっちに引き込む事に成功した(笑)。


そして15分後、3位決定戦が始まる予定になった。



●●●●●●●●●〇〇〇



準決勝までの結果


1.与作   ┓

      [与作  ]┓

2.敏腕弁護士┛    ┃

           [与作  ]┓

3.クロト  ┓    ┃    ┃

      [カジキ ]┛    ┃

4.カジキ  ┛         ┃

              [与作  ]┓

5.きんに君 ┓         ┃   ┃

      [村碁宮 ]┓    ┃   ┃

6.村碁宮  ┛    ┃    ┃   ┃

           [デルタ ]┛   ┃

7.カルビ  ┓    ┃        ┃

      [デルタ ]┛        ┃

8.デルタ  ┛             ┃

                 優勝[    ]

9.マグロ  ┓             ┃

      [マグロ ]┓        ┃

10.ラガー ┛    ┃        ┃

           [マグロ ]┓   ┃

11.蕎麦屋 ┓    ┃    ┃   ┃

      [白菜  ]┛    ┃   ┃

12.白菜  ┛         ┃   ┃

              [マグロ ]┛

13.はいくま┓         ┃

      [はいくま]┓    ┃

14.セバス ┛    ┃    ┃

          [ブリジット]┛

15.零像  ┓    ┃

     [ブリジット]┛

16.ブリジット┛


           [デルタ  ]┓

                 ┃

              第3位[   ]

                 ┃

           [ブリジット]┛



●●●●●●●●●〇〇〇



スキル[縮地]について


マグロは元々初期スキルで[駿足]は、持っていた。

適当に鍛えていたら[縮地]が拾得可能になっていた。

現在、レベル16なので連続使用が2回、距離も1回最大16mになっている

〔2回できるので最大32m跳ぶことができる〕


スキル:[駿足]

解説 :一定のスピードで戦闘を続ける事ができる

    長距離も走り続ける事もできる

    発動には1s辺り魔力を2MP使い続ける事に

    スキル[ダッシュ][長距離走]がMAXになると統合して拾得する

    事ができる

    リキャストタイム10s (魔力が無いと使用できない)


スキル:[縮地]

解説 :一瞬で相手の懐に入ったり一瞬で距離を取る事ができる

    レベルが15上がる毎に連続使用ができる様になる(最大3回)

    レベルが1上がる毎に使用距離も伸びる(1mづつ伸びる)

    使用MPも1m辺り5MP使用する

    習得には、スキル[駿足] レベルがMAX+1時間程走り続ける

    +高速戦闘を10分する+格上を倒すという経験の必要がある

    リキャストタイム10s (魔力が無いと使用できない)



●●●●●●●●●〇〇〇



今回のビールの件


闘技場と言ったら球場見たいに売り子さんを出そうと思い出してみました。

一応理由は親衛隊女子寮+女子専用工房の建設資金集めでGM秘書さんの音頭で始めました。


なお、格好は球場の売り子さんの格好にしました。

〔何処の球場かは、あえて書きません(笑) 〕


なお、ファンタジーなのにビールサーバー? と思った人もいるでしょうがその辺はスポンサーを獲得するための布石だと思って頂ければ幸いです。

〔実は某ビール会社の社員が参加している。って裏設定です(笑) 〕



●●●●●●●●●〇〇〇

龍さん→アレで良かったのかな?

ヴォルフ→あの殴り合いは何なのかな?

龍さん→もういいや♪ ヴォルフカンパーイ♪(笑)

ヴォルフ→龍さんカンパーイ♪(笑)

ズームSGM→お前らな! 俺も混ぜろ♪ カンパーイ♪

運営上司→あの~………もういいや! カンパーイ♪


GM秘書→資金集めは順調順調♪



感想欄でいろんな種族のアイデアをいただきありがとうございます

皆さんを登場させてあげたいのは山々なんですが、申し訳ありません、処理が追い付きません。

なので返事等の書き込みがされて無くてもちゃんと読んでますのでご安心を。

なお、登場させる場合はメッセージを送り確認をしていますのでよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ