そのなな ~駄菓子屋の方がお得~
今回から遠足準備編です。結構脱線させる気です。
※4/23 主人公のあだ名、名前を変えました。
結局、討論は学活の時間が終わってもクラス中が700円と500円の2つのグループで別れて終わる気配が無かったので多数決にする事になりました。
多数決をしたら、500円派の方が多かったから、遠足のおやつ代は500円になりました。
「うーん、ねぇポッポ、500ってさ少ないよね…」
「あぁそうじゃのぉ、ワシが若かった頃はお菓子は安くて…」
「お前は何処のおじさんだよ。」
「おぉ、ヨシカズ!ナイスツッコミ!まぁそれにしても500円じゃポテコも買えないよな…」
※ポテコというのはポテトチップスが5枚重なったくらい厚いお菓子の事
「ふっふっふ、アレンと和義、何かお困りかな?」
僕たちが悩んでいると、おーくんがやってきた。
「あぁおーくん、さっきからポッポとおやつ代が少ないって話をしてたんだよ。」
「ん?そうかな?俺は多すぎるくらいだけどな」
「えっ?だってポテコすら買えないんだよ?」
「何言ってんの和義?ポテコって350円くらいだろ?あっ、もしかしてスーパーとかの話してる?」
「うん、そうだけど?」
「じゃあダメだな。俺には裏ワザがあるんだよ」
「ほうほうほう、スケシュン殿どんな裏ワザなんですかー?」
ちなみにポッポには、下の名前を反対にして呼ぶのが流行ってるみたいです。
「おっ?聞きたいか?」
「おう!聞きたい聞きたい!!」
「二人ともテンション高いね…」
「まぁな、それで秘密というのはだな、俺の家が駄菓子屋だからだ!」
「「え?駄菓子屋?なにそれ?」」
僕たちがそんな反応するとおーくんの目が死にました。
「はぁ?お前ら駄菓子屋知らないの?」
「「うん、知らない」」
「はぁ、じゃあ説明すんぞ。
駄菓子屋っていうのは、 主に小学生・中学生ないしそれ以下の年齢層の児童を対象とした駄菓子・玩具の小売販売店の形態なんだ。地域によっては一文菓子屋って呼んだりしてるんだよ」
「へぇ、おーくん詳しいんだね」
「まぁな、跡取りだから色々しってんのさ。
それに、自販機やコンビニの無かった時代には、清涼飲料水やアイスクリームといった涼を取るために利用する人もいたんだって家でも、ラムネが売ってるし、夏にはかき氷やってるしな」
「へぇ、それで、安いの?」
「あぁ、スーパーとかみたいにおっきな会社の店とかじゃなくて、うちのかぁちゃんとか、とぉちゃんとかがやってる店だから、安いんだよ」
「「行きたい!」」
「おっけー、じゃあ明日は休みだからに来るか?」
「「行く!」」
「じゃあ、明日学校の校門集合な!」
「分かった!じゃあねポッポ、おーくん」
「「じゃあねー」」
「あっ!余分にお金持ってこいよー500円じゃもんじゃ食えないからなー!」
駄菓子屋ってどうゆう所なんだろ?楽しみだな。
続く
「「ポッポ、ヨシガズの次回予告コーナー!!」」
ヨ「はい!僕町の第7話いかがでしたでしょうか?」
ポ「今回はスケシュンが主役だったな、」
ヨ「ちなみにポテコってのは輪っかになっているあのお菓子とは別のものです。」
ポ「うん、怒られたら恐いから言っとかないとな。ということ事で次回は?」
ヨ「『そのはち ~木で作られた橋はギシギシ鳴る~』です!」
ポ「あれ?駄菓子屋は?」
※出典、駄菓子屋Wikipedia 駄菓子屋の説明の時コピペしました。