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作者: 秋葉竹


 


身勝手が

肩で風切って歩いている


ひとりで生きてゆけるみたいな

鉄面皮のツラぶらさげて


だれもこころを開いたりしないから

だれにもこころを開いたりしないんだ

なんて

温もりを求めて彷徨ってるところもあるけど

足が擦り切れるほど彷徨っても

だれも立ち止まってはくれないもんだから


もういっそのこと

身勝手に

肩で風切って歩いてやっていたりするんだ

鉄壁無比の鉄面皮でさ


それって

寂しい光の白昼のこと


周りにいっぱいひとはいるのに

それはだれひとり味方じゃないんだ

その証拠に

みんなにはホラ顔が無いでしょう?


そこにはやさしさだとかあたたかさだとか

ひと雫もありはしないでしょ?


だから

みんなには

顔なんて無くてもいいんだな

なんて

そっちの方が安心できるもの

なんて

引き攣った傷口みたいな考え方


そんなことばかりやってるとね


鏡を

みてごらん?


ソイツにも

顔なんてないかもよ?




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