そのご ~宿題のつけ~
時間は過ぎて、話はまもなく、5月でございます。
※4/23 ポッポの名前を変えました。
入学式から2週間が過ぎて暦は5月へ向かっていた。僕はポッポの他に、おーくん(岡部 俊介)や大将(坂戸 大将)などの友達ができたから、学校に行くのが楽しみになっていた。
「ヨ~シ~カ~ズ。宿題みーせて。」
ポッポがまた宿題やってこなかった。
「なに また宿題忘れたの?嫌だよー自分でやんなきゃだめだよ。」
正論で論破したつもりだった。しかし、あのポッポには正論もなにも無かった。
「いやいや、今回だけ今回だけだからー」
「今回だけだからー」はもう何回も聞いている。そう思っていると、
「鳩ヶ谷くん、何が今回だけなんですか?」
宿題を出した張本人の三郷先生がやって来た。
「あっいや、なんでもないです。」
授業が始まった。今日は僕が日直だから号令を掛けた。
「はいっ。じゃあ授業をはじめます。教科書の18ページを開いてくださいっ。」
先生は宿題の事を忘れてるのか授業に入ってしまった。ポッポは、ため息をついてから、ニヤニヤしていた。
「問1です。18-15の答えはいくつになりますか?」
ポッポ以外の全員が手を挙げた。
「はい、じゃあ上尾くん。」
出席番号1番の上尾くんが指された。
「2です。」
「はい、正解です。」
その時、大将が息を抜いているポッポに、質問した。
「なぁ、アレン、宿題の事先生忘れてんのかなー?」
大将の席は一番後ろなのに、その質問は三郷先生に聞こえていた。
「あっ、ありがとう坂戸くん。先生、宿題の事忘れてました。じゃあ宿題集めまーすっ!」
さっきまでニヤニヤしていたポッポは青ざめていた。
彼には、この後居残り勉強を命じられるのであった。
続く
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次回から、遠足編です。