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200字小説・300字小説

マグロ

作者: 柿原 凛

 マグロは泳ぎ続けていないと死んでしまうそうだが、恋もまたそうなのではないかと思う。

 俺らはいつも二人で散歩しながら色々な話をしていた。

 流れる景色を何気なく眺め、そのうちいつの間にか無言で歩き続ける。そんな雰囲気がたまらなく好きだった。

 そんなある日のことだった。アイツは突然こう言った。

「ちょっと座って休まない?」

 次の瞬間アイツから初めて恋の相談をされた。

 きちんとアドバイスしている俺自身に嫌気が差した。

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― 新着の感想 ―
[良い点] きちんとアドバイスしている俺自身に嫌気が差した、の部分が彼女のことが好きなんだなあ、と伝わってきます。自分の不甲斐なさというか。
[良い点] タイトルはマグロ。ジャンルは恋愛。そこが?となりましたが読んでみて納得しました。 [一言] 青春と恋をビビッと走り抜けるような感じが良かったです。
2013/01/15 18:38 退会済み
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