釘を刺す
雄平が一人になったときに直接釘を刺してみるか?
例え、何するか分らない相手でも、校内でことを起こすわけないし、ナイフなんか学校に持ち込む馬鹿はしていないだろう。
命を狙うまではないだろうし、他校の不良にナイフで切ったのも脅しだけで済まそうとしただろうし。
熟考しているオレを、隣の慎は訝しんで見る。
「大丈夫だよ。悩みというほどでも無い。考えすぎだ、お前は」
「お前が悩むことでもないし、オレ一人で解決したいんだよ」
「大丈夫なの?」
「大丈夫、大丈夫! お前が大丈夫かよ?」
おどけて笑顔を見せるオレに、彼は食らい下がる。
「一人で解決できるの?」
「出来なきゃ、一人で悩んでいないよ?」
「何か遭ったら言ってよ?」
「気が向いたらな?」
「そんなことを言う? 気になるよ、昌一、そこまで悩んだことないでしょう?」
「オレをよく観察しているような口ぶりだが全然違うな? っと、慎、オレトイレ行ってくるわ!」
雄平がトイレに入ったので、釘を刺す絶好のチャンスと彼の後に続いて入る。
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