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転生した物語  作者: 床に這いつくばって
第一章 この世界
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プロローグ

俺は生きている

だが死んだも同然だ。いや生きてはいるのだろう、まあ何いっちょんねんって感じだろうけど、うーん難しいなこう何事にもやる気が起きない感じって言ったらいいのか?

まあそんな感じの陰キャだ。それでも一人暮らしできるぐらいには成長してるし大学には行ってるし友達も少ないもののいるにはいるのだ。



三年前に死んだが



それでも今までは頑張ってきた。と思いたい。思えたらいい。それくらいだ。ああ理由な理由…端的にいえば好きな人がいたのだ二年前死んだが…まあそれでも大丈夫だった。簡単に言えば俺にはもう一人好きな人がいたのだ。

あとの展開は分かるかい?


そう死んじまった


おかしかねーか?異世界か?この世界?なんだあれか俺と関わったり好きになったらその相手が死んじまう呪いか?

やだね既成事実の言葉が一番嫌いになったよ。あー鬱になっちまうぜ。そうそう言い忘れてたが一週間前だ。死んだの。

悲しい感情が過ぎたらどうなる?そう全て諦めがつく。まあ元よりこの恋が叶うことは無いがな。それでも希望だったんだぜ?希望が消えるんだぜ?なんかな、あそばれてるのかこの世界に。人の命をなんだと思ってるんだ!

ひどいったらありゃしない!とまあこんな妄想して過ごしてる日々だ。暇で暇でしゃーない

とまあ今日も大学に行かなくては


にしてもしんどいねーこう生きる目的を失ったようなまあその感情すら消えつつあるんだがな

しんどいなーもうやだよいっそ死んだほうがいいのではとまで思えるのだが

…ところで突然だがトラックに轢かれるってどんな感覚なんだろうって考えたことないかい??

本当に突然だが信号無視したらトラックに轢かれそうなんだが…当たり前か…まあ止まってくれるか

あ?ん?あれ?あれれおっかしーぞー止まんねー

俺も止まってるしぶつかっちまう…

あっそか俺が動けばいいのか

(フンショ)

あやべ筋がまってまって

ちょっとまって動かね〜

いやいや呑気なこと思ってる場合ちゃうねん

痛い痛いもうなんでやねんねーっん

まってトラックが近くに近づいてる

ヤバいヤバい本気で死ぬんだがいや

考えて叫ぶか?叫ぼうか?わかった

「…たすゖてえ」

(ヤバい声出ない…)

ヤバいどないすんねん

近いで近いでもう無理や死んじまうわ

まって死ぬのって結構怖いやん…

いややしにたないんやけど…え…ちょっとまってや…やり残したことあんねん…彼女作りたかったしDTやし…

自然と出てくる体液(エッチな方ではない)

もういやや…

そう思う前に背中に暖かみが来た

(は?なんやこれ?)

そう思うとほぼ同時に痛みが来た

(いっったたっっった!)

痛いと思えばもう意識はないサヨナラー

こうして死んだ俺は死んだ…


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