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レンアイ  作者: WAIai
2/7

【2】

貴子にとって大学生活は充実していた。卓球部に入り、ファストフード店でアルバイトしていた。夕方週に2・3回だが、お金が必要な貴子にはありがたいお金だった。

「ーいらっしゃいませ」

青の制服姿で、入店した客に対し、カウンターから挨拶をする。場所が駅の近くなので、たまに昔の同級生がくることもあった。

「あれ? 貴子?」

「えっと…、ああ!! 分かった!!」

軽くパーマをかけた子のことを思い出し、明るい声を発する。懐かしい感情がうかんできて、頬を緩める。中学の同級生だった。

「ここで働いているんだ」

向こうも懐かしいのか、親しげに話しかけてくる。貴子は頷くと、

「何にしますか?」

メニュー表を渡したのだった。

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