そのじゅうろく ~ポッポの家に始めて入った。~
なんて書いていいのか分からなくなってしまってなやんでしました。
さて、前回の次回予告で誤って今回ではなく、次回のサブタイトルをいれてしまいました。申し訳ありませんでした。
「なぁヨシカズ。明日俺んち来ない?」
「でも僕、ポッポの家知らないよ。」
「大丈夫向かえいくから。」
「分かった。じゃあ明日ね。」
「おう!じゃあな!」
金曜日の帰りにポッポと遊ぶ約束をした。
『ピンポーン』遊ぶ準備をしていたら家のチャイムが鳴った。
「和義く~ん。お友達きましたよ~」
「今行く!」
僕が一階へ降りて行くと、そこにはよく見慣れた顔があった。
「よぅ、ヨシカズ!」
「おはようポッポ。あと大将も」
「おはよう富士山。」
「よし!しゅっぱーつ!」
「「ちょっと待て!お前の家知らない!」」
「あぁごめんごめん。気を取り直して出発!」
「「おー!」」
「あっ、お母さん行ってくるね。」
「いってらっしゃ~い気を付けてね~。」
子供達が行った後、ヨシカズの母は安心した様子でため息をついた。
「はぁ、あの子にも友達が出来て良かったわ。あの時はどうなる事かと思ったけど、まぁ本人は忘れてるんだけどね。」
三人は喋りながらポッポの家に向かっていった。
「それで?鳩の家は何処にあるんだ?」
「あそこの黄色いタイルの所。」
「道は繋がってないけど僕の家と近いんだね。そういえば大将の家って何処にあるの?」
「あー俺の家はな、北杏の北部と南部の丁度境目くらいにあるんだよ。」
「へぇ~。じゃあ今度行っていい?」
「まぁいいぞ。」
「こほん。レディースはいないけどジェントルメン!鳩ヶ谷家に到着いたしました~!」
「鳩、中入るからな。」
「ちょっとはカッコつけさせてくださいよ~。まぁいいや。ほら入って。」
三人がポッポの家に入ると、奥から男が出て来て話しかけてきた。
「Hello! I'm Keniti Hatogata. nice to meet you!」
「「えっ?」」
「父さん。おしまい!みんな困ってるから!」
「鳩のとおちゃんなのか?」
「こほん。レディースはいないけどジェントルメン!
私は鳩ヶ谷 賢一。
産まれは北杏、育ちはアメリカ。これから宜しく!」
「「ポッポ(鳩)にそっくりだ…」」
「「ポッポ、ポッポパパの次回予告コーナー!!」」
父「いやー。俺これでんの夢だったんだよ。」
ポ「だからってなんで親子でやるのさ。ヨシカズとかだったら面白くなりそうだったのにさ。」
父「いや人見知りがさ。」
ポ「会ってそうそうネタぶちこんだのは誰さ!」
父「という事で次回は『そのじゅうなな ~Let's fight!~』是非とも御覧下さい!」
ポ「って無視かーい!!」