表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

プロローグ


 SUPER TC。


 SUPER GT、SUPER FORMULAと並ぶ、日本のモータースポーツのトップカテゴリーだ。


 シングルシーターであるフォーミュラ。

 スポーツカーの改造カテゴリーであるGT。

 

 それらに対して、こちらは4ドアセダンや5ドアハッチバックがベース車。


 街のどこにでも走っていそうなごく普通のファミリーカーが、サーキットで牙を剥く。それがこのカテゴリーの最大の特徴だ。


 参戦台数は30台を超え、トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、スバルと言った国内メーカーは勿論、

 BMW、アウディ、フォード、ルノー、プジョー、アルファロメオ、クプラ、ヒョンデと国際色豊かな面々が揃う。



 だが――

 その華やかな顔触れとは裏腹に、レースの内容は極めて荒々しい。


 一言で言えば、

「サーキットの格闘技」

「戦う喧嘩レース」


 そう形容されるのも無理はない。


 バンパー同士の接触や、ボディをぶつけ合うのは日常茶飯事。

 毎レースでスピンにクラッシュは当たり前。


 時にはヒートアップしたドライバー同士が、コース外で殴りあう、なんてことも。


 GTにもフォーミュラにも無い独特の危うさと熱量。それが、SUPER TCの魅力だ。


 そして今年。

 ドイツやイギリスから本場のワークスチームが参入し、海外からも若手実力派ドライバーが次々と来日したことで、このカテゴリーの注目度は一気に跳ね上がった。


 ――世界中の視線が、この東洋の島国に集まり始めている。


 この物語は、そんなレースに舞台に、海を越えて挑んできた一人の若者の物語だ。


 青春と、夢。


 そして、想定外にこじれていく、恋愛模様を描いた話でもある。

カクヨムに同名の小説を投稿しています。そちらもよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ