似た者同士
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昼休憩も終わり、残り二時限椅子に座っているだけで家に帰れる。
有紀を、盗み見して我に返ったオレは視線に気付く。
雄平が、オレを見て口の端を釣り上げたのだ。
「――っく!?」
チャイムが鳴った瞬間、オレは、隣のクラスの飯島佐吉に相談しに向かった。
「クソ人――違った。飯島っ! 相談があるっ!」
彼は、校庭側の席で外の景色を眺めて駆け寄ってくるオレに振り向き、
「なんだ? あいつのことか? ほっとけよ、あいつがモタモタしているからだろ?」
相変わらず嫌なやつだな、と思ったが、目には目を歯には歯を、と言うようにクソ人間にはクソ人間と、雄平と同じ考えを持ってそうな人間に声をかけた。
「それと、お前、クソ人間とはなんだ?」
「クソはクソだ。いや。それはどうでもいいんだ。お前ならこの状況分っているんじゃないか?」
「・・・・・・お前、ホント、口悪いな? 聞きに来たのはそれか?」
本人はもう分っているようだ。ふんっ。と鼻息を出して、外の景色を眺めて、
「お前が想像しているのであっているぞ。これ以上は関与したくないんだよ? 僕は何もしないからな?」
「分ったよ、証拠とかは、持っているのか?」
「お前が探せ。関与はしない」
「嫌なやつだな、お前、ホントに」
「何度でも言えよ? 足らないなら、何度でも、言えばいい」
「もういいよ。ありがとな」
「礼は言えるんだな?」
踵を返したオレに、捨て台詞を吐いて外の景色を眺めだした彼は、
「気をつけろ? ああいうやつは、お前みたいなお人好しを狙うんだからな?」
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