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自由な人たち (freedom world Online)   作者: 親戚のおっさん
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βテスト編 77話 オークションの混乱

累計100部達成です

いや~ここまで書けるとは思いませんでしたね

これからもよろしくお願いいたします


商業ギルドに行きましょう

なんだこの混乱は?


え、良いのかな? その衣装は!?

商業ギルド内特設会場展示ブースに到着した。

結構すごい人だかりですね。

〔凄いな。こんなに来たのかな。ん、NPCが多いな………ほぼ商人かな?〕


「凄い人出だな。ここまで込み合ってるとわな」


「しかし何でこんなにいるんだ? 結構な率でNPC商人ばかりだし………ズームの仕込み?」


「いやいや、そんな事するか! それに何の意味があるよ?」


そんな話をしていたら 銭型商業ギルドマスターが入口に現れた。


「それでは全国統一オークションの開催を宣言いたします。中には今回出品する武具アイテムが展示されています。それと他のサーバー領会場展示品は中継で確認出来ますので中のサーバー別スポットで確認して下さい。なお、商品カタログは入り口でお配りいたしますので慌てず騒がず順序良く一人一部づつお取り下さい。本日は大変込み合ってますので注意して下さい。それではオープンいたします」


ウォォォォォ!っと雄叫びと共に商人NPC達は会場に突入していった………って何この熱は!?


「商人NPCの設定はこんなに熱くしたのかい? ズームくん」


「おかしいな? 沈着冷静になるように組んだはずなんだよなぁ………何でだろう?」


おや、銭型さんが来たね?


「(小声で)SGM様、GM秘書様、龍さんすみませんが少しよろしいでしょうか。ここでは………」


銭型さんの案内でブースの裏に皆で付いて行く。


「実は、今回このような騒ぎになったのには訳が御座いまして………その~………実は、うちの職員の者が事前に出品情報を洩らしまして………皆さん龍さんの盾目当てなんですよ」


「ちょっとまて下さい。私が納品したのは、最初が27日の昼すぎで、盾3枚でしたよね。追加分は夜中前デスヨネ………。すると最初の盾だけでこの騒ぎになってると?」


「その通りなんですよ。しかもまだ追加分は恐らく知らないから知れたら………」


「あ、言わなくて良いですよ。この分では荒れますね、本番は………はぁ~」


GM秘書さんは頭を抱え、ズームはクスクス笑っていた。


「ククク、龍さん楽しい事になってるね。ま、各サーバーの底上げになれば良いんだがね」


「他人事だと思いやがって………おい、ズーム!そんなに駄目なのか、他の生産者は?」


「まぁ、今回の他の商品を見た方が早いかな」


この後、銭型さんに裏カタログ(PC製のだけ)をもらってチェックしたが………


PC製の武具が何とほぼ鉄製の武具でミスリル製の武具が……あ、3点あったよ。

〔これは第3サーバーかな?………ほう、これはひどいねランクがCクラスって何?………うん、こっちの鉄の長剣の方が良いね………ほう、ほぼSクラスのAクラスか………恐らく包丁さん見たいな人かな?〕


後は………お、複合装甲もどきだね………惜しい、結構良いもの作るね、この作者。

〔これは第2サーバーかな?………うん、ランクはAクラスだね………素材次第だね、この作者は〕


ん、この革鎧はいいね!ボタンを押したいね(笑)………丁寧に革は加工しているね………

惜しむなら金属加工がいまいちかな………恐らく彫金持って無いんだろうね。

〔これは第4サーバーかな………ランクはほぼAクラスのBクラスか………惜しい〕


「どうですか?他のサーバーの生産者は?」


「銭型さん、正直ここまで酷いとは思いませんでしたね。ま、中には光る者が有りましたけどね」


「へ~、龍さんが見て良いものを作っていた人がいたんだ?」


「ズームは失礼だぞ。あくまでも光る者と言ったろ。恐らく躓いて(技術)るか、壁に(素材)ぶつかったかだね」


「そこまでわかるんですか?できれば教えて頂けませんか」


「銭型さん、まぁいいでしょう。そうですね………彼らの現状がどうなのかが引っ掛かりますがアドバイスを与えるならば………」


・第2サーバーのこの作品の人には素材さえ揃えば私の盾クラスの物が出来ますよ

・第3サーバーのこの作品の人にも素材さえ揃えば良い剣は作れるでしょうね

・第4サーバーのこの作品の人には恐らく技術的に必要なスキルが足り無いんでしょうね


「………ま、こんな所かな?足りないのは、第2と第3は素材、第4はスキル[彫金]かな?」


「そこまでわかるんだ。流石だね、龍さん」


「おだてたって何も出ないぞズーム。ま、恐らくまだ隠れてる奴もいるだろうね、PVP対策で」


「どう言うことだ?龍さん。最高の物はPVP出場者が付けているって事か?」


「そう言う事だよ。当たり前だろう、相手に自分の戦力を前もって見せるか普通?」


「ま、龍さんは別にしてそうなるだろうな。う~ん、報告通りだね。どうするかね………」


「おい、ズームくん何企んでる。お前まさか………」


「ん、そうだよ。ちょっと荒療治しようかなと思ってね、特に第3かな?資源を独り占めしている馬鹿クランもどきの連中がいるからね」


「あぁ、それでミスリル製の剣が有ったけど品質がCクラスって酷くないか?………これでは勿体無いね。………こっちの鉄の長剣の方がましだしね。恐らくリアル鍛冶師だろうね」


「まぁ、彼らのグループはCクラスが平均だと思い込んでるね。ホントはAクラスが標準なのにね」


「それ公表すればいいのに何故しないの………あ、そうゆう事か」


「そう、祭の後でアイテムの品質に付いての隠し評価を開放予定だよ。お楽しみに」


「流石策士、酷いことするね。ん、第3サーバーは確かイースだったよな。装備はどうしてるの?」


「まぁ、さっきの塩データにも書いたけど、今は確か槍で突いてたね、高速戦闘で。しかも革鎧でガードなし。しかも種族特性で」


「種族特性で高速戦闘特化タイプの紙装甲で槍で突いてナイフを投げるか切りつけるかだろ。元々近接攻撃タイプで笑いながら相手にサブマシンガンぶっぱなしながらハンドガンでヘッドショットしてたからなぁ。全くあの戦闘狂の森林牝虎(シンリンタイガー)はしょうもないな」


「なんだ、良くわかっ………わかるか。先のピチュンイベントで全サーバートップの成績でピチュン賞をとってたね。因みに30回だったかな? 後はもらった賞品のミスリル槍で暴れてるぞ」


「流石だな!相変わらずのその脳筋っプリは!」


「相変わらずの戦闘狂で第3サーバーじゃ妹巻き込んで女性限定のクラン作っていたよ。確かクラン名は………〈乱れ桜〉だったかな?結構まともだろ」


「いや、この場合は妹ちゃんに感謝しとけ。恐らく暴走を押さえてるのは妹ちゃんだぞ」


「因みに妹ちゃんは優秀な魔砲少女で鳥籠にザンネンを風魔法で押し込んでゴールして拠点を手に入れたぞ。今は〈乱れ桜〉のホームになってるぞ」


「それ、凄い確率だよな。知っててやったならかなり厄介な相手になるね」


「まぁ、判定的にはギリギリだったけどね。結構な使い手だよ、魔法に関しては。[裁縫]持ちで衣装も作ってるしね。しかも全サーバーで唯一の図書館パス持ちだよ」


結構優秀な女子大学生みたいだな、姉はアレだけど。


「しかしかわいそうに、ズームに騙されて押さえ役とはね。確か女子大学生だっけ?」


「な、そんな事しとらんわ。イースに話を持っていったら妹の分も頼まれたんだよ。ガバメント突き付けられてな」


「おい、それ俺のじゃないだろうな!?確か盗難リストに載ってたんだよな………」


「あ、あいつが勝手に持ってたな。ど、道理で見たことがあったと思ったよ(タラタラ!)」


「まぁ、そうゆう事にしといてやるよ、ズームくん。じゃ、妹ちゃんには何かプレゼントするとして、本選でその馬鹿を舜殺すればいいのかな?」


「どっちの馬鹿かはわからんができればイースは少しは相手になって(遊んで)やってくれよ。他は好きにして良いぞ!」



さてうちのサーバーは概ね問題無いね。

〔出品作品はみんなAクラスだね。お、ミシンさんも出してたね。ほう、あれで作ったマジックバックですか。ほう、いいね♪〕


おや、GM秘書さんと銭型さんが何故か((ガクブル)))してますね?


「お二人ともどうしました?」


「け、結構こ、怖い事言ってませんか。ガバメント突き付けられたとか………」


「相手を舜殺するとか言ってませんか?………」


「あ、すみません。まずGM秘書さん、コルト・ガバメントは私の趣味だったサバゲー用の電動ガンでオモチャですよ。それと銭型さん、相手をPVPフィールドでの話ですよ。外の話では無いですよ」


「「そうならいいいんですけどね」」


この後、少し展示品を見て(自分の展示品は凄い人だかりだったのでスルーした)会場を出た。



ソロソロ時間なので中央公園特設ステージに向かう

ズームとはここで別れた。次は第2サーバーに行くそうです………視察で?

〔絶対に遊びにだよな………〕


ステージの裏の獣魔控え室に入るとみんな揃っていた。

〔ほう、結構獣魔持ちはいるんですね〕


ファッションショーの出品リストを見せてもらうと………なるほどね、この順番で回して行くのか。

ん、スノウちゃんもクーちゃんも一緒に回る様だね。

〔気を利かせてくれたかな?〕


うちの子達に作ってくれたのは、うん、順当にPCはミシンさんと………え、みこさんときなこさん?それと確か親衛隊のはさみさんとぬいはりさんとボビンさん。

NPCの人は何と師匠?ソーイ師匠は不味いでしょう………

〔どうすんの、これ?〕


「龍さん、例の物は作ってくれました?」


「え、あぁこれですか。こんな感じでいいのですか?GM秘書さん」


「はい、これで良いですよ。流石良い仕事しますね」


[獣魔用ファッション台車]

防御力20

耐久値200/200 重量1

品質:S

製作:sin

解説:sinが獣魔ファッションショー用に作った獣魔の移動を俊敏に行う

   ため専用レーン用台車(設計:GM秘書)

   本体にミスリルフレームとトレント素材、ゴム版を使い、ミスリル

   とゴムを使って車輪を作った

   可愛いちびっ子獣魔をのせて安全に舞台の上を移動する事ができる

   魔力を流すと任意でターンができます

価格:200,000G


一応10台作っってGM秘書さんに渡す


そしてスタンバイのためスノウちゃんとクーちゃんはフィッティングルームに向かうためリンゴさん達が迎えに……………え、…………………………


「龍さん、言いたいことが有りそうですけども今はノーコメントでお願いします(真っ赤)」


スノウちゃんはリンゴさんが、クーちゃんはみこさんに抱えられてフィッティングルームに向かった。


何なんだったんだ、あの格好は?

いいのかな?………一体誰のデザインなのかな?


一旦外に出てクックさんの店《キッチンフォックス》に行く。

お、繁盛してますね♪

〔まぁ、目立つからね〕


一応並んでいると、うん、いるよねぇ、割り込もうとするバカ。(まだいたんだ)

割り込んだバカに後ろのやつが注意したね。(お、やるね……)


どれ助けましょうかとしたらおや、グリーンが来たね。

警備隊連れてっていつの間にか警備隊に馴染んでないか?………GM秘書さん。


おっと、素早くバカが捕まったね………。

どうもさくらユニットで騒ぎを発見して警備隊で捕まえる様に連携してるね。

〔恐るべきGM秘書さん。そこまで考えるとは!〕


順番が来てクックさんにお弁当を3人分買って(ちゃんとお金は払ったぞ!)会場の獣魔控え室に戻った。

〔アルバイトかな?厨房と外に手伝っている子がいたね〕


そろそろ時間だね。

関係者席に移動しますか。


おぉ、ステージ上にはなるほどね、それであの作りの台車だったのか。

流石だね、GM秘書さんは。


おや、ブルーが何か持ってきたね………

あぁ、簀巻きのGバカか………審査員席に置かれたね(笑)

〔基本誰も気にしていなかった〕


さぁ、司会のGM秘書さんが出てき………ホントにいいのかな? あの格好?

始まる様だった。



●●●●●●●〇〇〇〇〇〇〇



その頃のninzin達


「やっと到着したね、ボタンちゃん」


ボタンちゃん「フヒフヒフヒ♪」(え、もうついたの。はやーい♪と言っている?)


「しかし龍さんいい仕事するわ………ホント、頑張らないと!」


ボタンちゃん「フヒ♪」(そうよ、アナタ♪と言っている?)


「おーい、ninzinさん!」


「あ、ダイバーさん。そうそう、ダイバーさんにお届け物です。後ろの荷物がそうです


「お、ありがとう、助かるよ。」


「後、これをと預かって来ました。何でも装備?だそうです。後、このナイフを直接渡すようにと言われました。このナイフに関してはこの手紙を見て下さいとの事です」


「どれどれ……………………………………!? これは良いのかな?」


「まぁ、何とかなるんじゃ無いですか? 後、この荷物はどこにもっていけばよろしいので?」


「あ、すまんすまん。ninzinさん達は付いてきて。後、宿はどうするの?」


「あ、今から取れますかね?」


「まぁ、師匠の所に泊まれば良いよ。龍さんにも頼まれたしね」


「はい、ありがとうございます。所でダイバーさん、この荷物は何ですか?」


「あ、中身ね。これは、………………………………で師匠と私のマシンの部品なんだよ。」


「へ~なら僕らはライバルでもありますね」


「まぁ、明日は正々堂々とやろうじゃないか」


ダイバーさんは無事に荷物を受け取った。



●●●●●●●〇〇〇〇〇〇〇

龍さん→これは凄いね?

SGM→これは凄いね?

GM秘書→さっきから何か物騒な事言ってませんか?

銭型→さっきから何か物騒な事言ってませんか?


Gバカ→モゴモゴモゴモゴ!(早く縄をほどいて!)


さて、親衛隊の衣装は何がいいかな?

◎①メイド服

●②チャイナドレス

〇③万博コンパニオン風衣装

▲④レースクイーン風レオタード

★⑤大穴、水着

さぁどれだ(笑)

もう決まってるけどね♪

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