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後ろの人は大丈夫です!  作者: 白桜有歩
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声が聞こえても

 雄平くんは、ぼくに死ねと言った。


 その言葉を忘れない。


 どうやっても忘れることが出来ない言葉だから。


 鍵をかけたぼくの心は、誰も開くことが出来ない。


 扉をこじ開けてようとしても、開く事が出来ないように鍵も壊した。


 二度と有紀ちゃんが、ぼくに近づかないようにするしかない。


 だが、どうすればいいか?


 どうすれば関係を終わらすことが出来る?


 彼女との関係を終わらせようとしているぼくは、救いの言葉は不要だと言うかのように関係を終わらすことしか考えなくなった。


 



 翌日、学校の玄関で呼び止められた。


「おはよう、慎太くん・・・・・・」


 元気のない彼女の声に、心が痛む音が聞こえた。


 気にしない、気にしない。ぼくが、彼女から離れていくことが彼女の救いだ。


 呼び止める彼女の声に、心の中のぼくは耳を塞いだ。


朝に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、おはようございます!


昼に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんにちわ!


夜に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、こんばんわ!


寝る前に『後ろの人は大丈夫です!』を読んでくれてありがとうございます! そして、お休みなさい!


 失敗すると考えるから手元が狂う。


 成功を望みすぎるから小さな成果に気付かない。


 人間は多くの成功体験と失敗例に翻弄されがちです。


 失敗で学ぶ知識は後の成功に繋がる。成功を望むだけでは小さな力を大きく育てられない。世界にはたくさんの失敗例があなたたちの教材となります。

ハウトゥー本に頼らなくとも失敗が明日の生きた(教材)糧になる。



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