この世を彷徨う死人
孤独を背中に貼り付けて心にも飼う。
孤独に生きる人の背中を見て、喋っているときの表情を見て、孤独に生きるとはこういうことかと恐怖を感じる。
身近に孤独に生きている人の表情と背中を見て、何も感じないならまだ平和な世界に生きている証拠だ。
この世界は病んでいる。日本だけではないだろう?
二本足で人間は立って歩くが、孤独の重さにも耐えて歩いている人間がいることを、幸せに生きている人間は知ろうともしない。
知ろうともしないじゃないな。知る気にもならないのだ。
無関係のポーズを取って、だったら人と関わればいいじゃない、と無神経な言葉で飾る。
人と生きていたくても理由があって、人と関われないから孤独を選ぶんだ。
孤独を好きで選んでいるんじゃない。人を見限った、若しくは、人が怖いから、過去に他人に何かされたからと嫌でも選ぶしかない理由で孤独を選んでいるんだ。
制御が聞かなくなる。人間は人間を殺す。物理的でなくても精神的に殺すことは出来る。
人間には心に何かを飼っている。
正と邪を飼っていても人間誰しも邪が強い。
邪が強くて正は弱い。
相手の邪に心を殺されて、人を見るとき心を殺された相手は他人をどう見て生きるか?
観察力が優れた人間は、まず、他人の邪を見る。
そして、敵味方を判断する。
ここまで行けば他人と関われない。
人は相手に差し出す手は握手を求める手で、背中に隠す手にはナイフ。
これを知っていてどう人は怖くないと言う?
馬鹿は近づいて心をグサリと刺され何もかも諦めるんだよ?
頭の中でグルグル回る孤独の二文字を回遊させて、人に恐怖を感じる毎日。
握手を求める手と背中のナイフ。
この世界の人間は全員敵だ。
誰を信用して誰と生きる?
孤独を選んだ人間には難しい。
時代は孤独を病と呼ぶ。
一生抜けきれない人に対する恐怖、怒りに捕まり一人この世界で死んで歩く。
孤独を選んで生きる人間は、他人に心を殺されてこの世を彷徨う死人だ。
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