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些細なことで邪推してしまいそれに囚われ不安になったり悩んだりしてしまう人へ

「あるはずのないことで悩んでしまう時のの僕の解決の仕方」


皆さんはありもしないことで不安になったり、それ故に落ち着いていられなかったりすることはあるだろうか?


僕はあった。


具体的には彼女のことでありもしないことを想像しては不安になることが多々あった。


しかし、この考え方を手に入れてからありもしないことで悩むのはほとんどなくなった。


その思考法を紹介したいと思う。


端的に言うとピラミッド思考法というものを応用した考え方だ。


具体的な例で例えを使って紹介しよう。


例えば、あなたは彼女のインスタグラムでこのような投稿を見た。彼女の足元の写真に、知らないの日付、それに猫と猫が抱き合っているスタンプとハートのマーク。

そして、昨日の夜彼女からのラインの返信はスタンプ1つであったとする。

まずは事実だけを述べてみた。


続いて悩みのタネとなる思考のモデルを考える。その人はあろうことかそのインスタグラムの猫の抱き合っているスタンプと昨日のラインの返信がスタンプ1つだけだったことを繋げて考え、それを根拠としてこういう仮説を立てた。


「彼女は浮気をしているのではないだろうか?」


この時点で解決策は2つある。1つ目は彼女に調節聞く。もう一つは自分の思考が本当に正しいか見直すことである。


手っ取り早く彼女に聞いても良いが、これから同じようなことがあったときまた、疑いを持ってしまって同じような気持ちになってしまうだろう。


思考を変えることはこれから先の認識の仕方を変えることでこれは大きな財産であることにお気づきだろうか?


早速僕の解決の仕方を紹介しよう。


実は例にほぼ答えが書いてある。


紙とペンを用意して。


まず思った結果を書いてみよう。


この場合は


「彼女は浮気をしている」


次にその下にトーナメント表のようになぜそう思ったのか一つづつ書いてみよう。


ここでは


「彼女のインスタグラムで自分の知らない日にちと猫が抱き合っているスタンプだったから。」


もう一つは


「彼女のラインの返信がスタンプ1つだったから」


ここで注意したいのは根拠となる「事実」のみを書くことだ。そこでどう思ったのかは客観的な根拠にならない。なぜならその事実に対して受ける印象は人によって様々だからだ。


ではここで、検証に入る。


まずラインのスタンプから見てみよう。


この命題を考えてほしい。


「彼女の返信がスタンプ一つだっから彼女は浮気をしている」


この命題を見て皆さんはどう思うだろか?


ここで、僕の意見を言おう。


浮気をしているという仮説の根拠としてLINEスタンプが一つだけだったというのは根拠としては薄い。


なぜならたまたま、返信したくなくて、または疲れていて返信する気が起きなかったのかもしれない。


これは反例というのだが、これを挙げてみて確かにスタンプ1つだけだったから浮気をしているとは言い切れないとなるだろう。


よって、それは根拠としてはなり得ない。


紙にその根拠にバツをつけよう。反例も書くとなお良い。


次にインスタグラムで猫が抱き合っているスタンプがあったことについて見てみよう。


ここでの命題はこうだ。


「猫が抱き合っているスタンプがあるから浮気をしている」


「ストーリーに上げている猫が抱き合っている写真が自分の知らない日にちだったから浮気をしている」


まず1つ目から見ていこう。


ここまで言えばなんとなくわかっただろうか?


やってみよう。


猫が抱き合っているスタンプは浮気の証拠なるか?


猫が抱き合っていればそれは浮気を表すことなのか?


その根拠になるか?


ここまで言えばわかるかな?


そう。


それは根拠としては甘いね。


反例をみてみよう。


反例は僕なりのものなので自分で納得する反例を挙げてみるといいよ。


僕の反例はこうだ。


それは彼女の心象表現の可能性。


例えば友達といてハグしたい気持ちになってそれをスタンプで表現した。


もはや、反例もいらなかったかもしれない。


ということで浮気をしているのもう一つの根拠である猫が抱き合っているスタンプのところにバツをつけよう。


これで根拠が崩れ始めていることに気がつくだろうか。


もう一つ日にちだ。


日にちが自分の知らない日にちだった。その日に猫と抱き合っているスタンプ。


今度はコラボ技だね。


言い換えてみよう。


自分と会っていない日に猫の抱き合っているスタンプを押していたらそれは浮気を表すことなのか?


もういいかな?


これも整理すると、


「知らない日にちで猫がハグしていたら浮気」


知らない日に友だちと会っていんじゃない?


で、猫のスタンプはさっきのとこで解決したね!


という感じでこの根拠にもバツをつけよう。


するとトーナメントの下2つ。根拠となりえる部分にバツがついたのがわかるかな?


つまりそれはそう判断するには根拠が甘い。


よって、彼女が浮気をしているという仮説は明確な根拠を持たない。と結論付けられる。


少し整理できたかな?


これは、ピラミッド思考法と言って論理立てて考える力をつける際によく用いられる思考法なんだ。


調べてみてね。


まとめよう。


何か判断するときに、それはほんとに根拠となりうるか?ということを考えることがそういった思い込みからの不安から脱出する解決策の一つだ。


以上。


読んでくれてありがとう。


皆さんの生活がより良いものになることを祈っているよ。



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