青春
覚えたての歌を 伝えたかったのさ
多分あなたと同じくらい
覚えたての歌で 伝えたかったのさ
きっと誰も知らないけど
流行っていたけど だからじゃなくて
そうじゃなくても 好きになれたよ
辛い時 辛いと言いたかった 言えなかった
ノートに潰れていた 見覚えのある下手くそな文字
「あぁそうだった。こうやって夢を見ていた」
書いてあったのさ
あなたがくれた青春に
あなたがくれた青春に
不安や臆病を言い訳にして
青空に向かう山を作った
モノクロームの風船が笑う
笑顔と涙の境界はどこだ
確かな明日なんてなくて 約束だけじゃ頼りなくて
でもそんな歌にしがみつきたくて
涙のない世界には架からない橋があった
ダレカによく似ていた 見覚えのある下手な微笑み
それでもいいよ いつかこぼれるまで
わらいあっていよう
沈んでいった奥底で 気づいたんだ
いつだってそばにいてくれたこと
目に見えぬ傷跡も 癒えない傷が広がる日々も
救ってくれた掌があること
辛い時 辛いと言いたかった 言えなかった
ノートに潰れていた 見覚えのある下手くそな文字
「あぁそうだった。こうやって夢を見ていた」
書いてあったのさ
そうだこれが ぼくとして生きた証だ
書いてあったのさ
あなたがくれた青春に
あなたがくれた青春に
あなたがくれた青春に
あなたがくれた青春に
本当にありがとう。
何度も何度も救われました。
あなた達は青春そのものでした。